デイリーアーカイブ Oct 28, 2024

スズキ 折り畳み電動モペッド「e-PO(イーポ)」をジャパンモビリティショーで発表 パナソニックの電アシがベースの原付

スズキはジャパンモビリティショー2023で、折り畳み電動モペッド「e-PO(イーポ)」を発表するとのことです。   e-PO(イーポ)は、電動アシスト自転車のバッテリー、駆動ユニットを使用し、スズキとパナソニック サイクルテック株式会社が共同で開発した折り畳みが可能な原付一種相当の電動モペッド。通常のアシスト自転車より強いアシスト力を持ち、自動車道でも安心して走行が可能。さらにスロットル操作でスクーターのように漕がずに走行できる新しいモビリティで、フル電動走行/アシスト走行/ペダル走行 の3モードがあるとのこと。 車体のベースは、パナソニックの折りたたみ電動アシスト自転車「オフタイム」で、ディスクブレーキの装着や車体後部にナンバープレートを装備するなど、原付一種扱いになるために様々な改良を行っています。 このような電動モペットは、日本国内では法律では免許が必要となる原動機付自転車扱いのため、売れないというジンクスがあります。これは、世界初の量産電動アシスト自転車を登場させたヤマハ発動機が、初代PASを登場させる時、免許が必要な原動機付自転車で出すと絶対売れないため、国と掛け合って免許が無くても運転できるように法律を変えています。また、欧州市場ではハンドスロットルによるフル電動走行は免許なしのEバイク(電動アシスト自転車)として認められず、アメリカでは一部州のみ免許なしで運転できるモペットとしての扱いとなります。 e-PO(イーポ)はあくまでも参考出展車で、実際に発売されるかは不明です。 関連リンク JAPAN MOBILITY SHOW 2023の出品概要|スズキ (suzuki.co.jp)

夢のキャンピングカーを、たったの30万円で手に入れる方法を紹介 『DIY軽トラキャンパーのすべて』

株式会社扶桑社は9月26日、『DIY軽トラキャンパーのすべて』を出版した。本誌は、キャンピングカー業界で一世を風靡している。この本は、多くの軽トラキャンパー初心者が夢見る個性豊かな19台のDIY軽トラキャンパーを大特集している。 キャンピングカー白書2023によれば、キャンピングカーの保有台数は、2005年以降右肩上がりで増加しており、2022年には過去最高の14万5000台に達した。だが、それは一方で高級車並みの価格がハードルとなっている。そこで注目されているのが、格安で手に入れられるDIY軽トラキャンパーだ。 市販の軽トラキャンパーは、軽トラ含むと約300万円前後が一般的。しかし、DIYによりキャンパー部分を自作すると、その費用は約1/10にまで抑えられる。新車や中古車として広く出回っている軽トラは、その低価格と維持費の安さ、さらには堅牢性から、多くの人々に手に入れやすいという特長がある。 「DIY軽トラキャンパーのすべて」では、これらの業界の内幕と、個々のDIY軽トラキャンパーの創造的な自作例を多数紹介している。本書の価格は1,650円(本体1,500円+税)で、ISBNは978-4-594-62052-3。 関連リンク 扶桑社 (fusosha.co.jp)

Honda、新型軽商用電気自動車「N-VAN e:」の先行情報を公開

Hondaは、公式ホームページで2024年春の発売を予定している新型軽商用電気自動車「N-VAN e:」に関する情報を先行公開しました。この発表は、2050年までにカーボンニュートラルを実現するという野心的な目標に向けた、企業の環境負荷低減の取り組みの一環です。 日本国内の四輪車販売において、2030年までにハイブリッド車を含め、100%電動車とするというHondaの目標に基づいています。軽商用EVのN-VAN e:は、その中心となる初の一歩であり、その電動化は業界全体において非常に高いニーズがあるとされています。 N-VAN e:は、既存のN-VANの積載性や空間価値を損なうことなく、誰もが運転しやすい形で電気自動車化されています。具体的には、荷室のフロア下に薄型化されたバッテリーを搭載し、床を低く、天井を高く設計。これによって、広く大容量な荷室空間が確保されています。また、助手席からリアシートまでフラットにすることで、長尺の荷物も積むことが可能です。助手席側に大開口部を設けたことで、横からも大小さまざまな荷物の積み降ろしが容易に行えます。 デザイン面においては、従来のN-VANのスタイルを継承しつつ、Hondaの環境負荷低減の姿勢を明確に示すため、使用済み自動車のバンパーをリサイクルした「バンパーリサイクル材」をフロントグリルなどに採用しています。内装においても、利便性を重視した設計がされており、エアコン操作部やシフトポジションスイッチなどの機能がドライバー席側に集中配置されています。 走行性能においても、N-VAN e:は低振動・低騒音を実現し、早朝や深夜でも静かに移動・配送が可能です。ブレーキは電動サーボブレーキを採用し、安心感のあるブレーキフィールを提供します。特に減速時や降坂時には、ブレーキディスクローターのサイズアップや特別な設定が施されています。 パワーユニットには電動アクスルの小型化と大容量、薄型のバッテリーが採用され、WLTCモードで210km以上の航続距離を目指して開発されています。また、エアコンの消費電力を抑制するECONモードも設定されています。 充電には、6.0kW出力の普通充電器が対応しており、充電時間は約5時間です。さらに、Honda Power Supply Connectorを使用すると、合計1500Wまでの電化製品が使用可能です。Honda CONNECTのスマートフォンアプリでは、出かけ前タイマー設定や最大充電量設定などが行え、電気代の抑制や航続距離の最大化に貢献します。 ラインナップは商用仕様のスタンダードモデルである4人乗りのe:L4、レジャーも楽しめるe:FUN、助手席型シートを無くして積載性を向上させた2人乗りのe:L2を用意しています。 関連リンク N-VAN e:|Honda