デイリーアーカイブ Apr 26, 2025

ヤマハ発動機からYPJシリーズ最高峰のフルサスE-MTB「YPJ-MT Pro」が登場

ヤマハ発動機は7月29日、フルサスペンションタイプの電動アシストマウンテンバイク(E-MTB)のニューモデル「YPJ-MT Pro(ワイピージェイ エムティー プロ)」を、全国の「YPJ Pro Shop」で9月25日に発売すると発表した。 「YPJ-MT Pro」は、スポーツ電動アシスト自転車「YPJシリーズ」のフラッグシップモデル。「Fun and Exciting unusual experience〜楽しくて刺激的な非日常体験〜」をコンセプトに、「乗りこなす楽しみ」「マウンテンバイク特化のアシスト性能」「ユニークデザイン」をポイントに開発を行ったフルサスE-MTBだ。 YPJ-MT Proの主な特徴 車体剛性と最適な重量バランスを実現する「YAMAHA Dual Twin Frame」 フレームはメインフレームの上下(トップチューブ/ダウンチューブ)が、それぞれ2本に分かれた構造の「YAMAHA Dual Twin Frame」を新たに開発。 2本のトップチューブの間にリヤサスペンションを配置することで、シート高、地面からトップチューブ上面の高さ(スタンドオーバーハイト)を低減し、セクション途中などでの足つき性を向上する。また、ダウンチューブは、バッテリーを2本の閉断面のチューブで挟み込むレイアウトとすることで適正な剛性の確保を容易にし、同時に車体の重量バランスを最適化し、操縦性,取り回し性の向上に貢献した。 路面追従性を考慮したサスペンション リアサスペンションはリンク式リヤサスペンションを採用。レイアウト設計は、リヤサスペンション特性(リヤホイールの軌跡、路面追従性)を考慮した。前後サスペンションは、マウンテンライドに適したサスペンションを選択しており、フロントサスペンションは、 ROCKSHOX YARI RC boost ストローク量160mm、リヤサスペンションはROCKSHOX Super Deluxe Select+ ホイールトラベル量150mmを採用した。 パワフルでシャープなペダリングレスポンスに、より高いクランク回転数に対応し、オートマチックサポートモードも搭載した「PW-X2」ドライブユニット 脚力をアシストするモーターは、より高いクランク回転数(ケイデンス)に対応した小型・軽量ドライブユニット「PW-X2」を搭載。スムーズながら、パワフルでレスポンスの良いアシストフィーリングを実現している。 アシストモードは、7モードから選択可能。「YPJ-XC」で好評の「EXPW(エクストラパワー)モード」は、よりライダーのペダリングに素早く反応し、乗り手の意のままにパワフルな走行が楽しめるようチューニングを行った。 また、新たなアシストモードとして、「ECOモード」~「HIGHモード」までのアシストモードを車両側が自動的に選択する「Automatic Support Mode(オートマチック サポート モード)」も搭載。走行状況に応じて、ライダーの要求にシンクロし、最適なアシストを提供する。 ヤマハレーシングカラーとリレーションしたカラーリングデザイン カラーリングは、ヤマハの持つレーシングイメージを想起させるヤマハレーシングカラー(ブルー×シアン)を基調としながら、「YAMAHA Dual Twin Frame」の造形を引き立たせる塗り分け塗装を採用。造形は、シンプルな形状とすることで軽快感を表現しながら、「ヤマハ」らしいテクノロジーを感じさせる立体デザインを売りにしている。   YAMAHA YPJ-MT Proのスペック フレーム:ヤマハ Dual Twin™ フレーム アルミ フロントフォーク:ROCKSHOX YARI RC boost 160mm 重量:23.8kg(Sサイズ) ブレーキ:MAGURA MT...

高いロードバイクと安いロードバイクの違いとは? 東京のレンタサイクル「CycleTrip BASE」で実際に乗って確かめてみた

ドロップハンドルと軽量な車体で、舗装路を軽快に走行できるロードバイク。今ではレースだけでなく、サイクリングなど幅広い楽しみ方があります。人気のロードバイクは、様々なメディアで購入ガイドが公開されていますが、高価なロードバイクと安価なロードバイクの違いや、レーシングタイプのロードバイクとエンデュランスの違い、アルミとカーボンの違いなど疑問に思う事も少なくないでしょう。 今回、東京・浅草にあるレンタサイクル「CycleTrip BASE」にあるレンタル可能なロードバイクを一斉インプレッション。アルミフレームでお手頃な価格で購入できるエントリーロードバイクから、何十万円もするカーボンフレームのロードバイクまで紹介します。また、単体車種の紹介だけでなく、様々な違いも比較して解説します。 10万円以下で購入できるエンデュランスロードバイク ロードバイクの中でも、レース用ロードバイクよりも、ライダーの姿勢が少し起きるように設計されたロードバイクが「エンデュランスロードバイク」です。 レーシングタイプのロードバイクよりも、ライダーの首や背中にかかる負担を軽減してくれるのが特徴です。手頃に購入できる10万円以下のロードバイクでは多くのブランドが、このような設計を採用しています。CycleTrip BASEでレンタルロードバイクの主流がこのタイプで、街乗りからサイクリングまで幅広い楽しみ方を行いたい人に向いています。 SCOTT SPEEDSTER 40 レーシング用ロードバイク「FOIL」シリーズや「ADDICT」シリーズで有名なSCOTT。アルミフレームのロードバイク「SPEEDSTER」シリーズは、エアロダイナミクスも考慮した、FOIL譲りのチュービングとADDICT同様のアップライトなエンデュランスジオメトリーを採用したロードバイクです。 SCOTTのレーシングロードバイク風のデザインながら、乗車姿勢はアップライトのため、レース用ロードバイクの前傾姿勢のキツイ所は少ないです。 また、タイヤはスポーティなクロスバイクと同じ700×28Cタイヤを採用しています。これにより、荒れた舗装路でも安定性を確保。ロードバイクらしいスタイルに外連味がない走りを実現しています。 レンタル料金:¥6,000/日(2日目以降 ¥4,000/日)¥18,000/月 CycleTrip BASEでSCOTT SPEEDSTER 40をレンタルする フレーム:Speedster / D.Butted 6061 Alloy Endurance geometry /Integrated Headtube, int. cable routing フロントフォーク:Speedster Alloy 1 1/8" Alloy steerer コンポーネント:Shimano Claris クランク:Shimano Claris FC-RS200 50x34T スプロケット:Shimano CS-HG50 8 Speed 11-32 T ブレーキ:Tektro BR-315 Catridge Pads 39- 51mm タイヤ:Schwalbe Lugano 700x28C GIANT Contend...

2021年モデル最新版 10万円以下のロードバイクまとめ ディスクロード等もピックアップ

(2020年12月2日更新)ロードバイクと言えば何十万円もするモデルや、100万円クラスの非常に高価なモデルが少なくない。そんなロードバイクの世界でも、10万円以下のロードバイクもエントリークラスの価格帯が用意されている。自転車ブランドのロードバイクなら、安価なロードバイクでも楽しく走れるだろう。 今回は10万円以下のロードバイクをピックアップ。また、参考として10万円にプラスアルファで購入できるロードバイクも紹介する。10万円に少し加えると、最新のトレンドを採用したモデルを選ぶ事ができるので、可能であれば予算は増やしたほうが良いだろう。価格は追記が無い限り税抜き表示。 2021年モデルの10万円以下のロードバイクの傾向 2021年モデルでは、10万円プラスアルファや10万円以下で購入できるロードバイクでも、ディスクブレーキ仕様が増えてきた。高価格帯のロードバイクでは定番となっているディスクブレーキロードバイク。2021年モデルでは低価格のエントリーモデルと呼ばれている物でも増えている。 また、時代の流れに合わせて、フレームとタイヤの隙間にゆとりがある車体設計が増えている。これにより、ロードバイクでも28ミリや32ミリ以上の太いタイヤを装着できるモデルが増えている。 ディスクブレーキを採用したロードバイク ハイエンドロードバイクで主流になりつつあるディスクブレーキ付きロードバイク。10万円以下のモデルでもディスクロードが登場している。従来のキャリパーブレーキよりも軽いタッチで効くため、エントリーモデルでも普及するのは時間の問題だ。規格に関しても、殆どのモデルがハイエンドモデルと同じ規格(前後12ミリスルーアクスル、フラットマウントディスクブレーキ)を採用しているのがほとんどだ。   GT ROAD SPORT アメリカの自転車ブランド「GT」と言えば、マウンテンバイクやBMXで有名だがロードバイクもある。GT ROAD SPORTは、GTのアイコンであるシートステイはシートチューブと接触することなくトップチューブに接続されたフローティングデザインのトリプルトライアングルを採用。10万円を切る価格では貴重なディスクロードバイクの1台。 フレームはアルミフレームで、フロントフォークはフルカーボンフォークを採用。コンポーネントはShimano Clarisで、クランクはFSA Tempo、50/34T、スプロケットはSunrace, 11-32 8速。ブレーキはPromax Render R機械式ディスクブレーキ。タイヤはVittoria Zaffiro、700x28c。価格は9万9800円。 出典:GT Bicycles KhodaaBloom FARNA DISC Claris KhodaaBloom FARNA DISC Clarisは8万円台で購入できる貴重なディスクロードバイク。小柄で手足が短めな日本人に合わせたフレーム設計のエンデュランスロードバイク「FARNA」をベースにしたディスクロードバイク。8万円台と低価格ながら、コスト削減しやすいクランクやスプロケットはシマノ製を採用したり、コンチネンタル製のタイヤを装着するなど、低価格ながら細かい所にこだわっている。 フレームはAll-New“EAST-L”Triple butted.SmoothWeldアルミフレームで、フロントフォークはフルカーボンフォークを採用。コンポーネントはShimano Clarisで、クランクはSHIMANO FC-R2000、50/34T、スプロケットはShimano, 11-32 8速。ブレーキはTEKTRO MD-C550機械式ディスクブレーキ。タイヤはContinental ULTRASPORT 700X25C。価格は8万9000円。 出典:khodaa-bloom.com 10万円プラスアルファで購入できるディスクロードバイク ここでは、10万円にプラスアルファを加える事でラインナップに入るロードバイクをピックアップ。比較的高価なディスクロードバイクは、10万円以下で購入できるモデルは少ないため、予算を足して選択肢を増やすのをお薦めする。 Cannondale  Synapse Disc Sora Synapseは、舗装された道を長時間走るのを重視したグランフォンドタイプのロードバイク。ロードバイクとしては、ハンドルポジションが高めで、前傾姿勢が緩いポジションを採用している。 フレームはSmartForm C2アルミフレームで、フロントフォークはSAVE フルカーボンフォークを採用。コンポーネントはShimano Soraで、クランクはFSA Velo、50/34T、スプロケットはShimano HG400, 11-34 9速。ブレーキはPromax Decoder R機械式ディスクブレーキ。タイヤはVittoria Zaffiro、700x28c。価格は11万円。 出典:Cannondale FELT VR60 FELT VR60は、オンロードサイクリングから通勤、砂利道まで対応するマルチロードバイク。レーシングロードバイクよりもアップライトな乗車姿勢に、最大35ミリタイヤが装着できるタイヤクリアランスを採用し、高い汎用性を売りにしている。トップチューブにはストレージボックスを装着するためのアイレットを装備。また、アルミフレームの540mmサイズ以上には、ダウンチューブに2箇所のボトルケージアイレットを備えている。オプションでVR専用のフェンダーが装着できるようになっている。 フレームはSuperLite アルミニウム、Custom Butted、Hydroformed、SuperSmooth welding、BB386、機械式シフト専用で、フロントフォークはUHC Advanced カーボン、モノコックコンストラクション。コンポーネントはShimano Clarisで、クランクはShimano FC-R2000, 50/34T、スプロケットはShimano...