デイリーアーカイブ Oct 25, 2024

小さな突起だけで力が入りやすくなるフラットハンドル用の部品 TOGS

フラットハンドルの自転車はハンドルを握る場所が1つしかないことに加え、操縦性を重視したためか、ハンドルを握ると手首が不自然になってしまい、長時間乗るのはしんどい状況が出る場合がある。それらの問題を解消するため、バーエンドバーというものがあるが、今ではバーエンドバーだけでなく、こういう物もある。 これは、TOGSという名前の物でハンドルの内側に小さな突起を装着して握れるようにする部品となっている。個人的に良いと思ったのは以下の点。 部品が小さい ハンドル内側に装着する部品で、通常のバーエンドバーよりもはるかに小さくスペースを取らない。装着しても比較的邪魔にならないし、バーエンドバーとの組み合わせもできるだろう。 握ってもブレーキをかけやすいようになっている バーエンドバーはハンドルの両端に装着するため、バーエンドバーを握った場合ブレーキをかけることができない問題があるが、TOGSの場合はTOGSを握ったところでもブレーキングができる位置関係となっているため、バーエンドバーより安全性能は高いだろう。 実際に使用している人の意見 実際にTOGSを使用している人の内容が書いてあるページを見つけた。1つはMTBにTOGSを使用している例。元々TOGSはマウンテンバイク用の部品なので普通の使用例だと思う。マウンテンバイクで使用している人の例では、TOGSを親指でホールドしている時はリラックスな状態でも滑ったり弾かれたりする事がなく、引きつける動作もでき良評価となっている。 もう1つはフラットバーロードバイクに採用している人。こちらでは通常の引きつけやリラックス状態の使用だけでなく、手の平でTOGSを水平方向に押すことで脇が締まり上半身がコンパクトになるため空気抵抗が少なくなる利点を挙げている。 マウンテンバイクだけでなくクロスバイクやフラットバーロードバイクなど、フラットバーの自転車に乗る人にとっては注目のTOGS。因みにプロムナードハンドルなどの手前に曲がったハンドルにも使用可能でプロムナードタイプのハンドルの欠点だった、力がかかりにくい問題もTOGSが解決してくれるようだ。 (参考) かゆい所に指がとどく?TOGS。 : VASSAGOよっちの毎日書かない日報(MTBに使用した人) フラットバーロードのポジション問題をTOGS(トグス)で解決!! : ここはボクにまかせて!!(フラットバーロードバイクに使用した人) TOGS導入|moonlander-life+LTB=???(ファットバイク+プロムナードハンドルに使用した人) トグス グリップ内側取り付けスティック posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す ヤフオク!で探す

折り畳み自転車「TECH ONE CARACLE-S」はクラシック・ミニにも積むことができる

20インチで世界最小の折り畳み自転車として有名なTECH ONE CARACLE-S。税抜き価格12万円以下で購入でき、20インチ世界最小折り畳み自転車ながら、他の20インチ折り畳み自転車と同じくらいに走ることができる折り畳み自転車だ。サイクルモード2014で試乗した時、価格を聞いて安いと言ってしまったほど、良い自転車だと思った。 そんなTECH ONE CARACLE-Sは、こんな自動車にも積むことができてしまうようだ。 bromptonが入らなかったミニのトランクに、CARACLE-S入っちゃったの図 pic.twitter.com/n7ZYGuKEaJ — きつねづか8/30ミク誕前日祭 (@cskitsunezuka) 2015, 8月 7 上の写真では、CARACLE-Sがクラシック・ミニに搭載されている写真だ。クラシック・ミニというのは、かつてブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)が1959年に登場させた「ミニ」という小型車で、自動車史に名前を残していたり、2000年まで販売されていたので有名な自動車。多く見るセダンタイプのクラシック・ミニは全長 3,051mm、全幅 1,410mm、全高 1,346mmと、現代の軽自動車よりも小さいため荷室容量も少ない。またクラシック・ミニは、現代の2ボックス車では荷室と室内が一体になっている定番のハッチバックではなく、荷室と室内が独立したタイプのため荷室スペースは非常に少なく自転車を入れるには完全に不向きと言えるが、なんと CARACLE-Sが入っている。因みにBromptonは入らないと書いてあるので、いかにCARACLE-Sがコンパクトなのかはわかると思う。

発想だけは良いスライド式折り畳み自転車 カインズホーム SLIKE

折り畳み自転車と言えばフレームが折り畳むタイプが一般的だが、一部ではフレームがスライドして小さくなる折り畳み自転車がある。スライドして小さくなるのに折り畳み自転車と書くのはおかしい気がするが、小径車だと一般的に折り畳み機構等自転車を小型化する機能が無い自転車という意味になるので、ここではスライド式フレームも折り畳み自転車と定義したい。 スライド式折り畳み自転車はホダカ・リトレッチなどいくつかあったが、フレーム自体がスライドする構造のためか、シートポストの干渉を防ぐためにサドルの位置が車体の中心部からずれている物が多く、素人から見ても疑問に思っていた。また、これらのスライド式折り畳み自転車もスライド機構にこだわったためかスタイリングが変で気になった。 普及していないスライド式折り畳み自転車の中で、個人的にまとまっているスタイリングだと思ったのがカインズホームのSLIKE。今までのスライド式折り畳み自転車によくある、フレーム自体をスライドさせるのではなく、リア3角部分が動くことによってスライドさせる方式となっている。この機構によってサドルの位置が車体の中心部にあり、スタイリングも通常の自転車と同じようになっている。 https://www.youtube.com/watch?v=Mmjd4lpL1-E スライド機構は良くできているSLIKEだが、車体重量は15キロと作りが良くない激安折り畳み自転車と同じように重く、ブレーキも発展性が低い(前は安物キャリパーブレーキ、後ろはバンドブレーキ)特にリアブレーキは音鳴りがしやすい構造のバンドブレーキとなっている。カインズホーム SLIKEは発想は良いが、性能はホームセンターの安物レベルとなっているし発展性が低くマニアのセカンドバイクにもキツイ。本格的な折り畳み自転車の雰囲気が得たいのなら、DAHONインターナショナルモデルのSUV D6のほうが発展性は高く、個人的にはお金が無くても折り畳み自転車がほしいのならSUV D6を薦めたい。