デイリーアーカイブ Apr 7, 2025
トレイルからサイクリングまで、フルサスE-MTB「Specialized Turbo Levo SL」で走ってインプレ
日本で展開されているSpecialized製のE-Bikeと言えば、パワーよりも軽さを重視したTurbo SLシリーズだろう。Turbo SLシリーズには、シティタイプのTurbo Como SLや、クロスバイクタイプのTurbo Vado SL、ロードバイクタイプのTurbo Creo SL、エンデューロタイプのE-MTBであるTurbo Kenevo SLなどがあるが、Turbo SLシリーズでも話題になったモデルがトレイルタイプのフルサスE-MTB「Turbo Levo SL」だろう。
https://youtu.be/KmFYKSFjxcU
Turbo Levo SLシリーズが日本で販売されている他のE-MTBと違うのは、軽量化を追求している事。車体重量はS-Works Levo SLのLargeサイズで17.35kg。CompモデルのLargeサイズは19.4kg。TREKのフルカーボンE-MTB「Rail9.7」が22.7kgなのを考えたら、驚異的な軽さを実現した。
今回、SpecializedがE-MTBの多様性を伝えるために「Turbo Levo SL」で街、MTBコース、ヒルクライムを1日で楽しむメディア向けのサイクリングツアーを開催し、参加することとなった。
筆者は、Specialized Turbo Vado SL 4.0を購入し、それなりに走り込んでいるが、Turbo Levo SLは数あるE-MTBの中でも、舗装路サイクリング性能を無視し、オフロードライドだけに注力したE-Bikeと考えていた。
それは、Turbo Levo SLに搭載されているモーター「Specialized SL 1.1」が関係している。Specialized SL 1.1のスペックは、定格出力240W、最大出力240W、最大トルク35Nm。これは一般的な定格出力250WクラスのE-MTBと比較すると非力な部類に入るためだ。実際、かつてのTurbo Levo SLのインプレ(記事)では、Turbo Levo SLの舗装路性能を紹介していない。
参考で、一般的な定格出力250WクラスのE-MTBを紹介すると、TREK Rail 9.7(2020年モデル)(記事)の場合、車体重量は22.7キロで、搭載されているモーター「Bosch Performance Line CX」は、定格出力250W、最大出力500W以上(非公式情報では600W近く)、最大トルク75Nmを発揮する。Specialized Turbo Levo SLと比較して最大出力が2.5倍出力が高く、最大トルクが2.1倍あり、車体重量は1.2倍重い。
パワー、トルクが少ない代わりに、軽量なフルサスE-MTB「Specialized Turbo Levo SL」が、トレイルライドだけでなくサイクリングでも楽しめるのか、メディアツアーで走りつつ検証する。
Specialized Turbo Levo...
イギリスの折りたたみ自転車「ブロンプトン」から新モデル「P Line」登場 フロントフォーク、リアフレーム等にチタンを採用した軽量モデル
ミズタニ自転車は11月19日、ブロンプトンの新モデル「P Line」を発表した。
P Lineはフロントフォーク、リアフレーム等にチタンを採用した軽量モデル。昨年までのスーパーライトモデルが更に進化し、車体重量は9.65キログラムからとより軽量化されているのが特徴だ。
リアフレームは新型のチタン製で、変速機は新型の外装4段変速仕様。パーツも、ホイール、チェーン、サドル、ペンタクリップ、グリップ、泥除け、サスペンションブロックはスーパーライト仕様で、
ヒンジクランプレバー、シートクランプ、リアフレームクリップセットは新型のアルミ製となっている。
カラーは、ミッドナイトブラックかストームグレーでグロスメタリックペイント。発売は2022年4月から5月を予定。価格は、後日発表予定。
関連リンク
ブロンプトン https://bromptonbicycle.jp/
廃タイヤを再利用するバッグブランド「SEAL」、暗闇でファスナーが光り夜間の移動を安全にするウエストバッグを新発売
モンドデザインは11月18日、同社が展開する、トラックの廃タイヤチューブをそのままの状態で再利用するバッグブランド「SEAL」から、夜間の移動を安全にする蓄光ファスナーを使用したナイトライドシリーズ「ウエストバッグ ナイトライドモデル」の販売を開始した。
「SEAL」は、全ての作業を国内職人によって作られているMADE IN JAPANのバッグブランド。廃タイヤを主素材として製品が作られており、中には製造が困難な森野帆布や藤倉航装といった異素材とのコラボ製品も開発している。
ファスナーは、暗闇の中で通常の10倍の残光輝度と初輝度を放つ「N夜光(ルミノーバ)」が使用されている。
他にも、内装には明るいイエローの生地を使用することで暗い場所でも持ち物が見やすくなっており、緩衝材付きのタブレットポケットなど小物を収納するポケットも充実。約4センチから8センチまで拡張するマチ幅は持ち物に合わせて内容量を調節することが可能だ。
ショルダーとウエストで背負うことができる2WAY仕様で、表面のタイヤチューブ素材が身体に沿って形を保ってくれるのでスタイリッシュな印象を持ち、機能面だけでなくデザインを両立させたウエストバッグとなっている。
サイズは、W75×H320×D40ミリで、カラーはブラック、レッド。CO2削減量 は約378グラム。価格は2万2000円(税込)。