デイリーアーカイブ Oct 28, 2024

折りたたみEバイクで有名な「MATE BIKE」破産の危機に

デンマークの自転車ブランド「MATE BIKE」が厳しい経営状況に陥っていると、海外メディアが報じています。かつて新型コロナウイルスの影響で自転車が注目を集め、一躍有名になったこのブランドですが、近年は物価の高騰によって消費者の需要が減少し、存続が危ぶまれています。 2016年には、インフルエンサーや有名人を巧妙に活用し、ブランドイメージの強化に努めました。しかし、自転車業界全体で物価の高騰という厳しい問題に直面しており、消費者の購買意欲は急速に低下しています。この状況を受けて、同社の取締役会は新社長ヤヌス・クリスチャン・フィエルドボルグの下、破産裁判所に経営再建の許可を申請しています。 bike-euや、Cycling Electricによると、MATE BIKEの負債は1,000万ドル(約7,000万クローネ)に達しており、利益を上げるのが難しい状況にあると報告されています。 新興の電動アシスト自転車、Eバイク企業が破綻に追い込まれる事例に関しては、ヴァンムーフが有名です。 ヴァンムーフはハイテクのEバイクのパイオニアとして知られ、2021年9月には約160億円を調達したこともあって、一時は世界で最も資金を集めたEバイク企業とされていました。しかし、2020年4月に発表した新型Eバイク「S3」と「X3」において、品質に関する問題が発生。保証期間中に多くの修理や交換が必要とされ、特別プラン「Peace of Mind保証」による損失も積み重なり、結果的に破産へと至り、最終的にはマクラーレンラヴォアが買収しました。メイトバイクの今後は注視する必要があります。 MATE.Bike – The Ultimate eBike – Powerful, Smart & Foldable – MATE Bike International

ジャパンモビリティショー2023に電動アシスト三輪カーゴバイク「STREEK」が出展

株式会社RIAN CARRYは、今年の10月26日から東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(旧:東京モーターショー)」において、主催者プログラム「Startup Future Factory」に出展することを公表しました。特に10月29日と30日の2日間には、新しい運送・移動手段として「STREEK」と名付けた電動アシスト三輪自転車を展示する予定です。 同社はSTREEKによるカーゴバイクの多様な活用方法を、会場内の「地域創生コーナー」でビデオと共に紹介するとともに、量産前の試作機を披露する計画です。STREEKは、日本の生活環境に合った普通自転車サイズの三輪車であり、車体中央に大容量のカーゴスペースを備えています。この設計により、通常の自転車で困難だった積載性と安定性を両立させています。 海外の大型カーゴバイクと比較して、STREEKは全長1.9メートル、幅0.6メートル以内のコンパクトなサイズを持ちます。フロント18インチ、リア20インチのタイヤを採用する三輪構造が、安定性を高めています。STREEKは、車体の中央に低く設けた大型カーゴスペースが特長で、積載重量の影響を最小限に抑え、安全な運行を可能にしています。 この出展に対する古富武鹿氏のコメントによれば、「JAPAN MOBILITY SHOWにおいてSTREEKの量産試作機を発表できることを大変誇らしく思います。」と述べ、開発元であるエンビジョン株式会社(本社:神奈川県横浜市)とともに、2016年から量産と販売に向けて取り組んできたと明らかにしました。 古富氏はまた、EUでのカーゴバイクの利用実績から着想を得て、日本のライフスタイルに適した形で再定義したSTREEKに対して、多くの期待と反響が寄せられていること、さらに多様なイベントを通じて新たなモビリティインフラの整備も促進してきたことを語っています。 「今後も、多くの支持者やパートナーの皆様に感謝を申し上げながら、STREEKを新しいライフスタイルの選択肢として世界に向けて発信していきます」と古富氏は締めくくりました。 RIAN CARRY(ライアンキャリー) 〜Ride and Carry your dream〜 STREEK CargoTrike► 前2輪の電動アシスト3輪自転車・カーゴバイク_cargobike (stroke-design.com)

ロンドン生まれの『The TWEED RUN』でファッションショーが開催

2023年11月18日(土)に岐阜市で開催される『Tweed Run(ツイードラン)』に、名古屋モード学園のファッションデザイン学科、高度専門士コース、およびファッションテクノロジー学科の学生が参加します。このイベントは、瀧定名古屋株式会社様から提供された生地を使用して、学生が創造力を発揮して制作したオリジナル作品を、ファッションショー形式で展示する特別な機会となっています。 Tweed Runは、2009年にロンドンで誕生した自転車とファッションを組み合わせたイベントです。参加者はツイードのアイテムを身に纏い、愛車である自転車に乗って街を走ります。今年は、この国際的に注目を集めるイベントが、ツイードの名産地である尾州エリアにおいて、初めて岐阜市で開催されることとなりました。 当日のイベントは、朝9時15分から始まる「Group ride」でスタートします。参加者はツイードの衣装で着飾り、自転車で岐阜市内を駆け抜けます。途中で観光スポットに立ち寄りながら、地域の歴史や文化に触れ、ゴールを目指します。名古屋モード学園の学生たちもこの部分に参加し、イベントを一層盛り上げる予定です。 続いて13時からは、「Tea party」が開催されます。ライドが終了した後、参加者は自転車を停めて、ベストドレッサー賞の授賞式が行われる会場に移動します。軽食を楽しみつつ、ファッション愛好者や自転車の仲間と交流する貴重な時間が設けられています。 最後に14時からは、名古屋・岐阜にまたがる尾州エリアでの「Fashion show」が予定されています。このエリアは、ツイードの高品質な生地で世界的に名高く、その名声にふさわしいファッションショーが展開されます。名古屋モード学園の学生が制作したオリジナル作品が披露され、尾州地域の繊維産業と学生の創造性が見事に融合した一日となるでしょう。 イベントは9時から15時までで、スタート地点はJR岐阜駅北口前の信長ゆめ広場、ゴールは長良川うかいミュージアムとなっています。アフターパーティーおよびファッションショーは、ゴール地点である長良川うかいミュージアムで13時から開催される予定です。 TweedrunBISHU