デイリーアーカイブ Dec 29, 2024

6輪生活 ハイエースなどのワンボックスに乗る時の覚悟

荷室が広いワンボックス車の良い点は、色々な発想を空間に表現できやすい点だ。ワンボックス車で人気となっているハイエースは、サーフィンや自転車、キャンプなどのベースキャンプ的な使い方ができる車として非常に人気だ。 そんなハイエースなどのワンボックス車で一番問題になるのは安全性だ。ワンボックス車の殆どは商用車が殆どで、これらのワンボックス車は2015年11月16日現在、横滑り防止装置や衝突軽減装置がついていない。競争が激しい軽ワンボックス車では横滑り防止装置や衝突軽減装置が一部で装備できるため、軽自動車よりもリスクが高い乗り物となっている。 また、ワンボックス車は衝突安全性能も良くない。クラッシャブルゾーンが少ないワンボックス車は衝突テストでの評価は厳しい。日本では販売できるが衝突テストに厳しい国ではハイエースは販売されていない。アメリカのトヨタはハイエースは売られていなく、ヨーロッパ圏では現在バンタイプの商用車はプロエースという欧州自動車メーカーのOEMモデルだが、その前にあった欧州版ハイエースは日本では1995年に登場したトヨタ・グランビアを2012年まで販売していた。現行型(200系)ハイエースが日本で登場していても、ヨーロッパでは従来のボンネット付きハイエースが売られていたのを見ると、現行型ハイエースの安全性は良くないと考えるのが普通だろう。参考に他の日本車と比べて見るとすると、軽自動車のダイハツ・クオーレ(日本名ミラ)が衝突安全テストを行っていて、それなりの評価を出している。ヨーロッパ向けに多少変えているのを考えても、軽自動車が衝突テストに合格してヨーロッパで販売していたのは事実だ。 ボンネットが無い現行型ハイエースが新車で販売されている地域は新興国を除くと日本とオーストラリア地域がある。オーストラリアは、中国のグレートウォール、チェリー、Foton、LDV(もとは英国の商用車ブランドだが上海汽車が買収)インドのマヒンドラ、タタと、中国車やインド車が参入していて、衝突安全テストで低い点を出す車を売るブランドが多くある。 https://www.youtube.com/watch?v=uvnp1NF4XiM ハイエースのオーストラリアの衝突安全テスト結果は、ワンボックス車としてはそれなりにいいがフルテクニカルレポートでは足首あたりは危険の評価となっている。もっとも、かつての日産・URVAN(日本名キャラバン)、三菱・エクスプレス(日本名デリカバン)等の最低評価を出す車よりは安全だ。 よく自転車を積むトランポでワンボックスカーを薦める場合が多いが、安全性について言及しているのは殆ど無い。自分がハイエース等のワンボックス車はあまり薦められないのが安全性で、ワンボックスカーを所有することは、安全を捨てることだと考えないといけない。 【特選車】【新車】トヨタ ハイエースバン 2WD ロング ハイルーフ ジャストロー 5ドア DX 標準ボディ 3/6人 1000kg 3000cc 軽油 5DMT≪カーリース≫★カード決済OK★ posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す ヤフオク!で探す

スーツケースに入る高性能折り畳み自転車 Caracle-SとPATTO BIKEの違い

走行性能とスーツケースに入る折り畳み性能を両立した折り畳み自転車というのは非常に少ない。走行性能を重視した折り畳み自転車は折り畳みサイズが大きくなり、スーツケースに入る折り畳み性能を重視した場合、走行性能が期待できない折り畳み自転車が殆どだ。そんな折り畳み自転車が多い中、Tech One Caracle SとPATTO BIKEは、走行性能とスーツケースに入る折り畳み性能を両立した貴重な折り畳み自転車で、個人的にはポスト海外ブランドの高級折り畳み自転車になると思っている。 Tech One Caracle SとPATTO BIKEはスーツケースに入ることを売りにした高性能折り畳み自転車という考えは同じだが、実際の自転車のコンセプトは違うので違いをまとめてみた。 車体設計の違い Caracle-Sは従来の折り畳み自転車に多い、ステム長が無い折り畳み式ハンドル、横に折れるリアサスペンション式フレームを採用している。タイヤサイズは20インチ(406サイズ)と20インチでも小さ目のタイヤを採用しており、タイヤ幅も1.5インチ(38ミリ相当)と太めで安定感重視となっている。 PATTO BIKEは、Brompton のようにリアスイングアームが前方にスイングし、ステム長はあるが、折り畳み不可能で引き抜き式のスレッドタイプのステム、フロントフォークにヒンジがあり折りたたむ方式を採用している。タイヤサイズは20インチ(451サイズ)と20インチでも大きめのサイズを採用しており、タイヤ幅は1-1/8インチ(28ミリ相当)と細めでスピード重視となっている。 折り畳み機構の違い スピード、長距離重視ならPATTO BIKE、安定性や乗り心地、折り畳み性能重視ならCaracle-Sか 個人的な意見としては両車とも純正状態で使用するのなら、スピードや長距離走行を重視するならPATTO BIKE、安定性や乗り心地、折り畳み性能重視ならCaracle-Sを選ぶだろう。 PATTO BIKEは動画を見る限り折り畳み方法が少し複雑だが、20インチでは大きめの車輪に細いタイヤ、ステム長があるためポジションを詰めやすい車体設計、ドロップハンドルで前多段変速モデルが売られていて、改造しなくてもスピードや長距離走行性能重視のモデルを簡単に手に入れることができる。 Caracle-Sは純正状態でのドロップハンドルモデルや前多段変速モデルは無い一方、素早く行える折り畳みや、タイヤの太さやリアサスペンションが装備されている乗り心地や安定性は高い。スピードや長距離性能をあまり求めないのならCaracle-Sは魅力的だろう。 両車とも問題になるのが販売数や情報量の少なさ Tech One Caracle SとPATTO BIKEは、スーツケースに入ることを売りにした高性能折り畳み自転車で、価格は10万円台前半で購入できるというお買い得な折り畳み自転車だ。個人的には10万円台前半で購入できるTern・Dahon・Brompton・Birdy Classicなどの16~20インチクラスの折り畳み自転車を買うのなら、間違いなくTech One Caracle SかPATTO BIKEを買うが、ここで問題になるのが情報量の少なさだ。 Birdy(旧名のBD-1時代を含む)・DAHON・Brompton等はすでに様々なユーザーが所有しておりたくさんの情報がある。情報量の多さはその車種のメリットやデメリットがわかり対処法も見つけることができる。また、これらの折り畳み自転車ブランドは全国の販売店で購入することが可能だ。 Tech One Caracle SとPATTO BIKEは、最近発売されたため情報量が少なく販売店も少ない。情報量と販売店の少なさは大きなデメリットで、真っ先に解消しないといけないだろう。 スーツケースに入る世界最小20インチ折りたたみ自転車 CARACLE-S スーツケースに入る20インチ(451)折り畳み自転車 PATTO BIKE SC451

スーツケースに入る20インチ(451)折り畳み自転車 PATTO BIKE SC451

スーツケースに入れることができる折りたたみ自転車といえばTech 1 Caracle Sが有名だが、サイクルモード2014ではPATTO BIKEがスーツケースに入る20インチ折り畳み自転車として展示されてあった。サイクルモード2015では試乗車があり、今回一番安いSC451に乗ってみた。 フレーム、フロントフォークはアルミ製を採用している。DAHONやBromptonなどの欧米の折りたたみ自転車は、大柄な人に合わせた車体設計が多くハンドルからサドルまでの距離が長い折りたたみ自転車が多い中、PATTO BIKEは比較的身長が低い人にも合う折りたたみ自転車だ。折りたたみ自転車では珍しく通常のスポーツ自転車らしくステムは突き出ていて、角度調節機構付きステムが標準装備されていて、ノーマル状態からポジション調整の自由度が高い。   フロントフォークはヒンジ機構がついたタイプで、この機構があるので小さく折り畳みすることができるようだ。 https://www.youtube.com/watch?v=siYQBgzpaVE ブレーキはPROMAXのロードバイク用キャリパーブレーキ。ブレーキシューの固定方法がナットなのを見るとあまり大したものではないようだ。クランクはシングルで56Tと小径車専用の大型タイプを採用している。リアスプロケットは8段でロードバイク用か?タイヤはKENDA 20”×1-1/8"(28-451)で、20インチでも車輪径が大きい451タイプでロードバイクに近いくらい細い。 PATTO BIKEをサイクルモードで乗ってみた感想は、折り畳み機構が無いミニベロに近いと思ったこと。ステム長がない折りたたみ自転車特有の前タイヤの接地感が薄い走りでは無く、ステム長があるため、折り畳み機構が無くタイヤが小さいミニベロのように比較的自然な走りをする。タイヤが細いため安定性よりも舗装路のスピードを出すことを重視するロードバイク寄りの折り畳み自転車だ。 ダメなのはブレーキ。フラットバータイプのブレーキレバーなのにブレーキの効きが悪いため、PATTO BIKE SC451を購入したら最低でもブレーキシューは真っ先に交換したほうが良い。またオプションの輪行袋はハンドルが飛び出ていて車体からキャスターが出ているため、車体の一部が露出した転がし輪行タイプのためJRの規定違反で輪行不可のため、規則に合った新たな輪行袋が必要だろう。 スーツケースに入る折り畳み自転車の中でロードバイク寄りの走りをするPATTOBIKE。やや高価といえば高価だが、このクラスだと他の折り畳み自転車もこのぐらいの値段になるし、純正ドロップハンドルモデルもあるので貴重なモデルだろう。 参考サイト:PATTO BIKE PATTO BIKE SC451のスペック フレーム:アルミフレーム フロントフォーク:アルミフォーク ブレーキ:PROMAXロードバイク用デュアルピボットタイプキャリパーブレーキ クランク:シングル。56T スプロケット:シマノ 8速 ロードバイク用? タイヤ:KENDA 20”×1-1/8"(28-451)