デイリーアーカイブ Oct 27, 2024

マウンテンバイクを活用した観光促進事業を手がけるALLEGRA社の日本法人が誕生

スイスのポントレジーナを拠点するALLEGRAは1月12日、日本に進出すると発表しました。 同社は2003年から欧州でMTBトレイルを活用した観光促進と地域活性化を行ってきており、日本法人は、スイス本社の豊富な経験を活かし、日本及びアジア圏でMTBトレイルを通じた地域振興を目指します。 同社は、過去20年間で300以上のプロジェクトを手がけ、スキーリゾートや山村の活性化に多大な成功を収めており、自然共生型アウトドアパークやフォレストアドベンチャーを展開する有限会社パシフィックネットワークとの共同出資により設立されました。 日本国内におけるMTB市場はまだ小規模ですが、欧州と比較しても大きなポテンシャルと将来性があると見られています。同社はMTBツーリズム事業の開発、企画、コンサルティング、MTBトレイルの設計、施工、監修、メンテナンス。MTBツーリズムに関するノウハウの研究、ALLEGRAアカデミーやMTBトレイルビルダーの養成、モジュラーパンプトラックやVelo Park(ヴェロパーク、自転車公園遊具)の輸入販売を行い、MTBツーリズムを軸とした事業を推進する予定です。

トヨタ ハイエースバンにアースカラーパッケージ追加 人気カスタムカラーが純正で選べる時代に

トヨタ自動車株式会社は、同社の人気商用車「ハイエース」について、1月10日に一部改良を施した新モデルを発売しました。 https://youtu.be/OMcus3wRAEY ハイエースと言えば、トヨタの人気ワンボックスカー。商用からアウトドアまで様々なユーザーが利用することで知られています。 ハイエース(バン)のスーパーGLには、新たに「アースカラーパッケージ」が設定されました。このパッケージには、ベージュなどの専用外板色とマットブラックフロントグリルを採用。近年のカスタムで注目されている仕様が純正で選べることができるようになりました。 また、ハイエース(バン)のDXモデルには、イージークローザー(スライドドア・バックドア)が設定されました。 ハイエース(ウェルキャブ 車いす仕様車)においては、アンカーバー付き車いす向けに、スイッチ操作のみで「ワンタッチ固定」が可能なBUタイプおよびFUタイプが新設定されました。これにより、車いすの固定作業が効率的かつ迅速に行えるようになり、車いすユーザーの乗降がよりスムーズに行えます。 関連リンク トヨタ ハイエース バン | トヨタ自動車WEBサイト (toyota.jp)

みんなで作るサイクリングマップ「CyclingFriends」モバイルアプリ版が登場

株式会社テラインコグニタは1月15日に、サイクルツーリズムを支えるモバイルアプリ「CyclingFriends」を公開すると発表しました。 「CyclingFriends」とは、サイクリストに特化した独自のプラットフォームで、「みんなで作るサイクリングマップ」をコンセプトにしています。ユーザーは走行記録、写真、文章、GPSデータを組み合わせたストーリーを作成し、それを地図上に映し出します。これにより、従来のSNSとは異なる「地図上から繋がる」体験を提供し、サイクリングの楽しみ方に新たな次元をもたらします。 自転車はソフトモビリティの典型であり、環境保護や健康志向の高まりにより、都市開発の主軸となっています。日本では特に電動アシスト付き自転車の普及が進み、2018年には「自転車活用推進計画」が閣議決定されました。これは、交通インフラの整備や地域受け入れ態勢の強化を目指す政策であり、地方の活性化にも貢献しています。 CyclingFriendsは、この背景を背景に登場しました。専門性、技術力、データ管理能力、顧客ネットワーク、そして発信力を駆使し、地方創生に貢献することを目指しています。ユーザーはGPS機能を利用して走行ルートを記録し、そのデータに写真や文章を加えることで共有可能なページを自動的に作成します。このようなデータは、新たな絶景スポットの発見や、走行中に通過したルートや施設の評価に利用され、統計データとともにサイクリングマップに反映されます。ユーザーは自分の活動日記を管理することができ、アクティビティの評価やコメント、他のユーザーとの交流も可能です。これにより、サイクリスト同士が繋がり、新しいサイクリングの目的地を見つけることができます。 CyclingFriendsを提供する株式会社テラインコグニタの代表であるボシストム氏は、自転車ロードレース選手としてのキャリアを持ち、日本の美しさと地方の過疎化問題に気づき、これが起業の動機となりました。サイクリストと地域の双方の視点で取り組む中で、サイクルツーリズムと地方自治体の都市開発の強みと課題を結びつけ、持続可能な社会構造への貢献を目指しています。 CyclingFriendsは今後、サイクリスト向けのプロダクトを磨き上げ、ユーザーベースの拡大を図ると共に、全国の地方公共団体に対してニーズ調査を行い、自転車活用推進計画の推進に貢献する行政向けプロダクトの設計を進めていく予定です。ユーザーベースが拡大するにつれて、マップの情報量や解像度は向上し、利用者にとっての利便性も高まることが期待されています。 関連リンク CyclingFriends