デイリーアーカイブ Jan 15, 2025

日本で乗れる電動アシストスポーツバイク(E-Bike)用アシストユニット一覧

大手自転車会社から新興の会社まで、様々な企業がE-bike(電動アシストスポーツサイクル)市場に参入している。この手のE-Bikeを買う時に注目したいのがアシストユニット。電動アシスト自転車のアシストユニットは、自動車やオートバイで言う所のエンジンだ。そのため、自動車やオートバイのエンジンのように、メーカーによって、アシストのフィーリングや、脚を高回転で回した時のアシストのかかりぐあい、音質などに違いがある。 筆者は、近い将来電動アシストスポーツサイクル(E-Bike)を購入する予定で、様々な電動アシストスポーツサイクルを試乗している。今回は、日本国内の電動アシストスポーツサイクルに搭載されているアシストユニットを紹介・試乗した感想をまとめてみた。 Bafang M400 日本では聞き慣れない「Bafang」は、中国の電動アシストユニットブランド。Bafangは、グラベルロード用アシストユニットやキックスケーター用アシストユニットなど幅広いアシストユニットをラインナップしている。 日本市場でメインなのが、M400というスポーツサイクル用アシストユニット。音質は静かでアシストON/OFFのメリハリがあるタイプ。100rpm以上の高ケイデンス回すとアシストがかからない欠点がある。しかし、他の電動アシストスポーツサイクルと比較すると、比較的手頃に購入できる利点もある。 主な搭載車 Benelli TAGETE 27.5 Benelli NERONE27.5 Yamaha PW ヤマハの電動アシストスポーツサイクル「YPJ-R・YPJ-C」に搭載されているのがYamaha・PWユニット。アシストのON・OFFはわかりにくく、必要最低限のアシストしかかからない。100rpmの高ケイデンスまで対応している。(因みに、上級モデルのPW-SEやPW-Xは110rpm)。アシスト時の音質は静かだ。基本は脚力で走り、アシストは補助という考えのため、バッテリーは小さく航続距離は短い。電動アシスト自転車界のライトウェイトスポーツ車で、好みが分かれるだろう。電動アシスト自転車は貴重な前多段仕様だ。 主な搭載車 Yamaha YPJ-R Yamaha YPJ-C Yamaha PW-SE Yamaha・PWの上級モデルと言えるのがPW-SEユニット。PWユニットと同じくアシストのON・OFFはわかりにくく、アシスト作動時の音質は静か。大容量バッテリーを搭載したことで、アシスト作動領域が長くなっており、電動アシストらしさを感じることができる。110rpmまで脚を回してもアシストが追従する。PWと同じく、前多段仕様となっている。 主な搭載車 Yamaha YPJ-EC Yamaha YPJ-ER Yamaha YPJ-TC   Yamaha PW-X ヤマハのE-Bike用ユニットではスポーツタイプに属するのがPW-X。アシストのON・OFFはわかりにくいが、PW-SEよりもパワフル感がある。アシスト作動時の音はわかるが低音なのでそれほど耳障りには感じない。PW-Xユニットのみ、EXPWモードというハイパワーモードがある。筆者としてはMTBコースで乗ってみたい。 主な搭載車 Yamaha YPJ-XC   Panasonic Sports Drive Unit 日本ではE-MTBにメインに搭載されているパナソニック・スポーツドライブユニット。アシストのON/OFFはメリハリがあるタイプだ。アシストの作動時に音ははっきりとわかり、音程はPW-Xよりも高くSTEPSよりも低い。重心を低くするためにバッテリーをフレームと噛み合うようにしたセミインテグレートバッテリーを装備している。(内装2段仕様もあるが、筆者は内装2段仕様は未試乗) 主な搭載車 Panasonic XU1 Panasonic XM1 Panasonic XM2(内装2段仕様)   SHIMANO STEPS E8080 だれもが知っている日本の自転車部品会社「シマノ」は、アシストユニットも自転車会社に提供している。日本市場にはE-MTB用ユニットを日本向けにした「STEPS E8080」を提供。アシストは脚をブン回して走る回転重視タイプでNORMAL・ECOモードのトルクは薄い。アシスト作動時の音はわかり、高音を発する仕様だ。多くの会社にユニットを提供しているのも特徴だ。 主な搭載車 Miyata Cruise Miyata Ridge Runner Seraph E-01S Davos E-600   BOSCH Active Line Plus ヨーロッパでは多くの会社が採用しているアシストユニットとして有名なBosch。日本市場では、シティスポーツ向けのActive Line Plusのみ提供。アシストのON/OFFはわかりにくく、トルクがやや強めの味付けとなっている。アシスト作動時の音は静かだ。アシストOFF時の感触に違和感を感じるので、購入時は試乗を推奨する。 主な搭載車 Trek...

【自転車漫画】ちゃりん娘と行く三輪素麺ファンライド

レンゴクさんがTwitterやInstagramで公開している自転車漫画「サイクル。」最近では「サイクル。」内で登場したサイクルキャップやサイクルジャージを、期間限定で販売するなど、漫画以外の取り組みも行っている。 https://www.cyclorider.com/archives/23758 今回、紹介する漫画は「サイクル。」の作者であるレンゴクさんが「ちゃりん娘」のファンライドレポートをエッセイ漫画化したもの。 ちゃりん娘とは株式会社Doorが結成した女性ロードレースユニット。交通ルールの徹底・自転車文化の振興や普及を図るための活動を、継続的に行うことを目的としている。「サイクル。」で登場するナイトロバンビサイクルジャージを着るなどコラボレーション企画も行っている。 【再WEB受注期間が26日まで!】#ナイトロバンビ × #ちゃりん娘 のコラボライドin大阪が開催決定!https://t.co/QELl4E7m1iナイトロバンビウエアをゲットしてコラボライドにぜひ参加しましょう♪開催は秋頃を予定しています。詳細が決まり次第後日告知致します。#サイクル #レンゴク pic.twitter.com/fzCx9YH9Xc— WAVE ONE (@WAVEONE_Inc) 2018年8月24日 今回、紹介する漫画ちゃりん娘のファンライド企画で、奈良にある三輪そうめんを食べに出かけた話。 三輪素麺とは、奈良県の三輪地方で生産されている素麺で特産品としても知られている。三輪地方はそうめん発祥の地として有名だ。 漫画によると、楪子屋(ちゃつや)と言う所に行ったようだ。三輪素麺のにゅうめんといなり寿司が同時に味わえる「明神にゅうめんセット」などがあるようだ。 ちゃりん娘ファンライド 三輪ソーメン1 改訂版 #イラスト #コミックエッセイ #コミック #漫画 #行って来た #ロードバイク女子 #ロードバイク #サイクリング #ツーリング #自転車 #自転車漫画 #自転車女子 #面白かったらRT pic.twitter.com/e1OMbnu7Ob — レンゴク@サイクル。 (@rengokuH) July 20, 2017 ちゃりん娘ファンライド 三輪ソーメン2 #イラスト #コミックエッセイ #コミック #漫画 #行って来た #ロードバイク女子 #ロードバイク #サイクリング #ツーリング #自転車 #自転車漫画 #自転車女子 #面白かったらRT pic.twitter.com/zQNd1TzM59 — レンゴク@サイクル。 (@rengokuH) July...

最新トレントを組み込んだグラベルロード Cannondale Topstone

https://youtu.be/0b0MQtOaoQI グラベルロードバイクブームで各社、様々なグラベルロードを出している。キャノンデールにはSLATEというグラベルロードがあるが、既存のグラベルロードに拘らない設計を採用していることで知られている。 そんなキャノンデールから、新たにTopstoneというグラベルロードが登場するようだ。今回はTopstoneを簡単に解説し、Slateと比較してみる。 Cannondale Topstoneを解説 アルミ素材を採用したフレームは、最大42mm 幅のタイヤまで対応するクリアランス。乗車姿勢はキャノンデールのエンデュランスロー「シナプス」と同じスタック&リーチを採用し、スポーティなロードバイクポジションとなっている。グラベルロードの中でもロードバイク寄りの設計だ。3 本のボトルを装備できるマウントに加え、トップチューブストレージ用マウント採用し、実用性もある。 フロントフォークは、Topstone 全モデルにフルカーボンフォークを採用。前後とも12mm スルーアクスルを装備している。 ブレーキはディスクブレーキを採用。Apex1と105仕様は、油圧ブレーキを搭載している。Apex 1はSRAM Apex1 HRD。 105仕様はShimano 105油圧ディスクブレーキだ。また、グラベルライドでもで安定性を重視したフレア型ハンドルと、軽く走れるようにワイドギアを全モデル標準装備している。 Cannondale Slateとの違い https://www.youtube.com/watch?v=s9Pufok4AQA Cannondaleのグラベルロードといえば、独創的なグラベルロード「SLATE」を思い浮かべる人もいるだろう。 SLATEはカーボン製の片持ち式フロントサスペンションに、700Cよりも少し小さい650Bホイールを装備した。700Cホイールや荷台・泥除けを装着するのは想定されていない。 一方、Topstoneは様々なタイヤが選べる700Cホイールを採用し、荷台を装着するための台座もある。フロントフォークのサスペンションが無いリジッド仕様で汎用性も持っている。価格も115,000円(Topstone Sora)~220,000円(Topstone Apex1)と、SLATEよりも低価格で購入できるのも特徴だ。 https://www.cannondale.com