デイリーアーカイブ Apr 26, 2025

通勤・通学クロスバイク系電アシ「evol C277」 TB1eがライバルの街乗り系電動アシスト自転車

サイクルモード東京2022BAFANGブースでは、BAFANG製ユニットを搭載した電動アシスト自転車やE-Bikeを展示、試乗することができた。今回は、アサヒサイクルのEvolエリアに展示されていたC277を紹介する。 C277は通勤・通学向けのクロスバイクタイプの電動アシスト自転車。バッテリーは脱着が行いやすいシートポスト周辺に装着した縦置きタイプ。盗難防止のリング錠&バッテリー錠や泥除け、フロントライト、前キャリアを装備しており、普段遣いを重視しているのが特徴だ。 ドライブユニットはBAFANG H400 フロントインホイールモーター。バッテリーは36V 12.0Ah 432Wh。3年間盗難補償付きで価格は13万7500円(税込、以下同)。 evol C277に試乗した感想としては、フロントインホイールモーターはこの価格帯ではパワー重視で、インホイールモーターの中ではぐいっと進む。ただ、比較的パワフルなモーターを搭載しているのか、前輪が重く、ヘアピンコーナーやカーブの切り返しが重い。これは、evol C277のライバルであるブリヂストンサイクル TB1eも似た感覚だ。本格的なスポーツサイクリングが楽しめるE-Bikeというよりは、通勤・通学などの街乗りに向いている電動アシスト自転車だ。 ブリヂストンサイクル TB1eとの違いは、TB1eの利点は回生充電機能を売りにしており(C277には無い)、最大航続距離は200キロを売りにしている事(C277は最大航続距離112キロ)。一方で、evol C277の利点は36V 12.0Ah 432Whの大容量バッテリーを搭載しており(TB1eは36.5V 9.9Ah 361Wh)、長い上り坂を走行する際は電池容量に余裕があり、フロントキャリアが標準装備(TB1eはオプション)されているので簡単にカゴが装着でき、価格が13万7500円(TB1eは15万2000円)と安いという事だろう。 13万7500円で400Wh超えの大容量バッテリー、3年間盗難補償を付いており、通勤・通学・街乗り向け電動アシスト自転車と見れば悪くない選択肢だろう。 evol C277のスペック   フレーム:アルミ フロントフォーク:スチール、ストレートフォーク 重量:21.5キロ ブレーキ:前Vブレーキ、後ろフィン付きローラブレーキ ギア(前):38T / アルミクランク ギア(後):7S フロントホイール:27インチ リアホイール:27インチ タイヤ:27×1-3/8 ドライブユニット:BAFANG H400(定格出力250W、最大トルク不明) アシスト方式:フロントインホイールモーター バッテリー:36V 12.0Ah 432Wh 充電時間:不明 アシストモード:3段階(エコ/標準/パワー) 航続距離:(112/73/61km) 文:松本健多朗 関連リンク evol C277 https://evol-bikes.com/bikes/evol-c277/

CycleTrip BASE「無人スポーツ自転車レンタル」を2022年4月より開始 24時間いつでもスポーツ自転車がレンタル可能

ZuttoRide Sharingは4月14日、同社が運営する秋葉原にあるレンタサイクル「CycleTrip BASE」で日本初の24時間スポーツ自転車無人レンタルサービスを始めると発表した。 今回のサービスは、要望が多かった早朝からのレンタルや夜間の返却に対応できるよう、新たなサービスを開始したとのこと。 従来のレンタサイクルは、週末の早朝からレンタルをする場合は、店舗がオープンするまで待つか、前日からレンタルをするのみの状況で、オープンまで待てば、早朝からのレンタルができず、前日からのレンタルであれば、レンタル料金が1日分追加になる問題があった。また、返却時間も店舗がオープンしている間に行う必要があり、遠出した際などは戻りの時間を気にする事もあり、スポーツ自転車でも24時間いつでもレンタルできるサービスを開始した。 貸出はCycleTripのホームページよりお好み車両を選択(現時点では一部車種限定のサービス)し、予約フォームに無人レンタル希望とコメント、Web上で事前決済を実施し、CycleTripから案内される暗証番号を使って車両をピックアップする。 関連リンク CycleTrip BASE https://cycletrip.jp/ja/

オランダ「Vanmoof」最新E-Bike VanMoof S5 & A5を発表

VanMoofは4月5日、最新モデルVanMoof S5 & A5を発表した。納車は7月から順次行われる予定だ。 車体設計に関しては、VanMoof S5は、VanMoofの独特なストレートフレームを継承しつつ、ジオメトリーを刷新し、ホイールを小さくした。また、VanMoof A5は、Xフレームシリーズとは違うステップスルーフレームを採用している。 ハンドルにはLEDリングインターフェースを内蔵し、速度、バッテリー残量、接続状況などを伝えることが可能。また、オプションのスマホマウントと充電ポートを使用すると、ライダーのスマートフォンをダッシュボードに変え、VanMoofアプリと連携することができる。 モーターはフロントインホイールモーターで、第五世代Gen5モーターを搭載。新開発のトルクセンサーにより、ライダー自身のペースや動きに合わせてバイクが反応し、レスポンスの高い走行体験を実現すると謳っている。また、盗難防止技術は、自動格納機能によって軽くキックするだけでロックし、キーレスアンロックも搭載。また、自分のE-Bikeんび戻ったときには自動でアンロックされるようになっている。 VanMoof S5、A5の価格は31万5000円(税込)。納車は7月から順次行われる。オプションのClick-Onバッテリーなどのアクセサリーは、2022年初夏に発売予定。 関連リンク Vanmoof https://www.vanmoof.com/ja-JP