デイリーアーカイブ Oct 27, 2024

エントリーロードバイクにカーボンコラム採用車が登場して新たなリスクが増えると思う理由

自転車のフロントフォークでは多くの所でフォーク部分が注目されていて、自転車選びではフロントフォークの材質に注目している所が多いが、フレームに隠れているステアリングコラム部分も注目したほうがいいだろう。 フロントフォークのステアリングコラムは、一般的にスチール・アルミ・カーボンの3種類がある。低価格の自転車のステアリングコラムは安価で重いスチール製を採用していることが多い。ステアリングコラムがスチール製だと、自転車の”頭”が重い感覚があり輪行などで持ち上げた時も重く感じる。また、野ざらし駐輪などで荒っぽい使い方をするとすぐに錆びる問題がある。アルミ製は比較的錆びにくくて軽い特徴があり、カーボンフォークでもステアリングコラムがアルミ製の物が多い。 ロードバイクのフロントフォークでカーボンコラムは軽量で高価なロードバイクに採用されているが、2018年モデルのロードバイクからはカーボンコラムを採用したエントリーロードバイクが登場するようだ。少なくともスペック上でフルカーボンフォークを採用しているエントリーロードバイクはSpecializedのAllez Sport(108,000円)、TREKのDomane ALシリーズ(最安モデルのDomane AL2で79,000円)と、有名ブランドのロードバイクがフルカーボンフォークを採用している。 https://www.specialized.com/ja/ja/men/bikes/road/allezsport/128865 https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF/%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89/domane/domane-al/domane-al-2/p/1400000-2018/?colorCode=black ここで問題になるのがフルカーボンフォークにより、カーボン素材によるリスクが高まるということ。カーボン素材を採用した自転車の説明書を見ると、カーボン素材のリスクを長々と書いてあり、自転車のメンテナンスについて解説しているサイトでもカーボン素材は、他の素材と比較してリスクが多い素材だと解説している所が殆どだ。 http://www.qbei.jp/info/bicycle-maintenance/89 カーボンコラムを採用したフルカーボンフォークの自転車は、物に寄ってはポジション調整で重要になるステムの装着位置も指定される。ビアンキの一部カーボンコラム採用車は、指定の装着をしないといけないようだ。 https://ameblo.jp/kyoto-suita-charitsu/entry-12238691731.html エントリーロードバイクにカーボンコラムが採用されているのは、エントリースポーツサイクルにグラベルロード等、多目的なスポーツサイクルが登場し、エントリーロードバイクはレーサーレプリカ化に突き進めることができるようになったのでは?と思う。低価格でロードレーサーレプリカが欲しい人には朗報だが、通勤・通学・街乗り・ツーリングといった公道で多目的に使う人には問題になる可能性がある。取り扱いがシビアなカーボンコラム採用車で想定外の力がかかりやすい公道で長期間使用した場合、どの位持つのかということだろう。自転車ブランドが製造物責任問題のためにカーボン素材に対するリスクを長々と書いているのを見ると、カーボン素材は乱暴に使える物とは思えないからだ。 自分がもしカーボンコラムを採用したロードバイクを買ったら、休日の遠乗りに限定して細心の注意を払って使い、ステムの取り付けも説明書を全部読んで非常に慎重に取り付けを行うだろう。また、カーボンコラムを採用したロードバイクを安易に通勤や通学・街乗り・ツーリングに使えると安易に言っている所があったら疑ってかかるだろう。

Renault ULTRA LIGHT 7で知られているGicが、サイクルモード2017で新モデルを発表するとのこと

昔はDAHON OEMシリーズのFIAT AL-FDB140を販売しマニアに支持され、ルノーウルトラライト7や低価格版のライト8、マグネシウムフレームのマグネシウム6、チタンフレームのブラックチタン6などの14インチ折りたたみ自転車を登場させるなど、昔から14インチ折りたたみ自転車に情熱を注いているGic。サイクルモード2017にGicは出展する情報を見つけたが興味深い内容が書いてあった。 11月3日(金)~5日(日)に幕張メッセ(国際展示場1~4ホール)にて開催されます 『CYCLE MODE international 2017』 に出展致します。 ◆6.8kg アルミバテッドフレーム 最軽量プラチナライト6モデル ◆7.8kg ウルトラライト7トリプル 外装3段モデル ◆8.5kg クロムメッキ磨き上げ クロモリモデル ◆当日発表 kg/究極の折りたたみカーボンフレームバイクモデル 上記、2018モデルを発表します!! より早く・より強く・より軽く、新ブランドSAVANE(サバーン)も同時発表!! Gicならではのイベントブースをご用意し皆様のご来場をお待ちしております。 2017年|最新情報|CYCLE MODE international 2017から 7.8kg ウルトラライト7トリプル 外装3段モデルは、恐らくウルトラライト7 Limited Edition(AL-FDB143)だと思うが、DAHON DOVE PLUS対抗モデルと思われる6.8kg アルミバテッドフレーム最軽量プラチナライト6モデルに、8.5kg クロムメッキ磨き上げ クロモリモデル、さらには当日発表?kg/究極の折りたたみカーボンフレームバイクモデルといった様々なモデルを登場させるようで、14インチ折りたたみ自転車に力を注ぐようだ。 RENAULT(ルノー) ULTRA LIGHT 7 Limited Edition(AL-FDB143) 外装3段 超軽量7.8kg 超小型 14インチ 折りたたみ自転車 大型クランク採用(チェーンホイル47T/リアホイル11/13/15T) クランクアーム165mm エンド幅85mm ステンレススポーク 前後Vブレーキ 高さ調整ステム搭載 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる

650Bホイールやフロントシングルスピード仕様になったクロスバイク Kona Dr DEW

マウンテンバイクの世界では、650Bホイールやフロントシングルスピードが流行っている傾向にある。Konaのクロスバイク「Dr Dew」は650Bホイールの搭載やフロントシングルスピード仕様の珍しいクロスバイクで日本にやってくるようだ。 https://www.sports-eirin-marutamachi.com/blog/100192.html   出典:KONA BIKES | ROAD | DEW | Dr Dew ギアはフロントは38t X-Sync。リアは SRAM PG1130 11-42t 11速。公道なら前38Tでも不満はなく、リアスプロケットが42Tと非常に大きいため峠越えも行えるだろう。Dr DEWの一番軽いギアのギア比は0.9だが、これは一般的なフロント3段変速、リア8段変速のクロスバイクのギア比(前48-38-28T、後ろ11-30T)のギア比(0.93)よりも軽いぐらいだ。 フロントシングルのスポーツサイクルの良さは、直感的にギアの切り替えを行うことができること。前3段、後ろ8段のスポーツサイクルの場合、前が2段(38T)に入っていて、後が7段(13T)付近にギアが入っている時(ギア比2.92)、ギアを重くしようとして前を重い3段目(48T)に入れると、ギア比が重くなりすぎてしまう。(48T-13Tの場合ギア比が3.69と一気に重くなる)フロントシングルなら恐らくこのようなことは起きないだろう。 https://www.cyclorider.com/archives/17003 タイヤはWTB Horizon Comp 650x47c。650Bサイズの太めのスリックタイヤで、700×28cのロードホイールと同じ直径になるのが特徴。グラベルロードブームでよく見るタイヤだ。クロスバイクで装着してるのは非常に珍しい。 https://bluelug.com/blog/hatagaya/wtb-650bx47c/ 面白いのはクロスバイクでは珍しくフルフェンダーが標準装備されていること。フェンダーは車種やタイヤサイズによって選ぶのが難しいため、Dr DEWのように標準装備されているのは有難いだろう。欠点はタイヤ。650Bはマイナーな規格のためホームセンターなどで容易に見つけることができず、装着タイヤのWTB Horizonの価格が税抜き7,800円と高価なことだろう。 WTB Horizon Road plus タイヤ 650b×47c posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる