デイリーアーカイブ Jan 18, 2025

なぜ、マウンテンバイクルック車は選んではいけないのか解説する

スポーツ自転車の世界では「ルック車」と呼ばれる物がある。これは見た目は高価なスポーツ自転車に見えるが、値段が安く、実際に走らせると走りが重く機能がない自転車の事を指している。2019年現在、ロードバイクやクロスバイクもルック車があるが、ロードバイクブーム前は、ルック車と言えばマウンテンバイクルック車の事を指すのが一般的だった。 ルック車に関しては、日本国外のほうが多種多様な物がある。例えば、アメリカのウォルマートでは、399ドルでカーボンフレームのマウンテンバイクルック車が買えるようだ。高価なレース用自転車に使われているカーボンフレームを採用しているが、部品の形状が安っぽく、剛性が必要なフロントフォークブレースが溶接なのを見れば、ルック車だとわかるだろう。 https://www.youtube.com/watch?v=m5KX8EVuYs8 そんなマウンテンバイクルック車だが、どのくらいの性能があるか気になる人もいるだろう。殆どのマウンテンバイクルック車はオフロード走行はできないと書いてあるが、本当にオフロード走行できないのだろうか。 海外では、マウンテンバイクルック車でトレイルを走ってみた動画をあげる人がいる。 https://www.youtube.com/watch?v=5S78kVm7RtY https://www.youtube.com/watch?v=1A6bKUCcDW0 マウンテンバイクルック車でトレイルを走行した動画を見ると、無事に走行できたルック車は少なく、以下のトラブルをよく見る。 衝撃に耐えられずハンドルステムがずれて曲がる。 ブレーキをかけた状態で、ハンドルを左右に振るとフロントフォークが捻れる。 ブレーキが効かない。 フロントサスペンションが壊れる。 どれも、有名ブランドのエントリーマウンテンバイクどころか、グラベルロードでも発生しないだろう。 マウンテンバイクルック車は買わないほうが良い理由 オフロード走行できないマウンテンバイクルック車は、ホームセンター等を中心に売られているが買わないほうが無難だ。例えば、マウンテンバイクルック車は改造しようと考えても、時代に取り残された部品規格を使っているので、改造できない。写真のブリヂストン・Ordina M3(現クロスファイアー)みたいなのは例外で、改造するのは大変だ。 仮に無理やり改造しても割に合わない。オフロード走行の衝撃に耐えられずハンドルステムがずれて曲がったり、ブレーキをかけた状態で、ハンドルを左右に振るとフロントフォークが捻れる等、一般的な公道走行すら対応していないような作りだけでなく、見てくれだけを重視した物が多い。 (参考サイト) 2年間乗ったFINISS MTBをいじってみた:https://mystaranbike.hatenablog.jp/entries/2016/12/03 FINISS/SHINEWOOD MTB修理完了:https://mystaranbike.hatenablog.jp/entry/20161225/p1 オフロード走行ができないマウンテンバイクルック車を購入するのなら、クロスバイクルック車を買ったほうが良い。同じルック車でもクロスバイクルック車のほうが車体が軽く、細いタイヤが装備されているので軽快に走行できる。または、もう少しお金を出して本物のマウンテンバイクやクロスバイクを買うべきだろう。  

シェアサイクル「PiPPA!」で長時間乗れる新料金プラン「デイパス」を開始

株式会社オーシャンブルースマートが運営するシェアサイクル「PiPPA」では、2019年4月1日(月)から新料金プランを追加を行うと発表した。 「PiPPA」は、GPS 搭載のスマートキーを自転車に取り付けることで 1 台の自転車を複数人で共有するシェアサイクルサービス。サービス利用者は、スマートフォンに専用アプリケーションをインストールすることで、シェアサイクルポートの検索から自転車の開錠決済までの一連の手続きを行うことが可能だ。デイパスプランは、デイパスを購入すると有効時間中、自転車を何度でも利用可能となる。また、シェアサイクル業界で初めて自宅に自転車を持って帰れるため、今まで自宅の近くに専用駐輪ポートが無かったため利用が難しかった人などに使うことが可能だ。 料金は関東(東京)、関西(京都)、九州(宮崎)とエリアによって価格が異なる。東京エリアでは24時間で300円と低価格で利用可能だ。 PiPPA公式サイト:https://pippa.co.jp/  

【自転車漫画】クロスバイクに慣れるために練習!「クロスバイクな日々 Part3」

リアルな自転車ライフをわかりやすく紹介する只野うささんの自転車漫画「クロスバイクな日々」を解説。今回は、クロスバイクに乗り慣れるために練習する話となります。 クロスバイクに乗るための乗車姿勢を練習:クロスバイクな日々11・2日め クロスバイクに慣れるためにネットで調べてみた只野うささん。最初は腕に体重をかけない乗車姿勢を行うが、どうしても曲がれなかったとのこと。腕に体重をかけない乗車姿勢はスポーツサイクルの基本とも言える乗車姿勢だが、ママチャリからの乗り換えた人にとっては乗りにくい乗車姿勢でもある。対策としては、スポーツ自転車用プロムナードハンドルやトレッキングハンドルなど、ゆったりとした姿勢で乗れるハンドルに交換するのが良いだろう。 https://www.cyclorider.com/archives/19603 クロスバイクに慣れるために練習:クロスバイクな日々12・3日め-1 練習 ママチャリと比べると運転しにくいクロスバイクに慣れるために、車や歩行者がいない場所で練習することに。このような「慣らし運転」は重要で、自転車の知識がそこそこある筆者も、初めて買った自転車は、人がいないところで運転して感覚をつかむようにしている。 ママチャリよりも楽に上れます:クロスバイクな日々13・3日め-2 坂道 クロスバイクに少しづつ慣れたので、ママチャリ時代では上るのが大変だった上り坂をクロスバイクで上ることに。クロスバイクではママチャリと比べて楽に上れたようだが、これは、車体が軽く(クロスバイク:11kg、ママチャリ:18kg)、ママチャリよりも軽いギアが装着されているのもある。これに慣れてしまうと、ママチャリに戻れなくなる人もいるほどだ。 下りはママチャリのほうが楽!?:クロスバイクな日々14・4日め 下り坂 上り坂を楽に上った後、旧道で帰ろうとした只野うささん。しかし、旧道は荒れていたため怖くて押して歩いたとのこと。クロスバイクはロードバイクよりもタイヤが太くて乗りやすいといえども、ママチャリと比べると細いタイヤが付いているタイプが多い。荒れた道では細いタイヤは滑りやすいので、怖かったら無理しないで走るのが良いだろう。また、購入前に細いタイヤが付いたクロスバイクが嫌だと思ったらグラベルクロスバイクを選ぶのも1つだ。 https://www.cyclorider.com/archives/20510 また、只野うささんは、この時ブレーキを車輪がロックするほどガツンとかけてみるテストもしたとのこと。ママチャリからクロスバイクに乗り換えた時、ブレーキの強力さに驚くと思うので、できるだけ「慣らし運転」で試したほうが良いだろう。 クロスバイクな日々15・5日め 少しづつクロスバイクに慣れてきたおかげで、「ママチャリとそんなに違わないのかも」と思えるくらい運転できるようになったとのことだ。 クロスバイクな日々は作者のWebサイトで見れます。 クロポタNOTE:作者のWebサイト 只野うささん|Twitter:作者のTwitter https://www.cyclorider.com/archives/24748