デイリーアーカイブ Oct 27, 2024

自転車工房ベルクレッタ ランドナータイプのEバイクを発表 TOEI製フレームを採用

神奈川県にある自転車工房ベルクレッタが2024年1月20日、21日に東京で行われたハンドメイドバイシクル展2024でランドナータイプのEバイクを発表した。 「ハンドメイドバイシクル展」は、日本で最大級のオーダーメイド自転車の展示会で、主にロードバイクなどの出展がメインだが、Eバイクの出展を行っている企業も存在する。 ベルクレッタのEランドナーは、東叡社製フレームをベースにCYC MOTORの後付モーターを搭載したEバイク。TOEI製の車体は、通常の人力仕様のランドナーの車体と同じ設計と思われる。東叡社はハンドメイドのランドナーやロードバイク用フレームを製造していることで知られているが、ベルクレッタのEランドナーもオーダーメイドとなる。また、同社が謳っている簡単に輪行できる機能もEランドナーに搭載されている。 モーターはCYC MOTOR PHOTON。後付タイプのEバイク用モーターでは貴重な日本国内のアシスト比率に適応したモーターとして知られている。 チューニングはベルクレッタオリジナルを謳っている。公開されている資料を見た限りでは、アシストの最大比率をあえて追い込んでいないのが特徴でモーターのパワーを重視しているのではなく、漕ぎ感や航続距離を重視したアシストチューニングを行ったのではないかという見方ができる。ベルクレッタ Eランドナーに搭載されているモーターの最大トルクは32Nm。バッテリー容量は252Whで最大航続距離はECOモードで100キロ、獲得標高はECOモードで1000メートルとのこと。 また、日本車両検査協会にてアシスト比率試験を実施して道路交通法の基準に適合していると確認。型式認定は取得していないが、型式認定を取得するとフレームサイズや部品の選択まで殆どの部品が指定され、部品を少しでも変更すると型式認定の再取得や書類提出を行う必要があるためだ。 ベルクレッタ Eランドナーの価格は80万円を予定。2024年サイクルモード東京でも公開される予定だ。 関連リンク 自転車工房ベルクレッタ 自転車の修理・販売/横浜市/鶴見区 (velcletta.com)

後付Eバイク用モーター CYC MOTOR PHOTONが日本のアシスト比率を満たしたと発表

後付Eバイク用モーターであるCYC MOTOR PHOTONが日本のアシスト比率を満たしたと発表した。 oldschoolmtb.jpは、後付けE-Bikeキット「CYC MOTOR」の日本代理店を行っており、同ブランドはアシスト比率を日本の規格であるJISD9115:2018へ対応した後付Eバイク用キット「CYC MOTOR X1シリーズ」を販売していることで知られている。 2023年4月のサイクルモード東京では、新モーターのPHOTONが展示されており従来のX1シリーズと比較してコンパクトと静音化を実現した後付モーターだ。   この投稿をInstagramで見る   OLDSCHOOLMTB.JP(@oldschoolmtb)がシェアした投稿 https://youtu.be/U2LgTWtc7Kc PHOTONのアシストは、過去モデルのX1 Stealth Gen 1よりも出力を抑える方向に振っており、余裕をもって規定値内に収まったとのこと。またCYC MOTORの他の後付モーターであるX1 Stealth, X1 Proは日本仕様未対応で公道使用できないモデルとして販売する。CYC MOTOR PHOTONの価格は公開されておらず、要問合せ。 関連リンク OLDSCHOOLMTB.JP '90s MTB World

ホンダが電動アシスト自転車(Eバイク)レンタルサービスを正式に開始

ホンダモビリティソリューションズ株式会社は、これまでの事業トライアルを経て、スポーツ型電動アシスト自転車のサブスクリプションサービス「EveryGo e-Bike」を正式に事業化し、2024年1月18日より1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)でサービスを開始しました。 本サービスは、本体価格10万円から40万円台のハイエンドe-Bikeを月額9,900円(税込み)から提供するもので、街乗りに適したミニベロタイプから本格的なマウンテンバイクタイプまで、豊富なラインアップを揃えています。 ホンダモビリティソリューションズの「EveryGo e-Bike」サービスで取り扱われている車種は、DAHON INTERNATIONALの「UNIO」(月額15,950円)、同じくDAHON INTERNATIONALの「K-ONE」(月額15,950円で利用可能)、 Panasonicの「JETTER」(月額9,900円)、Panasonicの「XEALT M5」(月額23,100円)、Ternの「Vektron N8」(月額15,950円)、TREKの「FX+ 2」(月額15,950円)を用意しており、有名ブランドのクロスバイクタイプ、マウンテンバイクタイプ、折りたたみタイプのEバイクを揃えています。 また、今回の「EveryGo e-Bike」の正式事業化に伴い、他のサービスの名称も「EveryGo」ブランドに統一することを発表しました。例えば、2022年11月から提供されている「Hondaのお仕事用バイクサブスク」は、「EveryGo デリバリー」として2024年2月にリブランドされます。このサービス拡充により、フードデリバリーだけでなく、ECによる宅配便の需要増加や配達員不足の解決にも対応していくとのことです。 関連リンク ホンダ EveryGo e-Bikeレンタル