デイリーアーカイブ Apr 20, 2025

HelioX、日本で太陽光駆動マイクロモビリティ事業を開始

株式会社HelioXは、次世代の太陽光駆動マイクロモビリティ事業の日本市場への進出を正式に発表し、ゼロエミッションの新たな移動手段で都市生活や観光地のESG(環境・社会・ガバナンス)対応を支援する。HelioXの製品には太陽光駆動の電動スクーター、電動アシスト自転車、電動バイク、高齢者向けの電動カート、さらにソーラーパワーステーションなどが含まれ、自治体や企業に向けた多彩なソリューションを提供していく。 HelioXは、企業や自治体が持続可能な社会を築くためのパートナーとして、環境負荷の低減に貢献する太陽光エネルギー駆動システムを推進している。同社のソリューションは、日常的な移動手段として太陽光を利用することでCO2排出を削減し、気候変動対策を後押しするものだ。特に都市部や観光地での利用が見込まれるマイクロモビリティは、従来の交通手段に比べて環境への負荷が低く、エネルギー効率の向上を目指すものとなっている。 企業向けには、日常業務で発生するエネルギー使用状況をリアルタイムで可視化し、カーボンフットプリントを自動算定する管理システムを提供している。このシステムにより、企業は自社の環境対応を効果的に把握し、カーボン取引やオフセットにも参加しやすくなる。これにより、ESG方針に沿った持続可能な経営が実現し、同社のソリューションは企業の信頼性向上にも貢献するとして注目されている。 HelioXは日本国内の観光地を中心に太陽光駆動スクーターのシェアリング事業を展開予定で、地域社会の活性化にも寄与したい考えだ。同社の取り組みは環境に配慮した移動手段の提供とともに、地域の人々や観光客に向けたクリーンエネルギーの普及を進め、環境意識の向上を図るものでもある。 HelioXは、持続可能な未来を目指す自治体や企業にとって理想的なパートナーとして、ゼロエミッションの移動手段とその管理システムをワンストップで提供する。企業のESG推進や地域社会のサステナビリティ向上に貢献することで、政府のESG政策にも合致し、国内外のESG重視の投資家からの注目も集めている。 ホームページ - 次世代の太陽光駆動マイクロモビリティ「HelioX」

JOeBテック、電動アシスト自転車を活用した津波避難訓練を実施 迅速・安全な避難手段の新たな可能性を探る

2024年11月5日、沖縄県うるま市で津波発生を想定した避難訓練が実施され、参加企業である株式会社JOeBテックは電動アシスト自転車を活用した避難の実証実験を行った。地震による津波発生時の迅速な避難が重視される中、同社は従来の徒歩での避難方法に加え、電動アシスト自転車を使用することで効率的かつ安全な避難手段の確立を目指している。 同社によると、過去の津波災害では車での避難が渋滞を引き起こし、避難が遅れる要因となった事例が多い。そのため、渋滞の影響を受けにくく迅速な移動が可能な電動アシスト自転車は、災害発生時の新たな避難手段として有望視されている。今回の訓練では、徒歩での避難ルートより遠回りの道を取った自転車がより早く避難場所に到達したことに加え、坂道でのスムーズな走行が確認されるなど、電動アシスト自転車の有効性が実証された。 訓練に参加した社員たちからも好評を得ており、「渋滞の心配がないことが安心につながった」といった声が寄せられた。また、徒歩より体力を温存しつつ避難できるため、電動アシスト自転車は体力面の負担軽減にも効果が期待できると評価された。 JOeBテックは今後も、避難の安全性向上を目的に訓練を重ね、社員の安全確保に努める方針を示している。また、今回得られた知見を活かし、今後は他の自治体にも電動アシスト自転車を活用した避難方法の普及を目指すことで、日本各地の防災力向上に貢献したいとしている。 ホーム - JOeB

Vvolt、Envision社と提携し日本発の3輪電動カーゴEバイク「STREEK」を米国市場に投入へ

米国拠点の電動自転車メーカーVvoltは、Envision Incorporatedと提携し、日本で開発された電動カーゴトライク「STREEK(ストリーク)」を米国市場に展開することを発表した。STREEKは、独自の傾斜(ティルティング)機構を搭載したコンパクトかつモジュール式のカーゴトライクであり、重い荷物を積んでいても安定した走行が可能な点が特徴。Vvoltはこの日本発のトライクをアメリカ仕様に改良し、都市部の生活に適応させることで、新しい形の電動輸送手段を提供しようとしている。 https://youtu.be/wJxRudEGx0Q?list=TLGG_xmRb8OZ3vEwNTExMjAyNA STREEKのティルティング式サスペンションは、カーボンファイバー製で軽量かつ強度が高く、安定した操作感を提供する。130ポンド(約60キロ)までの荷物を搭載しても、スムーズで快適な走行が可能。電動ペダルアシストにより操作性が高く、荷物スペースは1段から2段までカスタマイズ可能で、ユーザーの用途に応じて柔軟に対応する設計となっている。家族での利用から小規模なビジネスの輸送手段まで、さまざまなニーズに応えるための汎用性を備えていると謳っている。 VvoltのCEOカイル氏も「STREEKのデザインは革新的です。ティルティングサスペンションと柔軟な荷物スペースは、都市部での利用に最適です。この楽しさと使いやすさをぜひ多くの人に体験してほしい」と述べており、米国市場での展開に大きな期待を寄せている。 また、VvoltはSTREEKのモジュール式カーゴシステムを自社の電動カーゴバイクにも取り入れる方針を示している。これにより、安定性と実用性を兼ね備えた新しい電動バイクの開発を目指している。コンパクトでありながらパワフルなカーゴバイクは、日常的な移動や業務の効率を向上させるツールとして注目されることだろう。 「STREEK x Vvolt」モデルは、耐久性と操作性を備えた軽量アルミフレームに、カーボン製の前部サスペンションリンクを搭載。Gates社のベルトドライブ、100Nm以上のトルクを持つミッドドライブモーター、内装ハブギア、そして3輪それぞれに油圧ディスクブレーキが装備されており、ライダーと荷物を合わせて最大350ポンドまで運搬が可能。参考として日本仕様のSTREEKはシマノ・STEPS E6180(定格出力250W、最大トルク65Nm)で、シマノ製内装変速機にチェーンドライブ、油圧ディスクブレーキの組み合わせとなる。 2025年のクラウドファンディング開始に向けて、Vvoltは詳細なスペックや価格情報を最終調整中だが、Kickstarterでのサポーターには特別価格が提供される予定だ。 STREEK CargoTrike | 電動アシスト3輪自転車・カーゴバイク_cargobike Vvolt | Electric Bikes For All