デイリーアーカイブ Apr 27, 2025

E-Bike界のテスラか!?超軽量でパワフルな未来のフルサスE-MTB「Forestal Siryon」【海外E-Bike情報】

日進月歩のように進むE-Bikeの世界。日本市場でもMERIDA、GIANTなど大手自転車ブランドや、Boschなど大手サプライヤーも本格参入し、競争が激しくなっている。 日本市場よりも熾烈な争いのEU市場では、従来の流れとは違うE-Bikeが登場している。その中で注目されているのがForestal Siryonだろう。 Forestal Siryonは、29インチのエンデューロタイプのフルサスペンションE-MTB。車体重量18キロを切る軽い車体に、最大トルク60NmとライトウェイトE-Bikeでは高いトルクを実現。また、スマートフォンとの連携し、E-Bike界のテスラとも言えるだろう。Forestal Siryonの日本市場導入に関しては不明だが、今回はSiryonのリリースを紹介しよう。   https://youtu.be/GFJYjuXqOwo SiryonはアンドラにあるForestalのテクノロジーセンターで全て開発されている。Forestal曰く「設計とエンジニアリングに新しいベンチマークを設定し、統合とパフォーマンスを次のレベルに引き上げる」とのこと。 フレームはカーボンファイバーモノコックに、特許取得済みの専用サスペンションを搭載。また、ユニットは独自開発されたカスタム開発の超軽量モーターやバッテリーを採用し、完全に統合されたタッチディスプレイ、独自のアプリを介してスマートフォンに接続することもできる。 モデル名は星座と星から名前を付けており それぞれが歴史の伝説と神話に基づいた独自の性格を持っているとのこと。Siryonの名前は、夜空に見える最も明るい星、シリウスに由来し、パワーと偉大さを意味している。 Forestalのデザインは完全に独立し、サードパーティの統合や要求による妥協や制限は一切無いのを売りにしている。 Alpha Boxフレームは、フレームの各部に高・中弾性カーボンファイバーを採用。快適性を必要とする重要な部分では柔軟性を、その他の部分では剛性を高めてハンドリングレスポンスを向上させるように配合していると謳っている。 リアサスペンションはTwin Levityを採用。パフォーマンス、ライディングエクスペリエンス、効率性に重点を置いて設計された特許取得済みのサスペンションシステムで、シングルピボットシステムをベースに、パフォーマンスを向上させる主要な追加リンケージを備えている。シンプルさと軽量化といったあらゆる要素を、マルチリンクシステムの運動学的な改良によってさらに高めているとのこと。   この投稿をInstagramで見る   Wishing you a happy New Year. This is definitely going to be an exciting one. 2020, the Year of Forestal #rideforestal #2020 #forestalbikes FORESTAL(@forestalbikes)がシェアした投稿 - 2019年12月月31日午前1時36分PST Twin Levityのサスペンションキネマティクスは、システムの特性に合わせて最適なショックを選択することで完成する。設定は、ライダーがさまざまなシナリオで行ったテストから得た情報に基づいて行われ、大量のテレメトリデータが記録される。その結果、システムを最適化し、フォレスタルのバイクと調和のとれたパフォーマンスを実現するためのカスタム調整が行われ、それぞれのバイクの個性が強調する。   この投稿をInstagramで見る   Revolution of modern cycling for first-class riding with high-end technology. Be the first. #rideforestal FORESTAL(@forestalbikes)がシェアした投稿 - 2020年...

E-Bikeって沢山あるけど何が違う? 東京のレンタサイクル「CycleTrip BASE」で実際に乗り比べてみた

近年、ヨーロッパを中心に注目されている電動アシストスポーツサイクル「E-Bike」。日本でも少しずつ注目されている乗り物で、乗ってみたい人も多いと思います。しかし、実際にE-Bikeを乗って楽しめたり、試乗して比較できる場所は少ないのが現状です。 今回、東京・浅草にあるレンタサイクル「CycleTrip BASE」にあるレンタル可能なE-Bikeを一斉インプレッション。街乗りからサイクリングまで楽しめるミニベロタイプのE-Bikeから、高価なマウンテンバイクタイプのE-Bikeを紹介します。また、単体車種の紹介だけでなく、様々な違いも比較して解説します。 取り回しが良くて扱いやすいミニベロタイプのE-Bike 一般的な自転車よりも小さい車輪を装着した自転車として有名なのがミニベロ。E-Bikeにもミニベロタイプは販売されており、ミニベロの特徴である車体のサイズがコンパクトで、保管がしやすいのはそのままに、モーターとバッテリーの力により、ミニベロでは不得意な坂道や長距離もラクラク走ることができます。また、ファッショナブルなモデルが沢山用意されているのも特徴です。 サスペンション付きで街乗りからサイクリングまでオススメ「BESV PSA1」 台湾のE-Bike専門ブランド「BESV」のベストセラーモデルとして有名なのがPSA1。前後サスペンションを搭載した独特のデザインは、グッドデザイン賞を採った事で有名です。 マウンテンバイクを連想させる前後サスペンションに、ママチャリよりも太いタイヤは、街中の段差も安心感が高いのが特徴。また、ハンドル位置も高いため、E-Bike初心者でも安心して走行することができます。 後輪に装着されたモーターはスーッとアシストを行い、外装7段変速機の組み合わせでスポーティな走りが楽しめるのが特徴。その他には、BESV独自のスマートモードを搭載しています。これは、踏み込む力を車体が判断し、登り坂の時は強めにアシスト機能が働き、スピードが出ているときは軽めにサポートを行います。 1充電でのアシスト可能な距離は最大90キロメートル。街乗りや普段使いに便利ですが、サイクリングも使えます。実際にアップダウンがある伊豆大島でも楽々と走れる実力があり、ポタリングからサイクリングまで幅広く楽しめるE-Bikeです。 https://www.cyclorider.com/archives/27210 CycleTrip BASEでBESV PSA1(白)をレンタルするCycleTrip BASEでBESV PSA1(黄)をレンタルする CycleTrip BASEでBESV PSA1(赤)をレンタルする レンタル料金:¥6,000/日(2日目以降 ¥4,000/日)¥19,000/月 • フレーム:アルミフレーム(リアサスペンション付き) • フロントフォーク:RST CAPA 20 50mmトラベル • 重量:19.6kg • ブレーキ:TEKTRO 機械式 ディスクブレーキ (エレクトリックブレーキ装備) • ギア(前):48T • ギア(後):12-28T 外装7段変速 • フロントホイール:20インチ • リアホイール:20インチ インホイールモーター • タイヤ:CST C1854 20×1.95 • ドライブユニット:BESV インホイールモーター(定格出力250W、最大トルク不明) • アシスト方式:リアインホイールモーター • バッテリー:36V 10.5Ah(378wh) • 充電時間:約4.5時間 • アシストモード:3段階+スマートモード • 航続距離:90/74/60km 前後荷台が用意されていて街乗りやデリバリーにピッタリ「VOTANI H3」 VOTANIはオランダ生まれのE-Bikeブランド。台湾のE-Bike専門ブランド「BESV」のアシスト制御やフレームデザインを引き継いだ、街乗り向けE-Bikeを展開しています。 H3は、軽量アルミフレームを採用した街乗りタイプのE-Bike。車体は軽量なアルミフレームを採用するだけでなく、泥除けやスタンド、ライト、サークル錠などを装着し、街乗り向けのデザインにしているのが特徴です。また、車体中央部にセンターバスケットも装備。ちょっとした荷物や水筒などを入れる事ができ便利です。 また、CycleTripでレンタルできるVOTANI H3には、前後キャリアを装備。沢山の荷物を積んで買い物に便利なだけでなく、後ろのリアキャリアにフードデリバリー用のバッグも乗せる事もできます。 前輪に装着されたモーターは、BESV独自のスマートモードを搭載。これは、踏み込む力を車体が判断し、登り坂の時は強めにアシスト機能が働き、スピードが出ているときは軽めにサポートを行います。変速機は内装3段変速を装備。停車時でも変速を行うことができ街乗りにピッタリです。 1充電でのアシスト可能な距離は最大80キロメートル。街乗りや普段使いに便利なE-Bikeです。 CycleTrip BASEでVotani H3をレンタルする レンタル料金:¥6,000/日(2日目以降 ¥4,000/日)¥15,000/月 • フレーム:アルミフレーム • フロントフォーク:フロントサスペンションフォーク • 重量:19.7kg • ブレーキ:Vブレーキ • ギア(前):- • ギア(後):内装3段変速 • フロントホイール:20インチ インホイールモーター • リアホイール:20インチ • タイヤ:20インチ • ドライブユニット:VOTANI...

シールド付き自転車ヘルメット4選 目を守り安心してサイクリングが楽しめるヘルメットを紹介

サイクリングを行う時に、できるだけ被るべきと言われているのがヘルメット。ロードレース用からマウンテンバイク用、街乗り用まで様々なヘルメットがあるが、近年注目されているのがシールド付きヘルメットだ。 シールド付きヘルメットは、オートバイ用ヘルメットのように、視覚付近にシールドを装着したタイプのヘルメット。最初はロードバイクのタイムトライアルレース専用モデルで装着されたのがメインだったが、近年では一般的なスポーツ自転車用ヘルメットや、街乗り向けヘルメットでも装備されているのが増えている。 自転車用ヘルメットのシールドの効果は、虫やゴミ除け、防風、雨の3つがある。自転車で走行していると虫が顔にめがけて飛び込んできたり、ゴミが入る場合がある。このような場合、アイウェアを装着していないと目に入ってしまい運転できない危険がある。また、風の強い日や下り坂を走行する際は、メガネを掛けていても、風が目に染みる。 そんな場合、アイウェアを装着するのが一般的だが、価格が高い、かけた時のデザインが気になる、メガネを装着している場合、度付きのアイウェアを探す必要があるなど、欠点が少なくない。 しかし、シールド付きヘルメットなら、アイウェアが無かったり、メガネを装着したままシールドの恩恵を受けられる。 また、シールド付きヘルメットは雨の中を走るときにも有効。メガネを掛けた状態で雨の中を走行すると、眼鏡に水滴が付いてしまい視界不良になり走行できないが、シールドだと、水滴が流れて視界を確保してくれるからだ。 シールド付きヘルメットを購入する際、注意したいのがサイズ選び。小さめのヘルメットを手に入れて被れたとしても、顔とシールドの隙間が少なすぎて違和感があったり、メガネが入らない問題が発生する。特にフリーサイズの場合は注意が必要だ。 ここでは、シールド付きヘルメットの中でも、注目のモデルを4つほどピックアップ。街乗り用からJCF(日本自転車競技連盟)公認の競技用ヘルメットまで4種類を紹介しよう。 BBB インドラ フェイスシールド オランダのサイクルパーツ総合ブランド「BBB(ビービービー)」の大型シールド付きヘルメットが「インドラ フェイスシールド」。ヘルメットのデザインは街乗り向けで、こめかみや後頭部もしっかりと覆うタイプで、通常のヘルメットと比較して40%耐久性が増している。 サイズは Mサイズは54-58cm、Lサイズは58-61.5cmと2種類用意。日本での輸入代理店はライトウェイプロダクツジャパン株式会社。価格は2万8000円(税抜、以下同)。 リンク:BBB GIRO VANQUISH MIPS VANQUISH MIPS AFはエアロタイプのロードサイクリング用ヘルメット。エアロ効果や軽さを重視したハイエンド用ヘルメットで、シールドには、ツアイス製シールドVividレンズを採用。また、正規販売店で購入すると60日間の交換保証も行う「60 DAYS TO DECIDE」にも対応している。 サイズは Sサイズは51-55cm (Matte Blackのみ)、Mサイズは55-59cm、Lサイズは59-63cmと3種類用意。左右の幅をワイドに設計したアジアンフィットモデル。重量は、シールド無しで約305gで、シールド付きだと355g。JCF(日本自転車競技連盟)公認を受けている。日本での輸入代理店はダイヤテック株式会社。価格は3万9800円。 リンク:GIRO GVR G-307V 台湾のヘルメットメーカー「GVR」は、お手頃なシールド付きヘルメットを販売している。標準装備のシールドのカラーはクリアで、ブルー、ピンク、レインボー、イエロー、シルバーミラー、と多種多様なシールドを用意している。 サイズはユニバーサルフリーサイズで54-60cm、日本人の頭に合わせた幅広設計。重量は約230g ±30gで、シールドを含めると280g ±30g。JCF(日本自転車競技連盟)公認を受けている。日本での輸入代理店は株式会社EST。 リンク GVR Helmet GVR G-307Vのオプション(Amazon) OGK KABUTO VITT 日本のヘルメットブランド「OGK KABUTO」のVITTは、これからのスタンダードスタイルをコンセプトにしたシールド付きヘルメット。眼鏡との干渉を考慮したシールドを装備し、エアインテークからの虫の侵入防止するA.I.(Anti-Insect)ネットを装備。サイズは3種類あり、有名ブランドながらお手頃価格で購入できる。 サイズは S/Mサイズは55-58cm 、Lサイズは59-60cm、XL/XXLサイズは61-64cmと3種類用意。重量は、S/Mサイズのシールド無しで約245gで、AR-3シールド参考重量は42g。JCF(日本自転車競技連盟)公認を受けている。価格は1万3000円。 リンク:OGK KABUTO