デイリーアーカイブ Apr 26, 2025
四国一周×台湾一周のサイクリング交流促進に向け、EHIMEサイクリングプロモーション隊が「FORMOSA900」にチャレンジ
今年で8回目を迎えた台湾一周サイクリングイベント「FORMOSA900」。EHIMEサイクリングプロモーション隊10名が「捷安特(ジャイアント)日本騎士團」の一員として参加し、11月9日(土)から16日(土)の8日間で、無事、台湾一周900kmの「環島」を達成した。
このプロモーション隊は、愛媛県自転車新文化推進協会と台湾自行車新文化基金會が、2017年3月に締結した「四国一周・台湾一周友好交流協定」に基づき派遣されている。一行は、四国一周サイクリングの公式ジャージを着用しPRを行いながら、台湾の充実したサイクリング環境のもと、変化に富んだ豊かな自然やご当地のグルメ、地元の人との触れ合いも楽しんだ。以下リリースから
11月9日(土)、晴天のもと台北市庁前で開催されたスタートセレモニーでは、台湾内外から参加した各チームが壇上で紹介され、会場には、これから始まる「環島」への期待感、高揚感が溢れていました。
スタート後は、自動車とバイクで渋滞する市街地を抜け、淡水川に沿ったサイクリングロードを通り、西海岸側へ。海岸沿いに立ち並ぶ白い風車を背景に、自転車専用レーンを南下する快適なサイクリングで初日は終了。前半戦となる台湾南端の恆春までの約500km(4日間)は、真夏並みの日差しと暑さになりましたが、アップダウンは殆どなく、追い風を背に順調に進むことができました。
5日目は、西側から東側へ横断するため、460mの峠越えコース。途中、先住民族の子どもが通う牡丹小学校で記念撮影を行ったほか、一緒になった台湾のサイクリスト達と「加油(頑張れ)!!」と声を掛け合い、全員無事に峠を登り切りました。長い下り坂の先に、これまでとは表情の異なる鮮やかなブルーの太平洋が眼下に広がった時には、一行から歓声があがりました。
後半戦となる東側は、少し単調な西側の風景とは違い、眼前に迫る山脈や森林の並木道、遠くまで広がる田園地帯など、変化に富んだ景観に台湾の多面的な魅力を実感するとともに、適度なアップダウンや廃線敷きを改良したサイクリングロードの走行など、飽きの来ないライドとなりました。
ちなみに、道路環境と交通量により安全走行が困難な花蓮ー宜蘭の区間は列車で移動しましたが、台湾では、自転車をそのまま車両に積み込めるほか、駅構内も自転車の導線に配慮するなど、サイクリストに優しい工夫が施されており、サイクリングアイランド四国の実現を目指すうえで、非常に参考となりました。
迎えた最終日も快晴。現地ガイドによると、この時期の台湾一周で全行程が天候に恵まれたことは初めてのことだそう。そのため、急遽ルートを変更し、台湾最東端の三貂角燈塔を目指しました。最終日に斜度15%の坂道を登るのはきつかったものの、展望台から望む太平洋の美しさは格別でした。
その後、ノスタルジックな街並みとランタン(天燈)飛ばしで有名な十份に立ち寄り、各自、願いことを書いたランタンを大空へ飛ばしました。
そして、いよいよゴールとなる松山駅へ到着。現地ガイドやチームスタッフによる手厚いサポートや仲間との協力により、大きなアクシデントもなく、全員無事に完走することができました。
参加者からは、「成し遂げられるか不安だったが、チームで走ることが大きな力になった」、「肌で感じた台湾一周の魅力を愛媛に戻ってサイクリング仲間に伝えたい。」、「両地域の交流が盛んになり、台湾のサイクリストも四国一周にきてくれれば嬉しい」との声が聞かれました。
ゴール後、開催された慰労会では、台湾自行車新文化基金會から、完走証と完走メダルが授与されたほか、四国一周×台湾一周のダブル達成ジャージがプレゼントされ、満面の笑みでの記念撮影で幕を閉じました。
CHALLENGE 1,000kmプロジェクト: https://cycling-island-shikoku.com/challenge_1000.html
通勤・通学向けクロスバイク ブリヂストン・TB1を解説
ブリヂストンサイクルから、男子高校生に向けた通学専用クロスバイク「TB1」が発売された。TB1はクロスバイクの中でもスポーツ自転車趣味向けのモデルではなく、通勤や通学、街乗り用向けのモデルと割り切っている。本格的なスポーツ自転車ではなく、通勤・通学向けのクロスバイクだ。
アルミフレームは2種類のフレームサイズをラインナップ。ブレーキは前はVブレーキ。後ろはローラーブレーキを採用した。ローラーブレーキは音鳴がしにくく急制動時の車輪のロックが起こりにくく街乗り向けのブレーキで、主にシティサイクルやファミリーサイクルに多く使われている。
ギアは外装7段変速。街乗りなら必要十分のギアだ。車輪はシティサイクルで多く採用されている27インチ。タイヤは27×1-3/8でシティサイクルで多く採用されている規格だ。700Cのように高性能なタイヤを選ぶことは出来ないが、安価にタイヤやチューブを購入することができ、耐パンク性能が高いタイヤを選ぶことができる。TB1に装着されているタイヤはタフロードチューブガードというタイヤで、チューブの摩擦を防ぎ耐パンク性能を向上を売りとしている。
通学用クロスバイクなので、スタンドは当然標準装備。チェーンも街乗り用自転車で採用されているのを見る防錆仕様、シティサイクル並の頑丈なサークル錠、フル泥除け、自動点灯タイプのオートライトを採用している。標準では荷台やカゴはなく、オプションで後ろ荷台がある。3年間盗難補償や賠償責任補償付き傷害保険もついてくる。
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ブリヂストンサイクル:www.bscycle.co.jp
ブリヂストンサイクル「Ordina」シリーズまとめ 内装変速機+ベルトドライブの街乗りスポーツサイクル
ブリヂストンサイクルの街乗り自転車シリーズ「ブリヂストングリーンレーベル」シリーズには、一般的なシティサイクルよりもお洒落な小径シティサイクル「Vegas」、子供乗せの装着が可能なカーゴバイク「Tote Box」、アルミフレームで現代的なスタイルを採用するクロスバイク・ロードバイク・スポーツ折りたたみ自転車のCYLVA、クロモリフレームで古典的なスタイルを採用したクロスバイク・ツーリングタイプ・ミニベロの「Chero」。お洒落なシティサイクル・折りたたみ自転車の「Mark Rosa」等がある。その中でもOrdinaは、通勤・通学向けのクロスバイクとして有名だ。
Ordinaシリーズの一番の特徴は、内装変速機とベルトドライブ。内装変速機は、ギアが車軸(ハブ)内部に入っており、汚れに強い、メンテナンスが少なくて済む、停車中でも変速できる利点がある。スポーツサイクルでは珍しいのがベルトドライブで、油を差さなくても良い。また、Ordinaシリーズは、一般車のように気軽に鍵がかけられるサークル錠や、駐輪が簡単にできるサイドスタンド、バッテリーライト等を標準装備。また、オプションに買い物で役に立つカゴや、泥はね防止のための泥除けも用意している。3年間盗難補償もあるため、安心して街乗りができるだろう。
Ordinaシリーズ一覧
Ordina F5B
Ordinaシリーズの中でもエントリーモデルに位置するのがOrdina F5B。ホイールサイズを一般車と同じ27×1-3/8を使うことで、街の自転車店やホームセンターでもタイヤ交換やチューブ交換ができ、コスト面に優れている。変速機は内装5段変速を採用。街乗りでは必要十分の性能を持っている。車体重量は14.5kg。カラーリングはクロツヤケシ、ホワイト、リバーブルー、コバルトグリーンの3色。価格は57,800円(税抜)
Ordina F8B
Ordinaシリーズの上級モデルがF8B。フロントブレーキは軽いタッチで強力なブレーキがかかる油圧ディスクブレーキ(フロント)と、シンプルなVブレーキ(リア)を採用。スタンドはシンプルで収まりが良いセンタースタンドを搭載した。変速はシマノ・NEXUS内装8段変速。内装5段変速よりも、軽いギアがあり、長い距離を走るのならこちらのほうが良いだろう。価格は94,800円(税抜)
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