デイリーアーカイブ Oct 24, 2024

キワモノ系ツーリング車に変化した 2016年モデル RITEWAY SONOMA D

RITEWAYのSONOMAと言えば、レトロスタイルのツーリング車で有名だったが、2016年モデルは一気にコンセプトが変わった。スペックは以下の通りになっている。 フレーム:軽量スチール、リアドロップアウト幅135mm フロントフォーク:軽量スチール ブレーキ:Tektro RX1 ミニVブレーキ クランク:SHIMANO FC-A073、170mm、50×39×30T 3速 スプロケット:SHIMANO CS-HG20、12-28T 7速 タイヤ:Kenda K-934、700×40C 2016年モデルのSONOMAは、安さ重視にするためか、2015年モデルと比べて各部品のグレードを落として安くしている。リアの変速段数は8速から7速になっている。安さ重視になった一方でも、回転部分にはシマノ製のハブやボトムブラケットを採用したり、シェファードシティに採用されている柔らかいサドルを採用している。参考重量は12.8kgと重い。 ソノマDでキワモノだと思ったのがブレーキ。ブレーキはTEKTRO RX1というミニVブレーキを採用している。通常Vブレーキはドロップハンドルのブレーキレバーには対応していないのが殆どだが、非公式でミニVブレーキという、通常のVブレーキよりもコンパクトなブレーキを使用して改造する人たちがいる。ミニVブレーキでドロップハンドル化にする方法は、ブレーキ調整がシビアになると言われていて、非公式な方式だが、自転車ブランドがミニVブレーキとドロップハンドルの組み合わせを採用したのに驚いた。ブレーキ調整の件はどうなっているのかが気になる所だ。 タイヤはKenda K-934、700×40Cと、シティサイクル並に太いタイヤを採用している。乗り心地や段差は安心感は非常に高そうだが、ロードバイクのような走りは期待できないだろう。 2016年のソノマ Dはキワモノ系となっている。普通のロードバイクやツーリング車ではないので、よく考えて買ったほうがいいだろう。 ライトウェイ 2016 ソノマ D/SONOMA D【ロードバイク/ROAD】【スチール】【SHIMANO(シマノ)】【RITEWAY】【2016年モデル】 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる

クロスバイクよりも発展性があるフラットバーグラベルロード GT GRADE FB COMP

未舗装路が走れるのを売りにしているグラベルロードは、最近では色々な所から販売されている。GTのグラベルロード「GRADE」シリーズは、2016年モデルから、エントリーモデルのGRADE CLARISに女性用モデルが登場するようだ。 【先行予約受付中】GT(ジーティー) 2016年モデル GRADE ALLOY CLARIS WOMENS (グレイドアロイクラリスウーマン) 【女性用ロード(ロードバイク)】【ロードバイク】 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる 【先行予約受付中】GT(ジーティー) 2016年モデル GRADE ALLOY CLARIS (グレイドアロイクラリス) 【ツーリング向シクロ(シクロクロス)】【シクロクロス】 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる また、2016年モデルからはGRADEのフラットバーモデルとして、GRADE FB COMPが登場するようだ。価格はネット通販では75.810円(税抜)とのこと。スペックは以下の通り フレーム:Gradeアルミフレーム with smooth welds、ハイドロフォーミング フロントフォーク:Grade カーボンフォーク、”1 1/4-1 1/8”。アルミステアチューブ ブレーキ:Tektro 機械式ディスクブレーキ、160mm rotor クランク:Shimano FC-M311 48/38/28T 3速 スプロケット:Sun Race CSM66 12-32T 8速 タイヤ:Kenda Kwest 700x28c グラベルロードのフラットバー仕様が良いと思ったのは、上手くいけばドロップハンドル・ブルホーンハンドル化が容易になるということ。多くのクロスバイクに装着されているVブレーキは、ロードバイク用ブレーキレバーに対応していないため、ドロップハンドルやブルホーンハンドルにするのが難しい。シクロクロスやランドナーなどに採用されているカンチブレーキは、ブレーキ調整にコツが必要なので、個人的には初心者にはお勧めしていない。 グラベルロードでは、オフロード走行もするためブレーキはディスクブレーキを採用しているモデルが殆どだ。そのため、ロードバイク用ブレーキレバーでもディスクブレーキを引けるブレーキが登場している。そのため、ハンドルの選択肢が増え自分好みの自転車を作れる可能性が広がった。公道仕様を作る上で、ハンドルの選択肢が多いのは非常に重要なことで、正直な話、後ろの変速段数の多さより50倍重要だ。 GT GRADE FB COMPのブレーキは、Tektro 機械式ディスクブレーキ、160mm rotor。これはドロップハンドルモデルの、GT GRADE ALLOY CLARISとスペック上では同じブレーキのようだ。ただ、GRADE FB COMPのブレーキは、EF51というVブレーキ/メカニカルDISCブレーキモデルとなっているので、ロードバイク用ブレーキレバーが使用できるのかはわからないため実際には不明。ロードバイク用ディスクブレーキなのか知りたいなら、必ず代理店に聞いたほうが良い。 もしロードバイク用ディスクブレーキなら、GRADE FB COMPは理想の公道仕様スポーツ自転車の1つだと思う。荷台や泥除けが装着可能で、舗装路用自転車ながら、太いタイヤ(35ミリまでOK)も履け、ディスクブレーキなので泥にも強く、ロードバイク用ディスクブレーキなので、ハンドルの選択肢が多く、フラットハンドルで峠重視から、ドロップハンドルやブルホーンハンドルで舗装路重視まででき、自分に合った自転車にすることができる。自分がEscape RX4を購入するとき、クロスバイクの選択に迷い試乗をするなどをして、最終的にEscape...

シクロライダーの小ネタ 自転車店員から見るシクロライダー・一番受けなかった記事等

自転車店員から見るシクロライダー 出版社系自転車情報サイトより、ユーザー視点でタメになるシクロライダーはお気に入りのサイト。 店員仲間同士でも“シクロライダーのあの記事みた?”というのが普通に会話で出てきますが、う、うちのサイトが引用されている!? ikupon.comの2015/6/19から引用。シクロライダーが、このような評価されているのを見ると、感慨深いのと同時にもっと注意して書かないといけなく、今後もユーザー視点で公道思考で書いていきます。 引用について 有益な情報があった場合、他の人にも教えたいので、どうしても引用しますが、シクロライダーシリーズでは、詳しい内容は積極的に引用元を見ることを薦めるように心がけています。 一番受けなかった記事 結構力を入れて書いたのに、反応が非常に薄いのがこの記事 80年代バイクブームより遥かに過激な1970年代の第1次バイクブームまとめ 高校生で現役時代のオートバイ(原付は新車、それ以外は古くても全部2~3年落ちのモデル)を4台乗り変えた(スズキ・ハスラー50→ヤマハ・RX350→カワサキ・W1スペシャル”W1SA”→ホンダ・ドリームCB500Four)某氏のお蔭で、日本で一番詳しい第1次バイクブームの記事ができた。 この時代の高校生は、既に新車価格で大卒初任給の4~7倍する現役オートバイを乗っている。普通に大型オートバイが乗れたので、ナナハンを有難る人はあまりいなかったのか、この写真ではCB750Fourよりも、コンパクトで扱いやすいCB500Fourが多い。(両車とも人気車種で新車価格は大卒初任給(約5万円)の6.5~7倍以上)で、第2次バイクブームでは、高価でも大卒初任給(1988年で約15万円)の4~5倍と考えると、高校生でいかに高価なオートバイを乗っていたのかわかる。また、高校によっては大型オートバイで通学していたところもあったようだ。 この記事、実際に時代を生きていた某氏には好評な一方、Google検索で上位に表示されているが、第1次バイクブームは殆ど話にはなく、自転車サイトが一番詳しい状況となっている。個人的に第1次バイクブームを見ると、安価なオートバイが殆どの第2次バイクブームなんて大したことが無く、第1次バイクブームの熱気を知ると、第3次バイクブームは燃えカスのようなブームなのがわかる。