デイリーアーカイブ Apr 26, 2025

リドレーの公式サイトで2021年モデルが公開 自分好みの仕様が可能な「Bike Craft」も用意

ミズタニ自転車は8月上旬に、リドレー2021年モデルを公式サイトに発表した。 「リドレー」はロードバイクなどで有名なベルギーの自転車ブランド。2020年3月に代理店が変わり、ミズタニ自転車が取り扱いを行っている。ラインナップはエアロロードバイク「Noah Fast Disc」、ライトウェイトディスクロード「Helium SLX Disc」、エンデュランスロード「Fenixシリーズ」、グラベルロード「Kanzoシリーズ」、シクロクロス「X-Night」のラインナップとなる。     また、新たな購入方法としてBike Craftが登場した。Bike Craftとは、シマノの国内代理店のミズタニ自転車株式会社が提案するサービス。ユーザーの体格や使用用途に合わせて、シマノの主要パーツの仕様やサイズが選択でき、完成車販売とフレーム販売の中間の位置づけとなる。 Bike Craftはフレーム販売しているモデルが対象で、シマノのコンポーネントのグレードを選択することが可能。 ロードとシクロクロスモデルはシマノ DURA-ACE DI2、DURA-ACE メカニカル、ULTEGRA DI2、ULTEGRA メカニカルの4種類から選択可能。グラベルモデルはシマノ GRX800 DI2、GRX800 メカニカル、GRX600 メカニカルの3種類から選ぶ事ができる。 付属されるパーツはシマノの主要パーツのみで、メカニカル仕様の場合、STIレバー、フロントディレイラー(Kanzo Fastはフロントシングル設計のため付属しません)、リアディレイラー、クランクセット、カセットスプロケット、ブレーキキャリパー、チェーン、ブレーキローター、フラットマウン取付ボルトとなる。また、DI2仕様はメカニカル仕様の9点セットに加え、ジャンクションA(EW-RS910)、ジャンクションB(SM-JC41)、バッテリー(BT-DN110A)、充電器(SM-BCR2)が加わる。 クランクの長さと歯数、カセットスプロケットの歯数、リアディレイラーの種類、ローターサイズは自身の体格や使用用途に合わせて好きなサイズが選択可能だ。 Bike Craftは完成車販売ではなく、Bike Craftで購入した場合、ホイール、タイヤ、チューブ、BB、ハンドル、ステム、シートポスト、サドル、バーテープ、コラムスペーサーが必要。また、DI2仕様の場合は、エレクトリックワイヤーの購入も行う必要がある。 関連リンク RIDLEY

SCOTTのフルサスE-MTB「GENIUS eRIDE JAPAN SPEC 2nd」登場を予告 FOX製サスペンションなどを装着してアップグレード

スコットジャパンは、フルサスペンションE-MTB「GENIUS eRIDE JAPAN SPEC」の第2世代、「GENIUS eRIDE JAPAN SPEC 2nd」の登場を予告した。 GENIUS eRIDEは、SCOTTのフルサスペンションMTB「GENIUS」のE-Bikeモデル。前後150mmトラベルのサスペンションを装備し、更に「Twin Lock Synstm」を採用することで、一つのレバー操作で前後のサスペンションを同時にモード切替、セッティングが可能なのを売りにしており、発売から間もなくで完売となった人気モデルだ。 2ndモデルの変更点は、サスペンションとサドル、パワーユニットのアップデート。フロントフォーク及びリアユニットはFOX製サスペンションを採用。パワーユニットは、1stモデルと同じBosch「Performance Line CX」だが、2ndモデルでは、アップデートを行い、最大トルク75Nmから85Nmへと向上させた。スコットジャパンのリリースでは、最大値を発生させる為には瞬間的に大きな踏み込み力を得た場合となり、実際のライディングではトルクアップした10Nmの差は体感できるレベルではないとのこと。 カラーリングは1stモデルのグロスブラックとは違い、艶消し仕様のメタリックダークグレー「MATT GRANITE BLACK」を採用。ロゴはヘアライン調の「BRUSH METAL LOGO」で、フレームカラーにシャープなアクセントを与える仕様となっている。 GENIUS eRIDE JAPAN SPEC LIMITED 2ndの価格は63万8000円(税抜)で、12月中旬発売開始予定。 https://www.cyclorider.com/archives/36913 関連リンク SCOTT JAPANのリリース

東京サイクルデザイン専門学校がイタリアのハンドメイド自転車職人「ジャンニ・ペゴレッティ」特別講師のオンラインワークショップを開催予定

アルテチクロと東京サイクルデザイン専門学校(TCD)は8月17日、イタリアのハンドメイド自転車ブランド「DeAnima( デアニマ)」のジャンニ・ペゴレッティによるオンラインワークショップの開催を行うと発表した。 コロナ禍の渦中で海外研修の中止を余儀なくされる同校学生に向けて、自転車作りの本場イタリアの名匠の指導が受けられる貴重な機会を提供を行うために実施される。外国人を講師に招いたオンラインによる講座の実施は同校で初めての試みとなる。 ジャンニ・ペゴレッティ氏によるワークショップは10 月5 日を初回とし、計5 回開催の予定。開催時期と内容は変更する場合がある。 ・ワークショップ講師 ジャンニ・ペゴレッティ 自転車職人だった兄ダリオ・ペゴレッティが立ち上げた工房を手伝い始めてキャリアをスタート。ジャンニがもたらしたアーティスティックな感性で「ペゴレッティ」は世界有数のブランドに育ち、兄ダリオは最高峰の自転車フレームビルダーと評された。 兄の工房を離れた後はイタリアにある、ヨーロッパ最大の麻薬中毒患者の更生施設で自転車製作を教授。数多くの自転車職人を育成し、院生の更生と社会復帰の後押しをした。 現在は、施設の生徒であった弟子とともに自身のブランド「DeAnima( デアニマ)」を立ち上げ、フレームビルダー・ペインターとして活躍している。 ・コーディネイター Arteciclo( アルテチクロ)(合同会社ラ・メッカ) 代表︓静観篤(しずみあつし) イタリア語講師・通訳・通訳案内士としての長年の活動を通じて、日本とイタリアの国や人々に貢献することを信条とする。イタリアのハンドメイド自転車「BIXXIS( ビクシズ)」の日本国内輸入元としての取り組みを経て、さまざまな自転車工房やその職人たちを応援するイニシアティブ「Arteciclo(アルテチクロ)」の活動を開始。イタリアのつくり手と日本のユーザーが言葉の壁を越えて絆でつながり、二国の懸け橋となることを目指す。 関連リンク arteciclo