デイリーアーカイブ Oct 30, 2024
シクロライダーのレンタサイクル・シェアサイクル関連記事まとめ
歩くよりも速く、騒音も出さないで気軽に移動できる自転車。多くの観光地では「レンタサイクル」として気軽に借りることができる。かつてレンタサイクルと言えば、短距離用のママチャリしかない所が多かったが、自転車ブームによりマウンテンバイクやクロスバイク、ロードバイクなどのスポーツ自転車を借りられる場所が登場している。
スポーツ自転車に興味を持ったらレンタサイクルから始めるのがいい理由
スポーツ自転車の本では、いきなり自転車を買うのを薦める内容が多い。しかし、シクロライダーはいきなりスポーツ自転車を買うのではなく、レンタサイクルからスポーツ自転車を始めるのを薦めている。その理由は主に2つある。
1つ目は価格が安いこと。スポーツ自転車のレンタルは1日2,000~4,000円の所が多い。初心者にとっていきなり何万円もする高価な自転車を買うよりは、レンタサイクルで気軽に借りて、特性を確認した後に買ったほうが長い間楽しめるだろう。
2つ目は様々な自転車が楽しめる事。場所にもよるが、スポーツ自転車のレンタサイクルは、クロスバイクやママチャリタイプの電動アシスト自転車、街乗り用の低価格マウンテンバイクから、レース用ロードバイク、マウンテンバイク、折りたたみ自転車、E-Bikeなど様々な自転車がある。購入せずとも体験できるので、気になったら気軽に試してみよう。
シクロライダーとのコラボレーション企画
東京23区一部で宅配レンタサイクルを行っている「CycleTrip」(ZuttoRide Sharing株式会社運営)とコラボレーション企画として、期間限定で「CycleTrip伊豆諸島特別割引プラン」を提供しています。記事を読んだ人限定で通常料金の半額近くでレンタサイクルが借りられます。
https://www.cyclorider.com/archives/27210
地域別レンタサイクル一覧
霞ヶ浦・土浦エリア版
https://www.cyclorider.com/archives/20947
東京都版
https://www.cyclorider.com/archives/20504
新潟県版
https://www.cyclorider.com/archives/11094
京都府版
https://www.cyclorider.com/archives/10370
大阪府版
https://www.cyclorider.com/archives/27270
淡路島版
https://www.cyclorider.com/archives/18737
しまなみ海道エリア版(広島県尾道市・愛媛県今治市)
https://www.cyclorider.com/archives/12269
国東半島「仁王輪道」版
https://www.cyclorider.com/archives/27208
ジャンル別レンタサイクル
ロードバイクに乗れるレンタサイクル(全国版)
北は北海道から、南は沖縄までロードバイクがレンタルできるショップまとめ。多くの場所でロードバイクはレンタルできるため、ロードバイクが欲しいと思ったら買う前にレンタルして試してみよう。
https://www.cyclorider.com/archives/23019
クロスバイクに乗れるレンタサイクル(全国版)
ロードバイクよりも運転しやすいクロスバイクが借りられるレンタサイクルをまとめました。
https://www.cyclorider.com/archives/26434
ファットバイクで雪上走行を楽しむレンタサイクル・自転車ツアー
雪道走行ができるファットバイクは、一部積雪地ではレンタルや自転車ツアーを行っている。雪上走行は自転車ツアーが多いが数少ないながら貸出可能な場所もある。
https://www.cyclorider.com/archives/17539
E-Bikeで楽しむガイドツアー MERIDA XPERIENCE ガイドツアーが2019年2月23日に開催
株式会社ミヤタサイクルは、MERIDA(メリダ)およびミヤタサイクルの最新e-bikeを使用したガイドツアープログラム『MERIDA XPERIENCE(メリダ・エクスペリエンス)ガイドツアー』を2019年2月23日(土)に開催する。
MERIDA XPERIENCE ガイドツアーとは、MERIDA X BASE(静岡県伊豆の国市)を拠点として、世界ジオパークに認定された伊豆半島の地形や地質、歴史、温泉、食べ物などをe-bikeで巡るプレミアムガイドツアー。MERIDA eBIG.SEVEN 600を中心とした最新のe-bikeを使い、世界のe-bikeの動向を知り尽くした自転車ジャーナリストの難波賢二氏が、初心者でも上級者でも楽しめるガイドツアーを監修。
内容は以下の通りとなる。
e-bikeガイドツアー 上級者向け(約40キロ)
日時:2019年2月23日(土) 10:00~16:00 (9:30受付)
ツアー受講料(昼食、バイクレンタル込み)
定員 5名 (最少催行人員 2名)
2名様:15,000円/人
3名様:12,000円/人
4名様:10,000円/人
5名様:8,000円/人
当日はe-bikeの無料お貸し出し、ロッカー利用、入浴施設(タオル付)をご利用いただけます。
ヘルメット/グローブ/フロントライト/テールライト/サドルバック(チューブ&タイヤレバー入り)/ボトルケージ/携帯ポンプを無料で貸出可能です。
e-bikeはフラットペダルが標準装備となりますが、SPD/SPD-SLも取り付け可能です。受付スタッフにお申し付けください。上記以外のビンディングペダルをご利用の場合は、ペダルとシューズをご持参ください。
冬季のサイクリングとなりますので、防風ジャケットと冬用インナーなどの重ね着を推奨いたします。
昼食代はプランに含まれておりますが、小銭などを携帯されることを推奨いたします。
中学生以下の方は必ず保護者の同伴が必要です。
MERIDA X BASE公式サイトで講座の詳細・申込が可能だ
MERIDA X BASE公式サイト :http://www.merida.jp/x-base/
グラベルロードの流れ?新ジャンル「グラベルクロスバイク」まとめ
一般的にクロスバイクと言えば、ママチャリよりも細いタイヤを履き、舗装路を快適に走るスポーツ自転車と言われている。特に日本市場では、細いタイヤを装着し舗装路を軽快に走行できるスピードクロス(GIANT Escape RXやNESTO LIMIT等)がメインだ。しかしグラベルロードバイクのブームにより、砂利道も走れるグラベルクロスバイクが登場しつつある。
BREEZAR RADER CAFE
出典:BREEZER
このようなグラベルクロスバイクの一番の利点は、一般公道で扱いやすい所だ。軽量な車体はマウンテンバイクよりも軽快に走れ、太いタイヤは乗り心地も良く頻繁に空気圧の管理をしなくていい。スピードを出さず、汎用性を求める人にはグラベルクロスバイクはオールマイティに使える自転車だ。スピードクロスのように尖ったクロスバイクに不安がある人に向いているだろう。
街乗り用マウンテンバイクの代わりとなったグラベルクロスバイク
かつて、スポーツ自転車=マウンテンバイクという時代には、街乗り用マウンテンバイクが流行していた。オートバイ風のタフなスタイルに、歩道の段差も安心して走行できる太いタイヤとサスペンションフォーク、安定して走行できるフラットハンドルが乗りやすいと評価されていた。ホイチョイ・プロダクションズが制作した映画「メッセンジャー」で使われた自転車の殆どがマウンテンバイクだった。
しかし、マウンテンバイクがより山を走るのを重視した設計になり、ロードバイクやクロスバイクがブームになったため街乗りマウンテンバイクは衰退した。街乗り用マウンテンバイクを求めていた人の多くは、グラベルクロスバイクを買うだろう。
日本で買えるグラベルクロスバイク一覧
グラベルクロスバイクは、一般的なクロスバイクと同じくジャンルによって縛られているわけではない。シクロライダーでは「クロスバイク派生型」「650Bスタイル」「グラベルロード派生型」の3つに分けて紹介する。
クロスバイク派生型
ロードバイクと同じ車輪径(700C)を使い、クロスバイクよりも少し太いタイヤを装着したのが特徴な「クロスバイク派生型」。グラベルクロスバイクは、グラベルロードを意識した設計が多く、クロスバイクの派生型は少数派だ。
SCOTT SUB CROSSシリーズ
出典:SCOTT
SPEED UTILITY BIKE(実用性のあるスピードバイク)の略を名前に採用したSCOTTのクロスバイク。写真横から見ただけではわからないが、タイヤとフレームのクリアランス(隙間)が広く、SERFAS 「シェリフ29×2.1」が入るほど。(標準装備のタイヤはKenda K193 700x35C)一番安いモデルは税抜き価格58,000円と、手頃に買えるグラベルクロスバイクだ。
参考:http://www.scott-japan.com/news/node/7033
Specialized Sirrus X
https://www.cyclorider.com/archives/24916
Specializedのクロスバイク「Sirrus」のグラベルクロスバイクタイプがSirrus X。アップライトなクロスバイク用設計と軽量なカーボンフレーム、フューチャーショックサスペンション、グラベル用タイヤを装備しグラベル仕様となっている。
650Bスタイル
多くのマウンテンバイクに使われる650B規格を採用したグラベルクロスバイク。マウンテンバイクに近いほど太いタイヤは、荒れた道に強く、乗り心地も良いのが特徴。一般的なクロスバイクと違いを出すためか、このタイヤ規格を採用したグラベルクロスバイクが増えつつある。
GIANT GRAVIER
https://www.cyclorider.com/archives/15612
グラベルロードバイクブーム前に登場したGIANT GRAVIER。多くのグラベルクロスバイクで採用されているディスクブレーキではなくVブレーキが装備されており、マウンテンバイク用ホイールの装着はできない。その一方で税抜き5万円台と低価格で購入できる魅力も持っている。
GIANT GRAVIER DISC
GIANTのGRAVIERの1グレードとして登場したGRAVIER DISC。シマノ製油圧ディスクブレーキを搭載し、よりグラベル走行に特化したモデルとなった。
https://www.cyclorider.com/archives/32086
Fuji Rafesta
https://www.cyclorider.com/archives/23559
フロントシングル、油圧ディスクブレーキとマウンテンバイクを意識した構成なのが特徴のFuji Rafesta。フレームは2.2インチ幅のタイヤまで対応しているので、マウンテンバイク風に楽しむこともできる。
Kona DEW
機械式ディスクブレーキを装備したKona DEW。税抜き価格63,000円と低価格で、Fuji rafestaよりも低価格で、流行のグラベルクロスバイクの雰囲気を楽しめる。
グラベルロード派生型
グラベルロードバイクのハンドルをフラットハンドルにしたのがグラベルロード派生型。上記のグラベルクロスバイクとの違いは、グラベルロードのフレームをそのまま使っているため、ドロップハンドルに交換しても違和感がない乗車姿勢が手に入る。また、グラベルロードは前傾姿勢でスポーツ走行を重視した設計の物が多い。
Marin Nicasio SE
https://www.cyclorider.com/archives/20321
Marinのグラベルロード「Nicasio」のフラットバーグラベルロードにしたのが「Nicasio SE」。Nicasioのハンドルを替えただけでなく、ホイールを700Cから650B規格に変えて、太いタイヤで荒れた道を安定して楽しめる。上記の650Bクロスバイクよりも前傾姿勢で運転するので、スポーツ走行を重視する人向け。
BREEZER RADAR CAFE
https://www.cyclorider.com/archives/20321
アップライトな乗車姿勢でツーリングを楽しむアドベンチャータイプのグラベルロード「RADAR」のフラットハンドル版。29×1.9インチとマウンテンバイク並のタイヤを採用した。ハンドルは上から見てハの字になっており、手首が痛くなりにくい設計だ。
https://www.cyclorider.com/archives/20168