デイリーアーカイブ Oct 27, 2024

GIOSのスピードクロス「MISTRAL」からクロモリフレーム版のMISTRAL CR-MOが登場

GIOSのクロスバイクと言えばスピードクロスの「MISTAL」が定番車種として知られている。GIANT Escape R3のように、舗装路の高速走行を重視したスピードクロスで、低価格でシマノコンポをフル装備し、シマノ製ロードバイク用ホイールを装備していることで知られている。そんなMISTRALにクロモリフレーム版のMistral Cr-moが登場したようだ。 GIOSにはクロモリフレームのフラットバーロードバイク「AMPIO」があるが、前傾姿勢でドロップハンドルを容易に装着することができるのに対し、Mistral Cr-moは写真を見る限りでは、AMPIOよりもアップライトな乗車姿勢なのが特徴。部品構成は通常のアルミフレームMistralと比較すると、写真を見る限りではタイヤはロードバイク用タイヤ「Vittoria・Zaffiro」を装着しているようだ。詳しい部品構成やフレームジオメトリはわからないが、Mistral Cr-moは限定モデルと書いている所が多いので、購入する場合は注意が必要だ。 【楽天ポイントアッププログラム開催中】2018新モデルGIOS(ジオス)MISTRAL CR-MO(ミストラルクロモ)クロスバイク【送料プランB】 【完全組立】【店頭受取対応商品】 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる

ママチャリの元祖は日本のミニサイクルブームだと思う理由

  http://life-b.jp/?p=6635 上記の記事でイギリスのロードスターはママチャリのような物と書いてある。ただ、日本のママチャリは短距離用自転車として認知されているが、日本で見かけることが稀なロードスターはラレーのカタログを見るとツーリング用自転車という扱いになっている。自動車で言うのならジムニーとハスラーは同じ車と書く程度のレベルだ。 http://www.kurtkaminer.com/TH_raleigh_catdata.html 日本のママチャリは、イギリスのロードスターやオランダのダッチバイクに似ているが、比較していくにつれて様々な疑問が浮かびあがる。なぜロードスターやオランダのダッチバイクは、フレームサイズがあるのに対してママチャリはフレームサイズは1種類しかなくホイールサイズで車体サイズを決めているのか。 https://www.gazellebikes.com また、ロードスターやダッチバイクは日本のママチャリのようにシートポストやステムの飛び出しが短い。一方、ママチャリはシートポストやステムの突き出しが長く、シートポストやステムを伸ばして使う自転車にも見える。ママチャリはダッチバイクやロードスターとは違う自転車に見えるため、ママチャリがロードスターと同じには見えない。 ママチャリのフレームサイズが大きくなると車輪が大きくなる特徴については、他の人のブログでも疑問にしている。 http://kazamakase.exblog.jp/19693584/ 自転車店の回答では日本の一般車の流儀とのことだが納得していないようだ。 そんなママチャリの車体サイズの謎を解く鍵は歴史にある。ママチャリの歴史について書いてあるPDFファイルを読むと、昭和50年頃にママチャリの基本形が完成したらしい。写真では左から22インチ、24インチ、26インチの写真があり、メーカーはサイズに関係なくミニサイクルと称している。 https://www.jcca.or.jp/kaishi/257/257_toku2.pdf ママチャリの歴史は、イギリスのロードスターではなくミニサイクルの流れから発展した物だと思えば納得がいく。ステムやシートポストを伸ばして使うような車体設計は、小さい車体で異なる身長の人が乗れる設計にしたミニサイクルの流れで、車体サイズ=車輪サイズもミニサイクルの影響だと思えば納得がいく。 ママチャリがミニサイクルの流れを受け継いて、日本の自転車の流れを決めてしまったのが利用用途。ミニサイクルは短距離用・買い物用自転車として広まってしまい、安物で良いというイメージを植え付けてしまったことだろう。  

メーカー公式電動アシスト仕様ブロンプトンがイギリスで登場

折りたたむとタイヤサイズに近いぐらい小さくなる折りたたみ自転車としてしられているBrompton。世界的な電動アシスト自転車ムーブメントで、Bromptonの電動アシスト自転車仕様が登場した。 駆動方式は前輪インホイールモーター方式。現代の電動アシスト自転車はセンターユニット(ミッドドライブ)方式を採用している。大手電動アシスト自転車は、重量物が車体中心部にありチェーンと脚力が同時にかかるセンターユニット方式をメインとしているが、Bromptonが前輪インホイールモーターを採用したのは、折りたたみサイズを通常のBromptonと同じサイズにする、余分な配線を少なくし折りたたみ時に断線を防ぐなどの理由で前輪駆動方式になったのでは無いかと思われる。 バッテリーはフロントバッグに搭載。フロントバッグに搭載することで折りたたみ時にバッグを外すことで、折りたたみサイズを通常のBromptonと同じにするのと、配線を短くし断線リスクを減らすのもあると思う。前輪インホイールモーター方式の欠点は、前輪に荷重がかかりにくい欠点があるが、電動アシストBromptonの場合はフロントバッグのようにバッテリーが搭載されており前輪に荷重がかかっているので、どのくらいアシストがあるのか気になる所だ。開発にはF1の開発やフォーミュラEにバッテリー供給を行っているウィリアムズも参加しているとのことだ。 気になるのは重量。2段変速モデルはバッテリー込みで16.6kg、6段変速モデルはバッテリー込みで17.3kgと折りたたみ自転車として使うには重い。ただ、折りたたみ時はバッテリーを外す必要があるが、動画を見たところバッテリーを内蔵したバッグは物を入れることができ、ショルダーバッグとして肩にかけることができる。バッテリーを装着しない場合は2段変速モデルで13.7kg、6段変速モデルで14.4kgとなり、なんとか使えるレベルとなる。通常の電動アシスト折りたたみ自転車は、バッテリーを装着して折りたたんで持ち運びを行う方式だが、Bromptonのようにバッテリーとバッグを合わせて着脱して折りたたみを行う設計なら、折りたたみ時の車体重量が軽くなるため、良く考えられた設計だと思う。 電動アシストBromptonは、アシストは25km/hでオフになりアシスト比率が不明なので、現時点では日本国内の公道走行は不可能だろう。 Brompton非公式仕様の電動アシスト自転車が存在する 電動アシストBromptonはBrompton非公式仕様のモデルが存在する。Velosolexのようにローラーをタイヤに押し付ける方式を採用した電動アシストキットでadd-eと呼ばれている。add-eはBrompton専用のキットを開発し、折りたたみ可能を売りにしているがシートポストが一番下まで下がらず、ボトル型バッテリーにより折りたたみサイズが大きくなってしまい、Bromptonの利点である小さく折りたためる機能がスポイルされている。