デイリーアーカイブ Oct 27, 2024

ウッドデッキの洒落たサイクルトレーラー DOPPELGANGERウッディサイクルトレーラー

自転車よりも、自転車関連用品に力を入れている最近のドッペルギャンガーの自転車部門。他の会社よりも多少安く、少し変わったデザインを採用していて興味を引く自転車用品を販売している。 日本では馴染みがないサイクルトレーラーもドッペルギャンガーは4種類も販売している。通常の2輪タイプのサイクルトレーラーから、一輪タイプやバーレートラヴォイ風のモデルまで様々なサイクルトレーラーがある。 サイクルトレーラーの中でも異色なのがウッディサイクルトレーラーだろう。ウッディサイクルトレーラーはウッドデッキのみのシンプルなデザインが特徴で、通常のサイクルトレーラーよりも洒落たデザインを採用している。物を載せるときは紐が必要だ。 耐荷重は20kgとのこと。参考に子供載せ搭載可能のママチャリのリアキャリアの殆どの耐荷重は25~27kgは積めるため、通常のママチャリとくらべてたくさん積めるというわけではないようだ。 このサイクルトレーラーの一番の特徴は、ウッドデッキを採用しお洒落なデザインとなっていることだろう。実用性は他のサイクルトレーラーよりも低いが、ファッションで買ってみようと思う人もいると思うデザインだ。公式サイトを見るとクリスマスツリーや看板を載せた写真を見ることができ、従来のサイクルトレーラーよりも幅広い使い方ができそうだ。 http://www.doppelganger.jp/option/dcr405/ DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ウッディサイクルトレーラー 20インチホイール採用自転車トレーラー 工具不要 簡単脱着 DCR405-NA posted with カエレバ DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) Amazonで調べる 楽天市場で調べる Yahooショッピングで調べる

SURLYからフロントラック装着を前提とした自転車「PACK RAT」が登場

アメリカの自転車ブランドには非競技用自転車ブランドが多くある。その中でもSURLYは道具性を重視したカラーや機能を搭載し、全車クロモリフレームを採用したブランドだ。 今回SURLYから新しく登場したPACK RATの一番の特徴は、フロントラックを装着するのを前提としたスポーツサイクルということだ。通常のスポーツサイクルではフロントキャリアを装着するのを想定した自転車は無いモデルや、数キロ程度の小さい荷物を積むのを前提としたモデルがほとんどだ。 フロントキャリアに大容量の荷物を積む場合の解決方法の1つに、フレームにフロントキャリアを装着し、前輪の操舵の影響を受けないようにする方法がある。パシュレーのDELI BIKEが良い例だろう。 http://diatechproducts.com/pashley/delibike.html PACK RATは通常の自転車と同じくフロントフォークにキャリアを装着する方法となっている。フロントフォークの左右合わせて4つあるダボ穴にフロントキャリアを装着する方法のようだ。SURLYのクロスチェックに似たデザインだが、フレームサイズ38~50㎝までは26インチ(タイヤ幅2インチ)、52~58cmまでは650Bホイール(タイヤ幅48ミリ)サイズを採用しており、クロスチェックと同じ自転車ではないようだ。 フロントキャリアは24-PACK RACKが装着可能で完成車には標準装備されるとのこと。フロントキャリアの積載可能重量はなんと13.6kg。一般的なシティサイクルの前かごの積載重量は3~4kg程度なので、PACK RATはシティサイクルの前かごの2倍以上の荷物を積んでも大丈夫のようだ。 フロントキャリアの良さは荷物が見える安心感があり、PACK RATはフロントキャリアの良さを最大限活かした自転車とも言えるだろう。気になるのが限界まで荷物を積んだ時のハンドリングとダブルレッグセンタースタンドの装着の可否。特にダブルレッグセンタースタンドは思い荷物を積んだ時も車体が倒れないため、このような自転車に装着ができるかは非常に重要だ。 http://ride2rock.jp/blog/102106/

JR東日本のサイクルトレイン「B.B.BASE」が凄い所とは何か

東京と房総半島を結ぶサイクルトレイン B.B.BASEが2018年1月6日から運行を開始すると発表した。自転車を分解せず鉄道に積むことができるサイクルトレインは少しずつだが増えている、小規模の私鉄が採用している事例が多いが、JRでもJR四国・宇和海の一部列車でもサイクルルームが登場するなど、良い方向に動いている。乗車は全席旅行商品のため予約が必要だ。 http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/osirase/cycletrain/uwakai_cycleroom.pdf サイクルトレイン B.B.BASEが凄い部分は、JRの中で本格的なサイクルトレインだということ。自転車を積むのなら多くのサイクルトレインが行っているが、自転車を積むことができる台数は少ないのが殆どだ。例えばJR西日本の観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」には自転車積載スペースがあるが、スペースは8台のみで岡山~高松、岡山~琴平、尾道~岡山(上り)では利用できない。今回のB.B.BASEは自転車を99台積載することができる。日本のサイクルトレインの中でも、ここまで多くの自転車を積載できるサイクルトレインは珍しいと思う。 https://www.jr-odekake.net/navi/kankou/lamalledebois/ 注意点としてはサイクルラックに積載可能な自転車は制限がある。スペック表を見ると折りたたみ自転車、マウンテンバイク、ママチャリやシティサイクル、電動アシスト自転車の積載はできないと思っていいだろう。期待されている電動アシストスポーツサイクルが普及しても、B.B.BASEには積載できないようだ。この部分は次代B.B.BASEに期待したい。 http://www.jreast.co.jp/chiba/bbbase/