デイリーアーカイブ Oct 31, 2024

ボッシュ Eバイク用ドライブユニット「カーゴライン」「パフォーマンスライン」を日本国内に投入か

欧州市場でEバイク用ドライブユニットのトップと知られているボッシュEバイクシステム。海外では様々なドライブユニットが展開されているが、日本ではラインナップが非常に少ないことで知られていた。しかし、その状況は少しづつ変わりつつあり、日本公式サイトには、新たに「カーゴライン」と「パフォーマンスライン」が公開されていた。 カーゴラインとは、E-カーゴバイク向けのドライブユニット。カーゴバイクとは、通常のEバイクと比較して重い荷物を積むことができるように設計されたジャンルのEバイク。様々な所でカーゴバイクは注目されており、非常に伸びているジャンルとして知られている。 https://youtu.be/n64ORFytfAY カーゴラインは、ボッシュのハイエンドEバイク用モーター「パフォーマンスラインCX」をベースにしつつ、カーゴバイク用にチューニングを施したドライブユニット。スペックは定格出力250W、最大トルク85Nm。海外仕様ではアシスト比率を大きくすることで、重い荷物を載せても快適に走ることができるが、日本仕様ではアシスト比率が制限されている。ただし、発進時のアシスト感はパフォーマンスラインCXが「非常にスポーティー」なのに対して、カーゴラインが「パワフル」となっているため、アシストの味付けが違うと思われる。 そして、パフォーマンスラインは、パフォーマンスラインCXとアクティブラインプラスの真ん中を埋めるドライブユニット。定格出力は250W、最大トルクは75Nm。ハイエンドモーターのパフォーマンスラインCXと比較すると、多少大柄で重いモーターですが、オフロード走行に対応できるスペックは確保しており、コストパフォーマンスを重視する人向けのモデルと言えるでしょう。カーゴラインもパフォーマンスラインも、スマートシステム搭載車となります。 これにより、日本国内で展開していないのは、限定モデルの「パフォーマンスラインCX レース リミテッドエディション」、アシスト速度が時速45キロでS-Pedelec扱いとなり、ナンバープレートの装着が必要な「パフォーマンスラインスピード」、街乗り向けの低価格ドライブユニット「アクティブライン/アクティブライン スマートシステム」、「アクティブラインプラス スマートシステム」が投入されていないという状況となります。 関連リンク Bosch eBike Systems | eBike およびペダル用プレミアムドライブ (bosch-ebike.com)

岐阜県可児市がハイエースベースの多目的公用車両「MARU MOBI」導入 災害対策から日常業務まで多目的活用を実現

岐阜県可児市に本社を構える株式会社トイファクトリーは6月29日、新型の公用車両「MARU MOBI(マルモビ)」を可児市に納入することを発表しました。 この車両は、脱着式のシートや家具を設置できるモードチェンジ機能を持ち、用途に応じた組み替えが可能であり、多様な活用が期待できる特徴を備えています。1台の車両で多方面・多目的に活用可能なこの車両は、平常時でも有事の際でも利用でき、「平時活用、有事機能発揮」という国土強靭化に向けた概念を具現化したものとなっています。 マルモビは、トヨタのハイエースをベースに、トイファクトリーが特許を取得した特殊構造を導入しました。取り外し可能な脱着式のシートを利用し、車内のレイアウトを用途に応じて自由に変更することができます。これにより、災害時の対策として、人員や物資の輸送や簡易事務所として活用することが可能となります。 岐阜県可児市は、このマルチパーパスモビリティ「マルモビ」を公用車として全国で初めて導入する自治体となります。トイファクトリーの創業の地でもある可児市は、災害対策を視野に入れた新型車両の導入を決定しました。また、トイファクトリーは今後、地方自治体や民間企業へのマルチパーパスモビリティ「マルモビ」の提案を進めていく方針を示しています。 具体的な活用イメージとしては、人員輸送モードでは、車両内に8席の脱着式シートを設置し、コミュニティバスや公務用車として利用することができます。緊急時には多くの人を運ぶための車両としても活用可能で、運転者の免許制限もないため非常に便利です。 救護室モードでは、シートやテーブルを設置し、災害時などに移動式の救護室として利用することが可能です。また、投票所モードでは、移動式の投票所としても使用可能で、投票率の向上にも寄与します。 観光PRモードでは、リヤゲート前に受付カウンターを設置することで、イベントなどで地域の観光PRを行うブースとして活用することができます。荷物輸送モードでは、脱着式リヤシートを全て取り外すことで、広い荷室として利用可能で、災害時の緊急物資輸送車としても活躍します。 車両自体の仕様としては、エンジンは2.7Lのガソリンを使用し、四輪駆動となっています。また、乗車定員は10名で、フロントに2名、リヤに8名が乗車可能です。さらにパワースライドドアやデジタルインナーミラー、電動ステップなどの装備も備えています。 このように多機能で柔軟な活用が可能な「MARU MOBI」の登場は、地方自治体の災害対策や日常業務に新たな選択肢をもたらすとともに、トイファクトリーの技術力を強くアピールする機会となりそうです。 関連リンク キャンピングカー&トラベルトレーラー専門店のトイファクトリー (toy-factory.jp)

CAMELBAKから新製品「パーフェクトフィット・ポディウムケージ」発売 振動に強く、軽量かつ堅牢なボトルケージ

ハイドレーションブランドの最大手であるCAMELBAKは、新たなボトルケージ「パーフェクトフィット・ポディウムケージ」を2023年7月12日に発売します。これは同社の「Podium」ボトル用に専用設計されたもので、舗装路から未舗装路まで、さまざまな路面状況に対応できる設計が施されています。 CAMELBAKの開発チームは、日本の道路状況を考慮に入れてこの新製品を開発しました。軽さと堅牢さという通常は反比例する要素を両立させるために、ナイロンとカーボンファイバーを適所で使い分け、ボトルケージとして必要な堅牢さを確保しながらも、重量を25gに抑えることに成功しました。 このボトルケージは、中央のラバー部分が伸縮し、ボトルとのフィット感を高めます。また、内部に6本のレールが均等に配置されているため、ボトルの荷重が分散し、振動や衝撃を受けてもボトルがズレることがなく、脱落を防ぎます。 他にも、ホールド性を保ちつつ、ボトルの取り出しや差し込みが容易な設計が施されています。このため、ライド中に素早くボトルを取り出したり、フレームサイズが小さくてボトルの取り扱いが難しい場合でも、ボトルの取り回しが容易になります。また、同社が現在販売しているすべてのポディウムボトルに対応しており、直径73~74.5mmの他のボトルも装着可能です。 新製品「パーフェクトフィット・ポディウムケージ」は、5種類のカラーバリエーションがあり、それぞれがCAMELBAKの本拠地であるカリフォルニア州の名所や象徴に由来しています。具体的には、「グリフィスブラック」、「カーメルホワイト」、「グリズリー」、「モハーヴェグレー」、「ナパブルー」の5色が用意されています。 ボトルケージの価格は税込2,860円で、2023年7月12日に発売されます。 関連リンク CAMELBAK-JP 公式ホームページ | 世界最大級のハイドレーションブランド