デイリーアーカイブ Apr 26, 2025
急坂もスイスイ進んで楽しめる しまなみ海道でE-BIKEサイクリングツアー「E-BIKEで亀老山チャレンジ!」が開催
2019年11月23日に「サイクリストの聖地」しまなみ海道で、E-BIKEを使ったスペシャルサイクリングツアー「E-BIKEで亀老山チャレンジ!」が開催された。
E-Bikeとは、スポーティなサイクリングが楽しめるモーターを積んだ電動アシストスポーツ自転車。ヨーロッパを中心にブームとなっており、日本でもブームが来つつある状況だ。今回のイベントは、E-Bikeを使い、体力に自信がなく今までサイクリングをしたことがない人や長距離サイクリングや坂道が続くサイクリングをあきらめている人など、サイクリング未経験者を中心とした人たちに、E-BIKEサイクリングの魅力を体験するイベント。今回のイベントは10月に続き2回目の開催となる。以下リリースから。
前回のツアー参加者から「普段自転車を使わない自分でも坂道を楽しく登れた」や「E-BIKEは想像以上にスイスイ進んで気持ちよかった」といった反響もあり、今回は定員20名を大幅に超える約100名もの応募がありました。今回のツアーも50代のサイクリング初心者を中心とした方々に参加いただきました。
今回もツアーガイドとしてプロのサイクリストである門田基志(かどた・もとし)さんをお招きしました。ツアー前に、しまなみ海道の入り口付近にあるマリーナパーク王浜で門田さんによるバイクフィッティングと講習会を行いました。門田さんは「E-BIKEは電動アシストのバッテリーが重く、サドルが高すぎるとフラつくため、しっかり身長にあったものを選ぶことが大事。また、ブレーキの効きも強いので慣れるための練習を行っていきます」と参加者に伝え、全員で電動アシストに慣れるための練習を行いました。練習後、参加者から「漕ぎ出しにびっくりした。電動アシストのおかげでしっかり押されている感じがする。これから亀老山を登っていくのが楽しみ」と初めて体験するE-BIKEの乗り心地について驚き、これからスタートするツアーへの期待の声が上がっていました。
さわやかな秋晴れのもと、ツアーはスタート。コースはマリーナパーク王浜を出発後、しまなみ海道の来島海峡大橋を渡り、絶景スポットで有名な大島の亀老山(きろうさん)展望公園までE-BIKEで往復します。
目的地の亀老山展望公園にたどり着くには、屈強なサイクリストでも「激坂」と呼ぶ急こう配の亀老山を登りますが、こういった坂もラクに登れることがE-BIKEの大きな魅力。今回もE-BIKEの電動アシストによって参加者たちはスイスイ登って行きます。展望公園に到着した参加者は山頂から見えるしまなみ海道の雄大な景色に感動し、再び来島海峡大橋のサイクリングを満喫後、無事にツアーを終了しました。
E-BIKEアクションしまなみ:https://e-bike-action.com/
安いディスクロードバイクまとめ 15万円以下で油圧ディスクブレーキ搭載モデルも登場
https://www.youtube.com/watch?v=XPegYaPTy7w
近年、ロードバイクの世界で流行しているのがディスクブレーキだろう。今では、ディスクブレーキロードバイクは15万円を切る低価格帯のエントリーモデルでも採用している事もあり、従来型のキャリパーブレーキのロードバイクは衰退しつつある状況だ。
ディスクブレーキロードバイクの利点は、ブレーキ性能が高いという事。キャリパーブレーキで問題になる晴天時と雨天時のブレーキングの差が、ディスクブレーキでは少ないため、時を問わず強力な制動力が得られる。また、油圧ディスクブレーキの場合、ワイヤーよりも軽い力でブレーキがかけられるため、初心者でも運転しやすい。また、ロングアーチブレーキ等のクリアランスが大きいキャリパーブレーキは、進化が止まっているため制動力強化が難しいが、ディスクブレーキでは部品交換で簡単に制動力を上げられるのも魅力だ。
制動力以外の利点としては、ブレーキシューが減ることによる汚れがないため、リムを綺麗に保つのが簡単だと言う事だ。輪行等で車輪を外す時、ブレーキシューのカスが手に付いて汚れを取る面倒が無いのは大きな利点だ。また、フレームとタイヤのクリアランス(隙間)が取りやすいため、太いタイヤが装着できるロードバイクが増えているのも魅力だ。
勿論、ディスクブレーキの欠点もある。フレームの剛性強化と部品点数の増加で車体重量が増える。ホイール等の部品選択肢が少ない、剛性強化で先端部分の剛性が高く、リムブレーキタイプよりもしなりにくく、乗り心地が硬いモデルがある。そのような欠点があっても、強力な制動力は魅力だろう。
15万円以下のディスクブレーキロードバイクはどのようなのがあるか?
ロードバイク用ディスクブレーキには、ワイヤーを使用してブレーキパッドを押し出す「機械式」、オイルの圧力を使いブレーキパッドを押し出す「油圧式」、ワイヤーを経由してオイルの圧力を使いブレーキパッドを押し出す「ハイブリッド仕様」の3種類がある。
機械式の利点は、低価格でメンテナンスも簡単なためコスト面に優れている事。一方でワイヤーを使うため、油圧式やハイブリッド式と比較するとブレーキをかけた時は重くなってしまう欠点がある。15万円以下のディスクブレーキロードバイクの中では、一番主流の方法だ。
ハイエンドディスクブレーキロードバイクで主流な油圧式の利点は、軽いタッチでブレーキがかかる事。欠点は、油圧式専用のデュアルコントロールレバー等の専用部品を使う必要がある、油圧式特有のメンテナンスが必要でコストがかかる欠点がある。
機械式のデュアルコントロールレバーを使い、油圧ブレーキを引くハイブリッド式は、機械式のデュアルコントロールレバーを使いながら、機械式よりも軽いタッチでブレーキがかかるため、コストと制動力を両立できる。欠点は、ワイヤーがあるため油圧式と比べてワイヤーの摩擦感が出てしまうのと、マイナーな仕様のため部品のラインナップが少ない事。完成車で採用する例は少ない。
「機械式ディスクブレーキ搭載」ディスクロードバイク一覧
FELT VR60
FELTのロードバイク「VR60」は、わずかに寝かせたヘッドアングルとロングホイールベースを採用したマルチロードバイク。競技用ロードバイクよりも上体の起きたアップライトポジションを採用し、35mm幅のタイヤも装着できるため、23Cタイヤを装着してスポーツライドを楽しんだり、35Cタイヤを装着してロングライドや街乗りもできる。価格は108,000円(税抜)。
フレーム:FLite custom バテッドアルミ、BB386シェル、12 x 142mmスルーアクスル、フラットディスクマウント、機械式専用
フロントフォーク:Felt Variable Road UHC Advanced カーボンモノコック、カーボンコラム、フラットディスクマウント、12 x 100mmスルーアクスル
重量:-
ブレーキ:Tektro MD-C550 dual piston ディスク、160mm ローター
ギア(前-後): Shimano Claris R2000、50/34T-8スピード、12-34T
タイヤ/ホイールサイズ:Vittoria Zaffiro、700 x 28c
前後12ミリスルーアクスル。リムはDevox Variable Road VR21、チューブレスレディ
出典:riteway-jp.com/bicycle/felt
GIANT Contend AR3
GIANTのロードバイク「Contend」をベースにし38Cタイヤまで装着可能なフレームを採用したオールロードバイク。D-Fuseピラーに32Cタイヤ、フェンダー装着などの汎用性を備えている。価格は125,000円(税抜)。
フレーム:ALUXX-Grade Aluminum OLD142mm,D-FUSE Seat Pillar
フロントフォーク:Advanced-Grade Composite,Full Composite OverDrive Column 12mm Axle
重量:10.1kg
ブレーキ:TEKTRO...
ブロンプトンから2020年モデルの新色が登場
ブロンプトンから、2020年モデルの新色「House Red」(ハウスレッド)と「Orange」(オレンジ)が登場した。
ブロンプトンはイギリス生まれの折りたたみ自転車。独特の折りたたみ機構を採用することで、コンパクトな折りたたみサイズとロングホイールベースを実現し、多くの人に支持されている折りたたみ自転車だ。
今回、新しく採用したカラーリングは、深い色合いが特徴のハウスレッドと明るくポップなオレンジの2色。また、ハウスレッドは、これまでの赤と同様に、レッド/ブラックのツートンカラーもラインナップする。カラーリングは全グレードに用意されている。価格は180,000円(M3L)から。
mizutanibike.co.jp/brand/brompton/
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