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スペシャライズド Turbo Vado SLのすべて 評価からオススメのカスタム等のまとめ【E-Bike】
(2021年4月19日更新)SpecializedのE-Bike「Turbo SLシリーズ」には、ロードバイクタイプの「Turbo Creo SL」、グラベルロードバイクタイプの「Turbo Creo SL EVO」、マウンテンバイクタイプの「Turbo Levo SL」、クロスバイクタイプの「Turbo Vado SL」の4シリーズが用意されている。
Specialized製E-Bikeの中でもクロスバイクタイプのVado SLシリーズは、車体が軽く、アシストが切れるスピードでも進み、アシストが無い状態でも不安なく走行できる軽量タイプのE-Bikeとして知られており、筆者も2021年3月22日現在、Specialized Turbo VADO SL4.0を所有している。今回は、Specialized Turbo Vado SLに関して紹介しよう。
Turbo Vado SLを購入した理由
筆者がTurbo Vado SL購入した大きな理由は、車体が軽いということ。Vado SL4.0の車体重量は15キロと、一般的なクロスバイクタイプのE-Bikeと比較して軽いため、一番アシスト力が少ないECOモードでも、平地や緩い上り坂でも走りは爽快だ。また、アシストが無い状態でも平地ならちょっと重いクロスバイクとして走ってくれる。他にも、車体重量が軽いため、その気になれば鉄道輪行が可能なのも大きい。
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Specialized Turbo SLシリーズの特徴とは?
Specialized Turbo SLシリーズの一番の特徴は軽さに拘っていること。例えば、Turbo SLシリーズに搭載されているドライブユニット「Specialized SL1.1」の特徴は、軽量で人力自転車で漕いでいる時の不快な感覚を無くしてくれる事。一般的なE-Bike用ドライブユニット(定格出力250Wクラス)よりも、最大出力240Wと低出力で、最大トルク35Nmと低トルクにすることで、ドライブユニットの重量を僅か1.95キロと軽くすることに成功した。
Specialized SL1.1のアシストの味付けは、モーターの力に頼らせないで、人力で漕いでいる感覚を重視していること。人力走行時に発生する不快な領域をカットしてくれる感覚だ。
車体を軽くするために、バッテリーはユーザー自身の脱着ができない内蔵式を採用。バッテリーを充電する際は、車体に装着された充電口を差し込む方法となっている。この方法を採用した理由は、車体(フレーム)に大きい穴を開けることによる剛性低下の補強を入れる事を嫌ったため、脱着式バッテリーを採用する場合、鍵を装着するため重量が増加する問題を解決するためだろう。充電に関しては、自転車を部屋やガレージに入れて充電しよう。
Turbo SLシリーズに採用されているドライブユニット「Specialized SL1.1」は、マウンテンバイクタイプのE-Bike「Specialized Turbo Levo SL」や、ロードバイクタイプのE-Bike「Specialized Turbo Creo SL」に採用されている。
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Turbo Vado SLのインプレ ヒルクライム性能は?
軽量E-Bike「Turbo Vado SL」は、他社のE-Bikeと比較して、車体が軽くてパワーやトルクが少ないという特徴がある。アシストが弱いため脚を少し使っている感覚があるが、平地では車体が軽く、アシストが切れる時速24キロを越えても、車体が重くなっていく感覚を感じないこと。
上り坂に関しては、パワーやトルクが一般的なE-Bikeと比較して少ないため、モーターの力に頼って走るのは不向き。しかし、E-Bikeの特徴である、人力自転車よりもパワフルに走れる特徴は備えている。
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Turbo Vado SLの保証は?
E-Bikeを購入する上で気になるのが保証だろう。Specialized製の自転車は、フレームとフロントフォークに関しては、最初に購入したライダーを対象に、材料または製造上の構造欠陥に対して生涯保証を付けている。フレームのペイントとグラフィックは2年保証となる。
E-Bikeのバッテリーに関しては2年または300回の充電のうち、どちらか早い方が対象。バッテリーの保証期間中は、初期容量の約75%が維持されるように設計されているとのこと。また、万が一の事故で車体が損傷した場合、特別価格でパーツを提供するプランもあるようだ。
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Turbo Vado SLは輪行できるのか?
E-Bikeの輪行に関しては、VADO SLシリーズに関しては輪行可能。リアキャリアやラックが装備されたVADO SL EQはパーツを外す必要がある。また、飛行機輪行はバッテリー容量が大きいため、内蔵バッテリーを外してレンジエクステンダーのみの運用にするなどの工夫が必要。基本的に電車輪行のみだが、輪行できるため行動範囲は大きく広がるだろう。
https://www.cyclorider.com/archives/46032
Turbo...
FANTICの街乗りファットE-Bike「ISSIMO」のオプションパーツが販売開始 実用性重視からカスタマイズパーツまで用意
モータリングは3月17日、FANTICのE-Bike「ISSIMO」のオプションパーツを販売開始したと発表した。
ISSIMOは、かつてFANTICのラインナップにあったエンジン付き自転車「モペッド」の名前を受け継いだE-Bike。トラスフレームに前後ライト、ファットタイヤを採用することで、他にはない個性的なスタイルが特徴的なモデルとして知られている。
ISSIMOのアクセサリーにはサイドカバーが用意されているが、今回新たにサイドバッグ、ロードマップバッグ、センターポケットホルダーの発売を開始する。以下、リリースから。
◇ロードマップバッグ(4月発売予定)
バッグ上部はクリアトップになっており、一枚物の地図や携帯を収納することが可能です。また、別で収納スペースが確保されており、お財布や小物等の貴重品の収納には便利なサイズ。
品番:B0900079005
希望小売価格:7,480円(税込)
◇センターポケットホルダー(4月発売予定)
ISSIMOのセンターフレームに取り付けが可能な収納ポケット。
携帯やちょっとした小物を収納できます。ドリンクホルダーとしても使用可能。
品番:B0900080005
希望小売価格:2,640円(税込)
◇サイドバッグ(4月発売予定)
品番:B0900077020
希望小売価格:22,330円(税込)
※ISSIMO FUNオーナーのお客様のお取り付けはISSIMO URBAN用のキャリアが別途必要となります。
◇サイドカバー(発売中)
各 希望小売価格:7,370円(税込)
タイプ:スケルトン
カラー:ビビットライム、ヴァイオレット、ネオンオレンジ、アイランドブルー、チリペッパーレッド
タイプ:ソリッド
カラー:ジェットブラック、シルバー、アウトドアグリーン、ローズゴールド、ホワイト
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https://www.cyclorider.com/archives/37134
関連リンク
FANTIC E-Bike:https://fantic-ebike.jp/
上毛電気鉄道のサイクルトレインがリニューアル 早朝、臨時便でも自転車の積載が可能に
上電沿線市連絡協議会は3月18日、上毛電気鉄道のサイクルトレインがリニューアルしたと発表した。
群馬県にある上毛電気鉄道は、平成15年から、電車運賃のみで車内に自転車を持ち込むことができる「サイクルトレイン」に取り組んでいる。年間約4万回以上の利用があるサイクルトレインは、自転車を畳んだりに分解せずとも、そのまま持ち込めることができることで知られている。
今回のリニューアルでは、日中の利用に加え、早朝及び臨時便にも自転車を積載できるようになった。
自転車の積載可能時間は以下の通りとなる。
(平日)
【前橋⇒東京方面へ】
中央前橋発 5:25
大胡駅始発 6:02(臨時)
中央前橋発 7:47~ 終電まで
【東京⇒前橋方面へ】
大胡駅始発 5:59
西桐生駅発 5:49
西桐生駅発 8:00 ~ 終電まで
※土日祝祭日・春夏冬休み期間中は、終日すべての電車において積載可能です。
関連リンク
上毛電気鉄道:http://www.jomorailway.com/