デイリーアーカイブ Oct 30, 2024
福島県須賀川市で福島県内初となるシェアサイクルの実証実験を開始
福島県須賀川市のまちづくり会社である「株式会社こぷろ須賀川」と、シェアサイクル運営・運営支援をする「コギコギ株式会社」は、2019年4月26日より、二次交通を補完することによる中心市街地活性化を目的として、福島県内初となるシェアサイクルの実証実験を開始した。
福島県須賀川市は、福島県中通り地域に位置し、人口76,082人(2019年3月現在)、面積279.43K㎡の都市。東日本大震災での甚大な被害からの復旧復興に向けて2013年に須賀川市中心市街地活性化協議会を設立、翌年に認定を受けた須賀川市中心市街地活性化基本計画に基づき、中心市街地の活性化に取り組んでいる。
そうした中、2019年1月、中心市街地の活性化と休日の回遊性向上を目的としたコミュニティ施設「tette」が開業し、開業から3ヶ月で15万人が訪れている。この集客力を周辺に波及させること及び、須賀川駅と中心市街地との公共交通補完を目的として、シェアサイクルを導入することになった。
コギコギは、2011年に設立したシェアサイクル事業およびシェアサイクル事業支援を行う会社。8年間のシェアサイクルの運営および運営支援の経験に基づき、サステナブル(持続可能)なシェアサイクルの普及を目指している。
今回の実証実験は、シェアサイクルのポート設置場所とサービスの利用料金を実証実験期間中に複数回変更することを前提として実施する。これにより、須賀川市におけるシェアサイクルの利用ニーズと運営コストの検証を行い、サステナブルなシェアサイクルの事業モデル構築を目指す。開始当初はシェアサイクルを6ヶ所のポートに20台配置し、利用料金は15分60円を基本とする。
本実証実験は、福島県の「歩いて暮らせるまちづくり強化プロジェクト」に今年度選ばれた須賀川市の事業の一環として行われることにより、福島県、須賀川市、須賀川市商工会議所、こぷろ須賀川の4者によりプロジェクトチームを構成し、須賀川市中心市街地活性化協議会が実施主体、こぷろ須賀川が運営主体、シェアサイクルのシステム提供をコギコギが担う。1年間の実証実験を経て、来年度以降、福島県内の他の都市におけるシェアサイクルの展開も考えているとのこと。
須賀川市シェアサイクルURL:http://cogicogi.jp/smart/port-sukagawa.html
コストパフォーマンス抜群のディスクロードバイク NESTO ALTERNA DISCインプレ
ロードバイクのトレンドの1つと言えばディスクブレーキだろう。自動車やオートバイ、マウンテンバイクのようにブレーキローターで制動し、ハイエンドロードバイクやグラベルロードバイクを中心に普及している。
その一方で、手頃な価格で購入できるエントリーグレードのロードバイクに、ディスクブレーキが搭載されている例は少ない。仮にディスクブレーキが搭載されている場合でも、ほとんどがグラベルロードバイクなのが実情だ。
しかし、そんな状況でも手頃な価格で購入できるディスクロードバイクはある。特に、今回紹介するNESTO ALTERNA DISCは、国内販売中の19万円未満ディスクロードバイクにおいて最軽量(9.0kg)で、シマノ105を搭載し、車体価格が139,000円と、他社では見られない低価格を実現している。
ALTERNA DISCとは、どんなロードバイクか
ALTERNA DISCは、NESTOのロードバイク「ALTERNA」のディスクブレーキバージョン。しかし、ALTERNAにディスクブレーキを装着しただけでなく、フレーム、フロントフォーク等の設計を全面的に変えているため、全く別の自転車となっている。
NESTO ALTERNA(税抜き¥89,000)
フレームはALTERNAよりもシャープなデザインになっているだけでなく、BBの中心から前輪車軸までを一直線で結んだ線の長さを表すフロントセンターや、BBの中心から後輪車軸までを一直線で結んだ線の長さを表すリアセンターを短くした。レースレプリカ風味ながら安定性を重視したALTERNAとは違い、俊敏性を重視している。
フロントフォークはフルカーボンフォークを採用。ラフな取扱はできない一方で、軽量なのが特徴だ。
ブレーキはSHIMANO BR-RS305。片押しタイプのワイヤー式ディスクブレーキだ。低価格モデルで使われているTEKTRO Mira(搭載車:Specialized Diverge E5)と比べると制動力に不満はなく、ブレーキをかけた時も価格を考えると軽い力で引くことができる。あとは長期間使用した時のブレーキパッドの片減りだろう。
コンポーネントはシマノ・105。レースユーザーやスポーツライドを行うユーザー向けのグレードだ。クランクなど細かい部分にも105を採用している。フロントのギア(クランク)はSHIMANO FC-R7000 50X34T、リアのギア(スプロケット)はSHIMANO CS-R7000 11S 11-32T。
ホイールはNOVATEC製ハブに流行のワイドリムを装備。ディスクロードで主流の前後12ミリスルーアクスル規格(前12×100mm、後12×142mm)を搭載しているため、ホイールのアップグレードも容易だ。
今回、定例の試乗コースでALTERNA DISCに試乗した感想を一言で表すと、ケチをつける所が無いという事。重いギアを踏んでも良く走り、ブレーキもよく効く。乗り心地に関しては、微振動があるビリビリとした硬さではなく、サスペンションが硬い車のような硬さだ。ディスクブレーキを搭載し、車軸付近の剛性を上げているのと、スルーアクスルの太い中空シャフトで剛性があるため硬い。ただ、グラベルロードのSpecialized Diverge E5(12ミリスルーアクスル、フルカーボンフォーク、タイヤは複数種類仕様)の硬すぎてどうしようもないというわけではない。
15万円以下で購入できる貴重なレースタイプのディスクロードバイク
2019年現在、手頃な価格で買えるディスクロードは種類が少ない。仮にあったとしても、レースレプリカ以外のディスクロードが主流で、グラベルロードが多い。ロードバイクでも、低速での直進安定性を重視したエンデュランスロードのKhodaa-Bloom FARNA700 Discや、アップライトな乗車姿勢のエンデュランスロードバイクのFELT VRぐらいだ。
15万円以下で購入できるレースレプリカタイプのディスクロードと言えば、MERIDA SCULTURA DISC 200ぐらいだろう。こちらはサイズが5種類と多いが、Shimano Soraを採用しているため、コンポーネントのグレードは落ちる。
NESTO ALTERNA DISCは、手頃な価格でスポーツライドを行いたい人に向いている。現在のディスクロードバイクの主流である規格を採用し、ディスクブレーキは制動力も高く、油圧ディスクブレーキにアップグレードも可能だ。もし15万円以下でお薦めのロードバイクを挙げるのなら、ALTERNA DISCはその中の1台に挙げるだろう。
ヤマハとあさひのコラボ電動アシスト自転車「PAS CITY-Cあさひ特別仕様モデル」が登場
自転車専門店の株式会社あさひは、創業70 周年を記念した「あさひ70th anniversary プロジェクト」としてヤマハ発動機製電動アシスト自転車「PAS CITY-C あさひ特別仕様モデル」を数量限定特別価格で発売する。
PAS CITY-C は、軽量・コンパクトな設計を採用し、トライアングルハンドルやテリー型サドルなどアップライトな乗車姿勢にモダンデザインが特徴の電動アシスト自転車。
PAS CITY-Cあさひ特別仕様モデルは、人気の電動アシスト自転車メーカー「ヤマハ発動機製」のファッショナブルな小径電動アシスト自転車「PAS CITY-C」に、通常はオプション品であるリアキャリアや大容量コンテナバスケットを標準装備させた、あさひ創業70周年記念特別価格仕様。 通常モデルの販売価格は車体のみで119,880円/税込となるが、今回の特別仕様モデルはリアキャリア(部品単体価格4,104円/税込)とコンテナバスケット(部品単体価格4,580円/税込)が標準で装備された特別仕様モデルとなる。
製品名:PAS CITY-C あさひ特別仕様モデル(パス シティ-C)
販売価格:110,000円(税込)
カラー:マットオリーブ(ツヤ消しカラー)
タイヤ:20型
適応身長:140cm~※サドル高をもっとも低くする場合は、付属部品での調整が必要
重量:21.4kg ※リアキャリア、コンテナボックスの重量は除く。
変速:内装3段変速
充電時間:約3.5時間
バッテリー容量:12.3Ahバッテリー搭載
一充電あたりの走行距離:48㎞(強モード)、61㎞(標準モード)、83km(オートエコモードプラス)
付属品:リアキャリア、コンテナバスケット(ブラック)
発売日:2019年5月中旬より順次 ※予約開始は4月25日より
購入方法:あさひ公式自社ネット通販内の「ネットで注文・お店で受取サービス」の利用限定。
PAS CITY-Cあさひ特別仕様モデル商品詳細:https://www.cb-asahi.co.jp/lp/contents/campaign/70th_anniversary/collaboration/