デイリーアーカイブ Apr 19, 2025

Cannondale QUICKシリーズの2017年モデルについてまとめてみた

Cannondaleのクロスバイク「Quick」シリーズは、同じキャノンデールのクロスバイクでも、ストリート風スタイルを採用しているバッドボーイシリーズとは違い、明るめのカラーリングを採用した正統派系のクロスバイクとなっている。 クロスバイクのジャンルは、GIANT ESCAPE R3のように段差よりも舗装路の走りを優先したスピードクロスではなく、スピードと荒れた道の乗りやすさを両立したオールマイティなクロスバイクだ。ライバルは、Bridgestone CYLVA F24やTREK FX、Specialized Sirrusシリーズだろう。 ブリヂストングリーンレーベル(BRIDGESTONE GREEN LABEL) クロスバイク CYLVA(シルヴァ) F24 T.Bアイスホワイト F24396/F24426/F24486/F24546【2016年モデル】【完全組立済 自転車】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク! Cannondale Quickシリーズの解説 フレームはアルミフレームを採用している。今では安い量販店のクロスバイクでもアルミフレームを採用し、そこそこ軽量なクロスバイクが売られていて、本格的な自転車ブランドは凝った設計をしている。 Cannondale Quickシリーズは、フレームはSAVE Micro-Suspensionテクノロジーという、衝撃を和らげるフレームチューブを採用しているとのこと。また、車体に装着されているデカールは反射するリフレクトデカールを採用している。荷台や泥よけ、スタンドの装着は可能で、スタンドの装着には、スッキリとした見た目にできるインテグレートキックスタンド対応とのことだ。 Quick4のみの独自装備としては、上下異径ヘッドパーツを装備している。これはレース用モデルで採用されている自転車に多い機構。一般的にはコーナリング時の安定性に効果があるとのことだ。 フロントフォークはQuick4はカーボンフォーク、Quick5 Disc、Quick 6はアルミフォークを採用している。一般的にカーボンフォークのほうが素材特性的に振動吸収性が良いと言われている。 ブレーキはQuck4とQuick6はVブレーキ、Quick 5はディスクブレーキを採用している。Quick 5DiscのディスクブレーキはTektro M-285油圧式ディスクブレーキを採用。メンテナンス料金は他のワイヤー式よりも高くなるが、軽いタッチと効きの強さを売りにしている。 ギア比はQuick4・5Disc・6とも、クロスバイク用トリプルギア(前3段)に、ギア比が軽いマウンテンバイク用スプロケットを採用している。どれも平地から山越えまでに対応しているオールマイティなギア比だ。Quick4とQuick5Discのみ、リアスプロケットは9段となっている。 タイヤはSchwalbe Spicerを採用している。パンク対策のベルトが入っていて、タイヤサイドにはリフレクター機能付きラインが入っている良いタイヤを採用している。 タイヤ幅はQuick5 DiscとQuick 6は35cと35ミリ相当、Quick4は30cと30mm相当のタイヤ幅となっている。 こんな人にQuick4をお勧めする理由 Quick4がお薦めな人は、Quickシリーズの中でも舗装路での走りを重視したモデルが欲しい人だろう。Quick4のみの上下異径ヘッドや他のQuickシリーズよりも細いタイヤ幅は、安定性よりも走りを重視する人向けだろう。 こんな人にQuick5 Discをお勧めする理由 Quick5 DiscはQuickシリーズで唯一、油圧式ディスクブレーキを採用している。ディスクブレーキは天候に左右されず高い制動力を得られるので、メンテナンスコストが高くなってもディスクブレーキの良さが欲しい人向けだろう。 こんな人にQuick6をお勧めする理由 Quickシリーズを買う時、取り敢えず明確な理由が無かったり、初心者向きのモデルが欲しいのならQuick6で良いだろう。タイヤ幅は35ミリ相当とシティサイクル並に太いので、スポーツ自転車になれなくても、タイヤの太さが安心感をもたらしてくれる。なれたらタイヤを細くして軽快性を重視するのも1つだ。メンテナンスコストもシンプルなVブレーキを採用しているため、比較的安価にメンテナンスすることができるだろう。 参考:www.cannondale.com/ja-JP/Japan/Bike/ProductFamily?Id=e2c6fcce-cd71-45ec-89b4-6eedd7593332

雨の日に自転車に乗る場合、どんな雨具が良いのかまとめてみた

雨が多い梅雨の季節に自転車に乗る場合、雨具が必要になってくる。そんな雨具には色々な種類がある。今回は自転車で使える雨具をまとめてみた。 雨具よりも防風性を重視しているヤッケ ポリエステルヤッケ 全6色 3L ネイビー posted with カエレバ トオケミ Amazon 楽天市場 Yahooショッピング ヤフオク! 雨よりも防風性を重視した物がヤッケ。ホームセンター等で安価に売られている。雨具としての性能は低いが、コンパクトに収納できる。安く購入できるので取り敢えず持っておくには良いだろう。少し高いヤッケは前開きタイプを採用しており、脱ぎやすくなっている。 Amazonでヤッケを探してみる 緩やかに覆える雨具と言えばポンチョ モンベル(mont-bell) トレッキングレインポンチョ FRGN M posted with カエレバ モンベル(mont-bell) Amazon 楽天市場 Yahooショッピング ヤフオク! ★今だけ1780円★【送料無料(DM便)】レインコート 自転車 レディース メンズ 自転車用 レインポンチョ ポンチョ 収納袋付 通学 通勤 おしゃれ レインウェア 女性用 男性用 フリーサイズ 合羽 雨合羽 カッパ かっぱ レインウエア ツバ付き 防水 防水性 送料無料 父の日 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク! 通常のレインコートよりも、着やすく脱ぎやすい雨具がポンチョ。ポンチョはレインコートとは違い、腕や足は覆わないためどうしても濡れやすい。ただ通気性は良い。 自転車で使用するには注意点がある。強風であおられるた場合、ポンチョは裾が車輪と接触し、巻き込まれる可能性がある。また、風が強いと裾が舞い上がり視界が遮られることがあるので注意が必要。物によっては、通常のよりも長いポンチョも存在する。かご付きの一般自転車に使用するのを想定しているタイプで、カゴまですっぽり入るタイプとなっている。 Amazonでポンチョを探してみる 汎用性が高いレインスーツ (ミズノ)MIZUNO ベルグテックEX ストームセイバーV レインスーツ A2JG4A01 25 ブルー S posted with カエレバ MIZUNO 2015-12-09 Amazon 楽天市場 Yahooショッピング ヤフオク! 自分がメインで使用しているのがレインスーツ。上下別体式でどちらか一方の使用も可能。ポンチョみたいにバタつかないため、ウインドブレーカーの代用も可能で」自分も、ウインドブレーカーとして併用を行っている。街乗りからアウトドアまで汎用性は高いのが特徴。ポンチョと比べると着たり脱ぐのは難しい。ポンチョよりも構造的に通気性は低いので、防水性や透湿性が高い素材を採用している物もある。勿論そのような素材を採用した商品は必然的に高価となる。 Amazonでレインスーツを探してみる ドローコートの注意点 多くの雨具にはドローコートが装着されている。ドローコートは垂れ下がりやすいため、引っかかる可能性がある。国民生活センターでは、前かごに入れた収納袋のドローコードが垂れ下がると前輪に接触し前輪ロックや、駆動系に引っかかる可能性があるので注意しよう。 価格だけならヤッケ、短距離重視ならポンチョ、汎用性を求めるのならレインスーツ   レインスーツ・ヤッケ・ポンチョの3つを選ぶのなら、自分は価格だけならヤッケ、短距離重視ならポンチョ、汎用性重視ならレインスーツを選ぶだろう。価格だけを重視するのなら、コンビニで売られているEVA製雨具よりも使えるヤッケが良い。通気性があり脱ぎやすいポンチョは、風でバタつき防風性が低いため、自分なら短距離や街乗り重視で使う。防風性があるレインスーツは、防風目的のヤッケからアウトドア等に使用できるため汎用性がある。メインで使うのなら自分はレインスーツを選ぶだろう。 参考:自転車用レインウェアの運転への影響と安全性について(発表情報)_国民生活センター

ヤマハ製ユニットを搭載したGIANTの電動アシストロードバイク「RoadE+」とYPJ-Rを比較する

電動アシストロードバイクで有名なモデルと言えばヤマハ・YPJ-Rだが、海外でも僅かながら電動アシストロードバイクが存在する。Bosch製ユニットを搭載したHaiBike・XDURO RaceやShimano製ユニットを搭載したDe Rosa Milanino E-Roadが有名だが、ヤマハ製ユニットを搭載した電動アシストロードバイク「GIANT・Road E+」が登場した。 GIANT・Road E+はYPJ-Rと同じくヤマハ製ユニットを搭載している。そこで今回はYPJ-RとGIANT・Road E+を比較してみた。 写真で見るGIANT・Road E+とYPJ-R 出展:https://www.giant-bicycles.com/en-gb/bikes/model/road.e.2/24987/90636/ 出展:http://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/product/color/ YPJ-Rよりもカバーを多く付けて滑らかなデザインとなっている。 電動アシストユニットは、ヤマハ・YPJ-Rと同じPWシリーズを搭載している。YPJ-Rの場合は電池部分やアシストユニット部分のカバーは最小限となっているのに対し、E-Road+は、アシストユニット部は滑らかに見えるようにカバーを装着し、バッテリーの装着部もフレームと一体になっているように見える形のため、非常にまとまっている。Bosch製アシストユニットのように、滑らかな形状の一方でアシストユニットがデカいのなら、ヤマハのようにアシストユニットはエンジンのような形状を意識しコンパクトにして、カバーを装着するのも1つだろう。 フレーム設計はYPJ-Rよりも非競技向きで想定ユーザーに合っているか YPJ-Rは非競技向けで、雨の日では制動力が落ちるキャリパーブレーキに、やや前傾姿勢気味のフレーム、太いタイヤが履けないという設計となっている。YPJ-Rの対象ユーザーは非競技志向らしいが、競技用を非常に意識した車体設計は非常にチグハグしている。 ヤマハ新電動アシスト自転車YPJのターゲット設定がすばらしいw pic.twitter.com/39ZFQXAfXf — いしたにまさき(mitaimon) (@masakiishitani) 2015年10月1日 GIANT・E-Road+は、前傾姿勢が比較的緩いフレーム形状を採用し、雨にも強いディスクブレーキ、路面状況に左右されにくい32ミリ幅タイヤを装着し、さらにフレームとの隙間が大きいので、太いタイヤも装着可能となっている。フロントフォークには泥除け装着が可能な穴がある。RoadE+はYPJ-Rよりも初心者向けで、YPJ-Rよりも想定ユーザーに合っているだろう。 車体価格は約35万円 RoadE+はYPJ-Rよりもお金がかかっているが、価格差も大きい。RoadE+の一番安いモデルは£2,299.00。2016年6月12日現在の日本円に換算して約35万円と高価だ。 RoadE+とYPJ-Rの大きな違いはコンセプトだろう。YPJ-Rはロードバイクの設計を入れた電動アシスト自転車なのに対し、RoadE+はロードバイクの雰囲気を入れた電動アシスト自転車だろう。そのため細いタイヤや前傾姿勢などロードバイクの使いにくい部分を残しているのに対し、RoadE+は、ロードバイクの雰囲気を入れた一方で、タイヤはロードバイクよりも太い、前傾姿勢が比較的緩いなど、乗りやすさを意識している。現在の電動アシスト自転車は乗りやすくするための乗り物だと、自分は思っているためロードバイクの雰囲気だけの一方で、乗りやすさを入れたRoadE+を評価する。