デイリーアーカイブ Nov 20, 2024
JR西日本 きのくに線サイクルトレインの利用区間が拡大
JR西日本和歌山支社は3月23日、2021年9月から実施している自転車をそのまま車内に持ち込めるサービス「サイクルトレイン」の拡充を発表した。
2021年9月から実施しているサイクルトレインは、2400名以上の人に使われている。今回、「区間を延ばしてほしい」、「駅の階段にスロープをつけてほしい」「記念撮影できる場所がほしい」などの要望を受け、利用可能な区間を拡大し、駅での設備を充実させると発表した。
2022年4月1日からは、延伸区間にきのくに線 普通列車 御坊駅 ~ 紀伊田辺駅間が追加。利用時間は
平日は9時から終電まで。土休日は終日となる。他には、液には階段スロープやホームの乗車位置表示や、紀州材のサイクルラックや記念のフォトスタンドを設置した。
他にも、特急くろしお号で行くレンタサイクルモデルコースの提案なども実施する。
関連リンク
JR西日本プレスリリース https://www.westjr.co.jp/press/article/2022/03/page_19701.html
ミニバイクスタイルで注目の電動アシスト自転車「BRONX BUGGY」カスタムまとめ
E-Bikeブームにより、従来の自転車から派生したデザインの電動アシスト自転車だけでなく、ミニバイクスタイルの電動アシスト自転車が注目されている。このスタイルの電動アシスト自転車で注目されているのが「BRONX BUGGY」だ。
「BRONX BUGGY」はレインボープロダクツジャパンの自転車ブランド「BRONX」初の電動アシスト自転車。70年代のミニバイクスタイルを活かした電動アシスト自転車として注目され、ヒットしている電動アシスト自転車だ。
BRONX BUGGYは従来のスポーツ自転車や電動アシスト自転車に乗る層とは違う層に支持されており、ネット上では独創的なカスタマイズを行っている車種をよく見る。ここではInstagramで公開されているカスタムBRONX BUGGYを紹介する。
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BRONX BUGGYの限定車「GTシリーズ」をカスタム。派手なポリッシュリムはカスタムではなく、限定車専用仕様。限定車ではブロックタイヤを装備しているが、スリックタイヤに換装しビーチクルーザー用のカスタムハンドルを採用したハイライザー仕様だ。
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名古屋にある夢屋Style(URL)のカスタムモデル。一番の特徴はホンダ・ゴリラ風のタンクを装着している事。タンクはダミーで小物入れとなっている。
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実用性を高めるための前カゴカスタムは、ホンダ・モンキーやゴリラのようにカゴをライト上部に装着する、一般的な自転車と同じ位置に装着する方法がある。
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BRONX BUGGYのハンドルカスタムの中でも珍しく低いハンドルを装着した事例。オートバイ用タンク風小物入れを装備しているためかカフェレーサー風となっている。
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車体後部にカゴを装着し、サーフボードキャリアを装着したサーファー仕様。湘南の自転車ではサーフボードキャリアを装着した自転車をよく見るため、実用的なカスタマイズだろう。
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チョッパー仕様の中でも、油圧ディスクブレーキ化などを行った本格カスタム仕様。
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幅広のハンドルに、バッテリーにピンストライプを施し、オプションのヘッドライトなどを装着したトラッカーカスタム仕様。BRONX BUGGYのカスタムと言えば、チョッパー系が多いがこのようなカスタムは少ない。
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BRONX BUGGYのカスタムの中でも、ストリートトラッカーやスクランブラーを意識したカスタム。ワイドハンドルやタイヤ交換、シート張替えなどを行った本格カスタム仕様。BRONX BUGGYのカスタムで定番となっている大型ヘッドライトをあえて装着せず、スッキリとした見た目となっている。
普通の電動アシスト自転車とは違うスタイルと、幅広い取り扱い店舗により人気となったBRONX BUGGY。カスタムも従来の自転車とは違う独特のカスタムが多いようだ。
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オートバイ風電動アシスト自転車「BRONX BUGGY」 ベストセラーで人気の理由とは?【インプレ】
ミニバイクスタイルのファットタイヤの電動アシスト自転車「BRONX Buggy 20」登場
オートバイ風電動アシスト自転車「BRONX BUGGY」に特別仕様「GTシリーズ」登場 20万6800円から
関連リンク
BRONX 公式サイト https://www.rainbow-bike.com/bronx.html
E-Bikeはどれだけ進化したか? 10年の違いを詳しく解説する
自動車やオートバイは90年代のモデルでも実用に耐える物があり、一部のスポーツカーは神格化されている。また、10年前の車が普通に新車で生産されていることも珍しくない。
一方で、電動アシスト自転車やE-Bikeは、10年前の電動アシスト自転車やE-Bikeが販売されていることは殆どない。特にE-Bikeに関しては、欧州市場で熾烈な競争が発生しているため、E-Bikeの1年は、自動車やオートバイの3年に相当していると言っていいほど競争が激しい。
数ある乗り物の中でも急激に進化した乗り物の1つである電動アシスト自転車・E-Bikeだが、10年でどれだけ進化したのか。
E-Bikeは10年でどれだけ進化したのか?
今回は、海外ではE-Bikeの先駆者として有名なHaiBikeを紹介する。HaiBikeは1995年にドイツ・シュヴァインフルトで誕生した自転車ブランド。2011年モデルで初代Bosch E-Bike Systemを搭載したE-Bikeを発売し、現在はE-Bike専業ブランドとして知られている。
https://youtu.be/WOXZY7Tqpkw
2011年に登場したフルサスペンションE-MTB「HaiBike XDURO」は日本未発売の初代Bosch E-Bike System(URL)を搭載している。
このモーターの最大トルクは50Nm。現代では街乗り用レベルで、一般的なE-MTB用で使うにはトルクが弱いといわれるだろう。モーターも吊り下げ型をイメージしたデザインなのか、一般的な装着方法だとロードクリアランスが足りず、オフロード走行では路面に接触してしまう。そのため、HaiBike XDUROは、ユニットの取付角度を変えている。
バッテリーは外付け式で、容量は288Wh。今の基準からすると容量は少ない。バッテリーデザインも外付け式で、スマートなデザインではない。
https://youtu.be/K5Ble5Te0Z8
そんなE-Bikeだが、10年ほど経過するとこのように進化する。車体のデザインはスマートかつマッシブなデザインが特徴だが、電気系統も進化している。搭載されているモーター「Bosch Performance Line CX」は、最大トルクは85Nmと10年前と比較して最大トルクが1.7倍に増加。バッテリーも容量は750Whと、同じく10年前と比較して2.6倍に増量している。他にも、スマートフォンと接続することで、アシストを調整することができる「SmartSystem」も搭載している。
E-Bikeの進化は、スポーツカーやオートバイの時の流れが遅くて微笑ましいほど急激に進化している。スポーツカーやオートバイは10年前のモデルは第一線で活躍しているが、E-Bikeの世界で10年前のモデルというのは、第二線どころか第三線レベルと言わざるを得ないほど進化の流れが激しい。
この急激な進化が収まる可能性は少ないと考えたほうが良い。本場である欧州市場ではシマノ、SRサンツアーといった世界トップクラスの自転車部品会社、ヤマハ発動機といった世界トップクラスのオートバイ会社、ボッシュ、マーレ、ブローゼ、ザックス、ヴァレオといった世界トップクラスの自動車部品サプライヤー、パナソニック、日本電産、ダーフォン、TQ、MAXONといった世界的な電気メーカーが参入しており、世界トップクラスの企業の大バーゲンセールといった状況なので、これからも進化は続くだろう。