デイリーアーカイブ Oct 31, 2024
電動アシスト自転車やE-Bikeは輪行できるのか調べてみた
エンジン付きの原動機付自転車よりも自由なデザインを採用し、従来の自転車よりも楽に走行できる「電動アシスト自転車」「E-Bike」。これらの自転車の欠点の1つに、車体重量が重いため自転車を分解して袋に入れて公共交通機関で移動する「輪行」が難しいということだ。今回は電動アシスト自転車やE-bikeで輪行できるか調べてみた。
E-Bike(電動アシストスポーツサイクル)は輪行できるか?
従来の電動アシスト自転車よりもスポーティな走行を楽しめるE-Bike。車体重量もママチャリタイプの電動アシスト自転車よりも軽い車種が多いが、輪行できるのだろうか。
これに関して調べてみると、実際にE-Bikeで輪行(鉄道輪行)を行った人がいるようだ。
https://blog.goo.ne.jp/hanapanch/e/7ad361839e6efce50b77899eb6204f2c:さてE-BIKEで輪行-輪工房の店長は今日も遊んでます。
車種はミヤタ・クルーズで車体重量は18.7kg。バッテリー「BT-E6010」の重量は2.65kgのため、バッテリーを外した場合の重量は約16kgとなる。重いバッテリーをバッグパックに入れるなど、輪行袋に入った自転車の重さを軽くするなどの工夫が必要だ。車体が重いため誰でも輪行を楽しめるわけではないが、輪行は不可能なわけではないようだ。
折り畳み電動アシスト自転車なら気軽に輪行できるのか
折りたたみ自転車に電動アシスト機能を搭載した電動アシスト折りたたみ自転車が増えている。このような自転車なら楽に輪行できると思うかもしれない。しかし、ここで問題になるのが車体重量だ。
電動アシスト折りたたみ自転車は多種多様なタイプがあるが、主流なのが大容量バッテリーを搭載したタイプだ。このようなモデルは車体重量が16kgを越える物も多く、頻繁に輪行を行えない。
筆者が知る限り、軽量な電動アシスト折りたたみ自転車は、TRANS MOBILLY ULTRA LIGHT E-BIKEシリーズ(車体重量11kg台)、Harry Quinn Portable E-Bike(車体重量14kg台)と、数えるほどしかない。
https://www.cyclorider.com/archives/25158
https://www.cyclorider.com/archives/20347
E-Bikeの飛行機輪行で障壁となるバッテリー
輪行を使った自転車旅を行う時、飛行機輪行を考える人もいるだろう。ここで問題となるのが、リチウム電池やリチウムイオン電池は機内持ち込みに制限があること。リチウムイオン電池の場合、160Whを超える物に関しては貨物室の預かりや機内持ち込みは不可能だ。
【国内・国際線】リチウム電池(リチウムイオン電池)が内蔵・装着された一般電子機器の取り扱いについて。
:https://contact-jp.ana.co.jp/app/answers/detail/a_id/6174/
飛行機輪行が可能なE-Bikeは非常に少なく、ヤマハ・YPJ-R/YPJ-C(25.2V×2.4Ah=60.48Wh)や、トランスモバイリー・ウルトラライトE-BIKE(24V×2.8Ah=67.2Wh)ぐらいだ。
E-Bikeで飛行機輪行を行うのなら、バッテリーを外して宅配便で局留め等で送るのが良いだろう。電動折りたたみモペッド「Glafit GFR-01」で、バッテリーのみ宅配便で送り、飛行機輪行を行った人がいるので、E-Bikeでも同じことができるだろう。E-Bikeの場合、バッテリーを外した状態でも走行できるため、バッテリーを受け取るために、局留め先まで移動も行える。
電動バイク glafitバイクでも飛行機輪行やってみたのです‼:https://togetter.com/li/1323000
車体重量が重く輪行は難しいイメージがあるE-Bike。重量や飛行機輪行の制限があるが、輪行は不可能ではないようだ。
https://www.cyclorider.com/archives/46032
ミニベロE-Bike TRANS MOBILLY MAGICのプロトタイプが自転車イベントで公開
軽量折り畳み自転車「ルノー・ライトシリーズ」や、電動アシスト自転車「TRANS MOBILLY」シリーズで有名なGic。手頃な価格で折りたたみ自転車や電動アシスト自転車が購入できるとあって、近年注目されている会社だ。
そんなGicの中でも、オリジナルブランドの「TRANS MOBILLY」シリーズは、超小型バッテリーを搭載した折りたたみ自転車として有名だ。
そんなTRANS MOBILLYシリーズだが、折りたたみ自転車だけでなく、ミニベロタイプのE-Bikeも売り出そうとしているようだ。サイクルドリームフェスタ2019では、TRANS MOBILLY MAGIC(TM-MV207E)という名前で展示されていた。
写真のモデルはテストモデルで市販車とは異なる可能性があるが、目につくのがフレーム内蔵型のバッテリーだ。従来のTRANS MOBILLYシリーズと同じく、超小型の軽量バッテリーを搭載しており、従来のスポーツ自転車のような軽快なデザインを実現している。ドライブユニットは不明だが、後輪インホイールモーターを採用している。価格に関しては、噂では10万円前半で従来のTRANS MOBILLYシリーズのように、比較的低価格で売る可能性が高い。
E-bikeのトレンドが、ハイパワー・フラットアシストで大容量バッテリーの状態で、超小型バッテリーのTRANS MOBILLY MAGICがどんな走りをするのか気になるところだ。
関連記事
https://www.cyclorider.com/archives/31563
トーキョーバイクに乗ってフィルム写真を撮りにいくライドイベントが5/18~19日にKNOTで開催
トーキョーバイクで東京を回るライドイベントを行っている「THE KNOT」。トーキョーバイクに乗ってフィルム写真を撮りにいくライドイベントが5/18~19日にKNOTで開催される。当日は、自転車や交通ルールの説明を含め約2時間半ほどのライド。集合・スタート地点は新宿中央公園前にあるライフスタイルホテル 、THE KNOT TOKYO Shinjuku。ここでは宿泊の有無に関わらず、 どなたでもトーキョーバイクの自転車をレンタルできる。
明治神宮敷地内に広がる広々とした芝生公園に到着でカメラが渡され撮影開始。今回のロモライドで使用するカメラはLomographyのスタンダード「LC-A+」。当日は、Lomographyのスタッフから直接カメラの使い方や撮影のコツなどのレクチャーを受けることが出来るため、フィルムカメラ初心者の方でも参加できる。
また、現像もKNOTメンバーが手配。参加者の方はその間トーキョーバイクスタッフオススメのスポットや、行きたかったあの店に行く等、自転車でしか味わえない東京の街の良さを楽しめるとのこと。最後はMORETHAN BAKERYによる軽食やドリンクを楽しみながら、参加者全員でその日撮った写真をレビュー。両日それぞれ定員10名の限定のサイクリングイベント。
【イベントスケジュール】
・ 9:45 THE KNOTに集合
・ 9:45 - 10:00 自転車の受付、ツアー内容と交通ルール説明
・10:00 - 10:20 明治神宮参宮橋口まで自転車移動、芝生公園まで徒歩移動
・10:20 - 11:00 カメラの使い方を説明後撮影タイム
・11:00 - 11:20 次のスポットまで自転車移動
・11:20 - 12:00 撮影タイム、撮影終了後フィルム回収
・12:00 - 15:00 自由時間(自転車とカメラを自由にお使いいただけます)
・15:00 THE KNOTに集合
・15:15 - 16:30 軽食を食べながら撮影した写真のレビュー
・16:30 イベント終了
【予約・詳細】https://lomoride.peatix.com/
【注意事項・参加要項】
・普段着で巡るライドイベントですが、ワイドパンツやスカートはチェーンに絡まる恐れがあるのでご遠慮ください。
・ヘルメットが必要な方は事前にお伝えください。
・レビュー時の軽食以外のお食事飲み物代はツアー費に含まれておりません。
・イベントの時間は状況により前後する場合があります。
・お客様都合でのキャンセルの場合のご返金は致しかねます。予めご了承ください。
・レンタルでご用意する自転車には全て損害賠償の保険が付帯しておりますが、お客様自身の怪我などは自己責任となりますので予めご了承ください。
・雨天の場合は事前にイベント中止の連絡をさせていただきます。
【お写真のお取り扱いについて】
今回のイベントでは、 ワークショップにご参加頂いた皆さまのお写真をレポートとしてTHE KNOTやトーキョーバイク、LomographyのwebサイトやSNSに掲載する予定です。掲載を希望されない方は当日スタッフまでお声がけください。
【定員】最大10名
【集合場所】https://hotel-the-knot.jp/tokyoshinjuku/access/
【締め切り】5月18日 AM8時まで
【Q&A】トーキョーバイク 担当: 橋原 hashihara@tokyobike.com
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About トーキョーバイク
東京の東側、台東区谷中というゆったりとした寺町にある自転車のメーカーです。
大人から子供まで、トーキョーバイクに乗る人々の楽しそうな笑顔を想像しながら日々の生活や街を楽しむための自転車をつくっています。
About Lomography
ロモグラフィーはクリエイティブで実験的なアナログ写真に情熱を燃やす世界規模のコミュニティーです。ビビッドでユニーク、そして時には手ブレ全開のクレイジーな写真でさえ楽しむ—そんな常識にとらわれない精神でたくさんの実験的なカメラやフィルム、レンズ、アクセサリーを生み出し、世界中の何百万人もの愛好者(=ロモグラファー)とともに写真の楽しさを広めようと考えています。
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