デイリーアーカイブ Dec 28, 2024
コーダーブルームの2016年モデルで気になる事を書いていく
マルキンやモーメンタムで有名な日本の自転車会社のホダカは、コーダーブルームという自転車ブランドを持っている。コーダーブルームは自転車専門店向けのスポーツ自転車ブランド費用対効果が高いことでも知られている。今回、2016年モデルの記事をネット上で見つけたのでまとめてみることにした。
日本製フレームのクロモリロードバイク GIGLIOをラインナップ
コーダーブルームのラインナップでは異色なのがGIGLIO。日本製のクロモリフレームでLEVELで知られているマツダ自転車工場がフレーム製作しているのを売りにしている。フレーム売りで27万円と高価だ。ビルダーフレームでも在庫と納期でメリットがあるのを売りにしているらしい。安価ながらセミオーダーができる、パナソニックオーダーシステムや独特なスタイリングのブリヂストンアンカーのネオコット、LEVELのフルオーダーメイドフレームなどのライバルに立ち向かえるのかが気になるところ。
ロードバイクはレーシング志向に進化
ロードバイクのFarnaシリーズは、バックステー形状を変えて乗り心地を良くしたり、ワイヤーの内蔵処理、さらにはフロントフォークのコラムをカーボン化したとのこと。フロントフォークコラムをカーボン化は重量が軽くなる利点の一方、部品取り付け時に適切なトルク管理が必要と言われているので注意が必要。
Rail700Aの価格は税抜き5万円以下と安い。
2016年モデルのコーダーブルームの車体価格を見ると、費用対効果が余り高くないが、Rail700Aの税抜き価格は49,000円と安い。2016年モデルの多くは税抜き価格でも5万円以上が多い中、Rail700Aは安価なクロスバイクとして注目されるだろう。
参考サイト:http://cyclist.sanspo.com/206822
輪行を行うのならカラビナは持っておきたい理由
輪行を行う場合、いろいろな小物を持っておくと役に立つといわれているが、個人的に輪行関連の小物で一番持っておきたい物がカラビナ。
カラビナを使うことで、手すりなどを利用して輪行袋を固定することが可能だ。これが上手くできると、自転車がきちんと固定できるので万が一の不安が少なくなる。注意点としてはカラビナは、あまりに安すぎる物は使わないということ。個人的に100円ショップのカラビナはキーホルダーなので強度的に不安があるので使いたくない。自分が使っているのは登山用を借りているが、耐久性があるカラビナなら大丈夫だと思う。
輪行用カラビナの代用になりそうな物は、カラビナロックという自転車用ロックが自転車用簡易カギとして代用できそうだが、輪行用カラビナとしての耐久性は不明。また、サイクルベースあさひからはどこでもペッタンと言う輪行袋簡易固定小物があるが、個人的には100円ショップのカラビナよりも不安がある。
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フロントフォークのチャンバラで見るカーボン素材の壊れ方
Rivendell Bicycle Works - Fork Wars from Rivendell Bicycle Works on Vimeo.
上の動画「Fork wars」はフロントフォークでチャンバラをしてフロントフォークの壊れ方の違いを検証している。
1回目はカーボン素材のフロントフォークとカーボン素材のフロントフォークでチャンバラをして、7回目で一方のカーボン素材のフロントフォークが折れた。
2回目ではスチール素材のフロントフォークと、1回目で生き残ったカーボン素材のフロントフォークでチャンバラを行い、3回目でカーボン素材のフロントフォークが折れることに。
3回目は、両方ともスチール素材のフロントフォークでチャンバラをしたが、両方ともフロントフォークは曲がったり凹んだりはしたが折れなかった。
4回目は1回目で折れたカーボン素材のフロントフォークとスチール素材のフロントフォークでのチャンバラ。これは5回目でカーボン素材のフロントフォークが折れることになった。
この動画で注目するところは、カーボンフォークの壊れ方。カーボン素材は一気にボキッと折れているということ。スチール素材は凹んだり曲がったりしているため、万が一の破損でも何とか保てる可能性がある一方で、カーボンフォークは凹まず一気に折れるため折れたときは転倒のリスクが一気に高くなる。
Fork warsはチャンバラという超特殊な条件で素材の比較をしているが、カーボンフォークも外からの力には弱いようだ。今のロードバイクやクロスバイクはカーボンフォークの採用が多いが始業前点検はきちんと行い、素材の特性を理解したほうが良いと思う。
参考サイト:自転車に使われるカーボン製品の取り扱い | Checklist(点検箇所) | Bicycle-Info.jp