デイリーアーカイブ Oct 30, 2024
JAF 電動キックボードの衝突実験を実施 ヘルメットなしの運転は危険
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、7月14日、電動キックボードの衝突による頭部への衝撃についての実験結果をウェブサイトに公開しました。
2022年の電動キックボードによる交通事故は41件(前年比12件増)で、そのうち死亡事故は1件と報告されています(出典:警察庁)。2023年7月から改正道路交通法が施行され、特定小型原動機付自転車という新たな種別が追加されました。条件を満たした電動キックボードは16歳以上であれば免許なしで運転可能となり、ヘルメットの着用が努力義務とされました。この背景から、JAFは電動キックボードが交通場面で衝突・転倒した際の危険度を検証しました。
実験では、電動キックボードを20km/hでけん引し、高さ10cmの縁石に衝突させて転倒時の頭部損傷値(HIC値)を計測しました。HIC値は、衝突や落下による脳や頭蓋骨の損傷程度を表す数値で、HIC1000を超えると脳傷害の可能性があり、HIC3000を超えると非常に高い確率で重篤な傷害が発生するとされています。
実験の結果、ヘルメットを着用しない場合、着用時と比較してHIC値が6.3倍に増加し、重篤な頭部損傷や死亡のリスクが高いことが明らかになりました。
さらに、自動車に衝突した際の危険性についても検証されました。電動キックボードが一次衝突の際よりも二次衝突の際のHIC値が高くなり、頭部への影響が大きいことが判明しました。特にヘルメットを着用しない場合、二次衝突のHIC値が非常に高くなり、頭蓋骨骨折や脳損傷、死亡のリスクが高まる結果となりました。
https://youtu.be/D5LTeNlrpdc
以上の結果から、電動キックボードを利用する際は特に頭部を保護するヘルメットの着用が重要であると強調されました。免許不要で利用できるからこそ、交通ルールとマナーを守り、安全な運転を心掛ける必要があると呼びかけています。
関連リンク
電動キックボードの衝突実験(JAFユーザーテスト) | JAF
BESV JAPAN BESV、SMALO、Votani製Eバイク購入者を対象にヘルメットのプレゼントキャンペーンを実施
BESV JAPANは「Thousand Helmet プレゼントキャンペーン」を行うと発表しました。このキャンペーンは、2023年7月22日(土)から8月31日(木)まで行われます。
このキャンペーンの特典として、購入者は自分の好みの色とサイズのThousand Helmetを1つ受け取ることができます。Thousand Helmetは、LA発の都会派サイクリスト向けに設計された高品質なヘルメットです。デザイン性、利便性、安全性を高レベルで満たすこのHeritage1.0ヘルメットシリーズは、よりカジュアルで安全なヘルメットとして市場に登場しています。
対象となる製品は、BESV、SMALO、Votaniの全製品です。プレゼントとなるThousand Helmetは、全9色、3サイズから選択可能です。
ただし、注意事項として、このキャンペーンはBESV、SMALO、Votaniの正規取扱店で新車を購入するお客様が対象です。また、ヘルメットの在庫状況により、プレゼント品のお届けに時間がかかる場合や、在庫のないヘルメットのサイズ・カラーを選ぶことができない場合があります。
関連リンク
BESV JAPAN(ベスビー ジャパン)
伊勢志摩エリアのリゾート施設VISONに国内最大級の車中泊スポットがオープン
ヴィソン多気株式会社とキャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービス、車両製造・リノベーションなど国内最大級のバンライフのプラットフォーム事業を展開するCarstay株式会社は7月13日、両社が連携し、ヴィソン多気が運営する商業リゾート施設「VISON」内に200台分のキャンピングカー用駐車スペースを設け、Carstayの車中泊スポットとして登録したことが発表されました。両社は、周辺の観光地とVISONの施設を活用し、地域の課題解決を目指します。
VISONで設けられた200台分の車中泊スペースは、Carstayが全国で登録している約340箇所の車中泊スポットの中で最大となります。このスポットはVISONの敷地内で最も標高が高い場所に位置しており、1台あたりの利用料金は3,000円で、24時間利用可能なトイレと、6時から24時まで利用できる日帰り温浴施設「本草湯」が併設されています。
また、VISONの敷地内には数々の飲食店やショップがあり、地域の食材を使った料理や、世界的に有名なパティシエ辻口博啓氏が手掛けるスイーツ店、「猿田彦珈琲」など多様なお店を楽しむことができます。また、バーベキュー器材の貸出、新鮮なBBQ食材や飲料を提供する「GRILL EIGHT」もオープンしています。
VISON近隣には、伊勢神宮や鳥羽水族館、志摩半島などの観光地が点在しています。観光地としての魅力はあるものの、地域の宿泊施設の不足や交通手段が不便なため、観光客は日帰りが主となっており、観光地の活用が課題となっていました。
VISONとCarstayの連携により、車中泊仕様の車を活用することで、観光客がVISONやその周辺施設を有効活用し、三重県、和歌山県、兵庫県淡路島までの観光地をカバーすることが可能となり、地域の観光基盤の強化と地域内の移動や宿泊の課題解決につながります。
今後、VISONはCarstayと共にバンライフを通じた地域活性化の取り組みを拡大する予定で、既存の施設と連携し、持続可能な観光基盤の強化を目指します。一方、Carstayは全国的に高まる車中泊やキャンピングカー旅行の需要に応え、地域課題の解決とバンライフの基盤構築に貢献するとともに、地域企業との連携を積極的に推進します。
関連リンク
Carstay