デイリーアーカイブ Oct 28, 2024

シトロエンHトラックが現代に復活 フィアット・デュカトベースに架装

株式会社ルパルナスは、2023年10月1日よりレトロなスタイルと最新技術が融合した新型ワンボックスバン「タイプH」を発売しました。 シトロエンHトラックは1948年から1981年までフランスで販売されており、フランス国内で高い人気を誇っていました。フランスでは正確には「Le Citroën Type H」と呼ばれています。 Hトラックで特徴と言えるのが波板トタンのような波打った鋼板で構成された外板に高い荷室が特徴的です。駆動方式は貨物車としては珍しいFF(前輪駆動)方式を採用し、これにより荷室のアレンジや改造性を高め、Hトラックは貨物車以外でも幅広く活用されました。そのユニークな外観と広い荷室スペースが評価され、クレープ店や移動販売車に多く使用され、近年は軽自動車のカスタム仕様でもHトラックのオマージュを見ることができます。 今回登場したタイプHは、イタリアのカロッツェリア・カゼラーニがシトロエン社公認で製造するFRP製ボディキットを使用。フィアット・デュカト日本仕様、またはその兄弟モデルのヨーロッパ仕様など最新モデルをベースに、日本国内のルパルナス社の工場で架装が行われます。 オリジナルのシトロエンHトラックは、マニュアルトランスミッションやエアコンの非搭載、整備の手間などのデメリットがあったと言われています。しかし、このタイプHでは、オートマチックトランスミッション、エアコン、安全運転支援装置などが標準装備され、安全性と快適性が確保されています。 ボディサイズに関しては、L2H2ベースの場合、全長は5443mm、全幅は2080mm、全高は2524mmとなっています。また、用途に応じてキッチンカー、移動販売車、キャンピングカー、トランスポーター、牽引車などのオーダーメイドも可能です。 この新型ワンボックスバンは、世界で100台限定の販売となります。価格は、キッチンカー仕様が1260万円(諸費用、消費税、ベース車両費込み)、バン仕様が1120万円(諸費用、消費税、ベース車両費込み)です。 関連リンク Type H

パナソニック コンパクト電アシ「ビビ・S・18」発売 エレベーターに載せることができるほどのコンパクトサイズが特徴

パナソニック サイクルテック株式会社はコンパクト電動アシスト自転車「ビビ・S・18」を2023年12月に発売します。 ビビ・S・18は、マンションのエレベーターにも積載可能なコンパクトな設計となっており、自室での保管にも非常に便利です。重量は約20.8キロと電動アシスト自転車の中では比較的軽量で、全長は約1,490 mmと非常に取り回しのしやすいサイズで、一般乗用エレベーターの最小サイズでも載せることが可能となっています。 ハンドルは、手をかけやすいBMX風ハンドルバーが特徴で、駐輪時にも簡単に持ち上げることができます。さらに、一般的なショッピング用自転車のデザインを一新し、フレーム全体の美しい流れを強調した形状を採用。新鮮かつ独自のデザインを目指しています。 タイヤサイズは18×1.75HE、車体重量は20.8キロ、変速機は内装3段変速、バッテリー容量は303Whで1充電あたりの参考航続距離は42キロから80キロで、価格は141,000円(税込)です。 関連リンク 【公式】ビビ・S・18|電動アシスト自転車|Panasonic

パナソニック 通学用電アシ「ティモMX」発表 中学生の通学にも対応できるように設計

パナソニック サイクルテック株式会社は通学用電動アシスト自転車「ティモ・MX」を2023年11月に発売します。 近年、電動アシスト自転車の通学利用者数が年々増加しており、特に中学生の利用が急増しています。パナソニック サイクルテックの18歳以下向けキャンペーンにおいても、中学生の登録者数は過去3年で2倍以上に増加しており、このような背景を受け、「ティモ・MX」は小柄な方でも乗りやすいフレームで、サドル最低地上高720ミリを実現。これにより、乗車適応身長は139センチ以上と小柄な人でも乗車することができます。 さらに、従来の「TiMO(ティモ)」シリーズと同様、夕暮れ時に前方や足元を照らすLEDビームランプや、スクールバッグが収まるワイドステンレスバスケットなども搭載されています。耐久性にも優れた部品が使われており、高校進学後も長期間にわたって使用することができると謳っています。 タイヤサイズは26×1-1/2 WO、車体重量は27.3キロ、変速機は内装3段変速、バッテリー容量は303Whで1充電あたりの参考航続距離は44キロから80キロで、価格は138,000円(税込)です。 関連リンク 【公式】ティモ・MX|電動アシスト自転車|Panasonic