デイリーアーカイブ Oct 30, 2024

日本のEバイク・Eモビリティ専門工場「JOeBテック」試作車第1号の納品を発表

JOeBテックは7月19日、試作車第1号を納品したと発表しました。 JOeBテックは、沖縄県にある日本のEバイク・Eモビリティ専門工場。新幹線などに使われている熱処理を必要としない日本製A7204アルミを使用し、高品質と環境に配慮しているのを謳っています。 シティサイクルタイプのこの試作車は。アルミの加工から粉体塗装、組立まで、沖縄工場にて一貫して製造しているのが特徴で、 製造工程の見直しにより、CO2排出量を従来比35%削減、発がん性物質ゼロ・有害廃液ゼロ塗装前処理・粉体塗装を使い、日本製の電動アシストユニットを使用し、同社工場にて企画・設計・部品調達・製造・組立を行なった日本製の完成車が特徴です JOeBテックに関しては「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」でも紹介しており、JOeBテック社長のインタビューや竣工式の取材を行っており、JOeBテックを紹介しています。

アメリカの低価格Eバイクブランド「Rad Power Bikes」欧州市場から撤退

EバイクメーカーのRad Power Bikesは2023年末をもってヨーロッパ事業を終了すると発表しました。北米市場に集中することを決定したとのことです。 CEOのPhil Molyneux氏がウェブサイト上に掲載した声明で、長期的な成功を目指し、事業を評価した結果、このような決断に至ったと述べています。ヨーロッパのサービスパートナーやオンラインヘルプセンターは今後も利用可能とのことです。 Rad Power Bikeは2015年にアメリカで設立されたEバイクメーカー。2017年にヨーロッパ市場へ進出し、オランダにRad Power Bikes Europeを設立しましたが、この数年間で人員削減を行いました。 他にも、ロサンゼルスでは、Rad Power Bikesのモデル「RadRunner」の運転していた少女が事故で死亡し、両親から訴訟されるだけでなく、2022年10月にはRad PowerのEバイクが火災を起こしたという訴訟が出ています。 関連リンク Rad Power Bikes Europe Closes Operations

山や川、海で死なないために死亡事例から学ぶ『これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集』が出版

山と溪谷社が『これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集』という書籍を出版した。 この本は、羽根田治の著作で、アウトドアでの危険事例に焦点を当てている。事故のシナリオは多種多様で、滑落による死亡、ダニに噛まれた結果の死亡、人助けを試みての死亡、キャンプでの料理中に起こる死亡、風により吹き飛ばされての死亡など、「まさか、こんなことで……」と驚くような様々な事例が紹介されている。 この本の目的は、読者がこれらの危険から身を守る方法を学ぶことだ。それぞれの事例に対する具体的な防衛策が詳細に解説されており、危険を知ることでそれを避ける可能性を高めることができる。アウトドア活動中に自身や大切な人が危険な状況に遭遇しないための知識がこの一冊に凝縮されている。 ■目次 1章 山で死ぬ 転倒して死ぬ/すべって落ちる/落石で死ぬ/土砂崩れで死ぬ/雪渓が崩れて死ぬ/雷に打たれて死ぬ/火山ガスで死ぬ/風に飛ばされて死ぬ/熱中症で死ぬ/夏なのに寒さで死ぬ/沢の増水で死ぬ/疲れて死ぬ/道に迷って死ぬ/発病して死ぬ/雪に埋まって窒息する/木に激突して死ぬ/雪崩で死ぬ/クレバスに落ちて死ぬ/アイゼンを引っ掛けて死ぬ/一酸化炭素中毒で死ぬ/火傷で死にかける もっと知っておきたい安全知識 PART1 2章 動物にあって死ぬ クマに襲われて死ぬ/イノシシに襲われて死ぬ/毒ヘビに咬まれて死ぬ/ダニに咬まれて死ぬ/ハチに刺されて死ぬ/サメニ襲われて死ぬ/オニダルマオコゼに刺されて死ぬ/ダツに刺されて死ぬ/オニヒトデに刺されて死ぬ/ブユの大群に襲われて死にそうになる/カタツムリやナメクジに触って死ぬ もっと知っておきたい安全知識 PART2 3章 毒で死ぬ 有毒植物を食べて死ぬ/毒キノコを食べて死ぬ/フグを食べて死にそうになる/アオブダイを食べて死ぬ/カニを食べて死にそうになる もっと知っておきたい安全知識 PART3 4章 川や海で死ぬ 鉄砲水で死ぬ/助けに行こうとして死ぬ/ため池に落ちて死ぬ/飲酒して泳いで死ぬ/高波にさらわれて死ぬ/離岸流で死ぬ/戻り流れで死ぬ/シュノーケリング中に死ぬ/ボートから落ちて死ぬ/ボートに追突されて死ぬ/初心者がSUPで死ぬ もっと知っておきたい安全知識 PART4 コラム 転滑落事故が起きやすい場所は?/変わりつつある人間とクマの関係性/中毒事例の多い主な有毒植物/中毒事例の多い主なキノコ ■著者情報 著者 羽根田 治(はねだ・おさむ) 1961年、さいたま市出身、那須塩原市在住。フリーライター。 山岳遭難や登山技術に関する記事を、山岳雑誌や書籍などで発表する一方、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆を続けている。 主な著書にドキュメント遭難シリーズ、『ロープワーク・ハンドブック』『野外毒本』『パイヌカジ 小さな鳩間島の豊かな暮らし』『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか』(共著)『人を襲うクマ 遭遇事例とその生態』『十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕』などがある。 近著に『山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難』(幻冬舎新書)、『山のリスクとどう向き合うか 山岳遭難の「今」と対処の仕方』(平凡社新書)など。 2013年より長野県の山岳遭難防止アドバイザーを務め、講演活動も行なっている。日本山岳会会員。 イラスト 秋山 貴世(あきやま・たかよ) 岡山県出身。武蔵野美術大学、セントラルセントマーチンズ大学院卒業。南ロンドン在住。 日本、イギリス、フランスの雑誌や出版物のイラストを中心に活躍。 コミックやジンの制作、ワークショップも不定期で開催。 【商品詳細】 書名:これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集 著者:羽根田治 定価:1430円(本体1300円+税10%) 発売日:2023年7月19日 仕様:四六変形判・本文144ページ