デイリーアーカイブ Apr 27, 2025

Eバイク市場調査レポートの概要が公開 市場規模は約1兆6,500億円以上、年6パーセントで成長

グローバルインフォメーションは4月20日、市場調査レポート「世界のEバイク(電動自転車)市場:成長、動向、および予測」 (Mordor Intelligence LLP発行) の販売を開始すると発表した。 「世界のEバイク(電動自転車)市場:成長、動向、および予測」 の概要では、Eバイク市場は2019年に154億2000万米ドル(約1兆6,500億円以上)に達し、2020年から2025年の予測期間中にCAGR6.21%で成長すると予測されている。また、レジャー等の使い方以外に、物流やEバイクのレンタルサービスなどで拡大すると予想している。2018年にはペダルアシストタイプのEバイクが世界市場の88.32%を占めている。 地域別では、アジア太平洋地域は世界市場を支配すると予想され、中国が最大の市場シェアを占めている。Eバイク最大の消費国である中国国内の売上高が増加し、Eバイクの世界市場の成長に影響を与えている。他の国では、インド政府もEバイクの使用を奨励している。 欧州でのEバイク市場はアジア太平洋地域に次ぐ約20%のシェアを占めている。欧州ではドイツが最大シェアを占め、フランスとイタリアがそれに続く。ドイツでは、Eバイクはスポーツやレジャーだけでなく、クリーンでかつ静かで、場所をとらない代替交通手段として好まれており、都市のロジスティクスに採用されているとのこと。 2018年にドイツのEバイク売上は、自転車市場全体の23.5%を占め、販売されているEバイクのうち、250W/時速25キロモデルの一般的なE-Bikeが99.5%を占めている。0.5%は、保険の加入とヘルメットの着用が義務づけられている時速45キロの高速モデルとなる。 フランス、イタリア、オランダ、スペインでも、Eバイクの需要が高まっているとのこと。Eバイクの採用を検討する主な理由に、健康上の利点、環境上の利点、支出の削減、交通渋滞の回避、若者間のスポーツ用品としてのEバイクの需要の増加などがある。また、オランダの調査では、欧州の4分の1にあたる人々がEバイクで通勤することに前向きだ。 関連リンク 世界のEバイク(電動自転車)市場:成長、動向、および予測 グローバルインフォメーション

Xフレームの折りたたみ自転車「ハリークイン モバイリーフィールド」にオート2段変速仕様が登場

ブロンプトン風の電動アシスト自転車をラインナップしている事で有名な「Harry Quinn(ハリークイン)」。ハリークインの折りたたみ自転車の中でも、手頃な価格で購入できる縦折れ式折りたたみ自転車「MOBILLY FIELD(モバイリーフィールド)」に、2段変速仕様が登場するようだ。 モバイリーフィールドは12インチの縦折れ式の折りたたみ自転車。折りたたみ状態でも転がし移動ができるだけでなく、折りたたみハンドルを採用することで、狭いスペースでも置くことができる。 新たに登場する「MOBILLY FIELD AUTOⅡ(モバイリーフィールド オート2)」は、12インチ折りたたみ自転車では珍しく変速機を搭載したモデル。変速機は内装2段変速で、時速14キロメートルで変速が切り替わるオートマチック方式を採用した。フレームはスチールで、折りたたみサイズは770×1130×280mm。フロントクランクは48T、リアコグは13T。 価格はシングルギアのモバイリーフィールド(40,000円)より15,000円高い、55,000円(税抜)。発売は5月7日を予定している。 関連リンク ハリークイン ※2020年4月29日、リアコグの表記に誤りがあったため訂正しました。

シクロライダーのニュースピックアップ 新型コロナウイルス(COVID-19)での自転車界の状況は?

2020年4月現在、世界中で蔓延している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、自転車界にも様々な影響を与えている。今回、ノアドットが運営している、コンテンツ共有プラットフォーム「nor.」を活用し、注目のニュースをピックアップした。 自転車通勤が注目される 今回の新型コロナウイルス感染症により、注目されているのが自転車通勤。バスや電車等、混雑した公共交通機関に乗った場合、新型コロナウイルスにかかる不安があるため、自転車通勤に切り替えている人が増えている。自転車の販売だけでなく、メンテナンスで来店する人も増えているとのこと。コロナウイルス対策で自転車に乗る流れは、日本だけでなく海外でも広まっているようだ。 外食宅配サービスでの自転車の活用 新型コロナウイルスの拡大により、大きな打撃を受けている外食産業。外出自粛で客足が減り、自宅で食事を取る人が増えている状況の中、持ち帰りや宅配を行う事業者が増えている。宅配に関しては、店独自の宅配サービスでの活用からUber Eats等の料理宅配サービスまで、自転車を活用する所が増えている。 インドアでのオンラインサイクリングがブームに 新型コロナウイルスの影響により外出自粛となっている中、注目されているのがインドアサイクリング。スマートトレーナーと自転車に、パソコンやスマートフォン等を接続して楽しむ物。景色がモニターに映り、インターネットを通じて他の人とサイクリングが楽しめるため注目されている。今ではプロ選手によるバーチャルレースも行われており、eスポーツの1つになりつつある。