デイリーアーカイブ Apr 4, 2025

革命のE-ロードバイク「Specialized Turbo Creo SL」をショートインプレ【E-Bike】

電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」の中でも、難しいジャンルがロードバイクタイプのE-Bike「E-ロードバイク」と言われている。モーターとバッテリーを搭載したE-Bikeは、車体重量が重くなるため、アシスト外の走行性能が人力自転車よりも落ちてしまうからだ。そのため、E-Bikeと言えば、クロスバイクタイプの「E-クロスバイク」やマウンテンバイクタイプの「E-MTB」が主流だ。 そんな中、Specializedから電動アシストロードバイク「TURBO CREO SL」が登場した。TURBO Creo SLはドライブユニットからフレームまで軽量化することで、最軽量モデルは12.2kgを達成したE-ロードバイクだ。今回、 埼玉県入間郡越生町の「オーパークおごせ ビオリゾートホテル&スパ」で行われた、TURBO Creo SLの試乗会「TEST THE TURBO in 関東(埼玉) 」で、Turbo Creo SL COMP CARBONに試乗した。 https://youtu.be/7dQtSOr51EQ リンク:MISSION CONTROL、MISSION CONTROLに関するFAQ(Specialized) 今回の記事を読む前に注意してほしいのは、TURBO Creo SLに搭載されている「MISSION CONTROL」の調整を行っていない事。MISSION CONTROLは、スマートフォンで、TURBO Creo SLのアシストレベルや最大パワーなど、モーターの特性をカスタムできるだけでなく、走りたい距離や時間を設定し、モーターの出力とバッテリーの使用量を調整できるアプリ。本格的なインプレッションを行う場合、MISSION CONTROLを完全に理解して行う必要がある。今回、MISSION CONTROLアプリは使用できなかったため、大まかな内容だと踏まえて読んでいただきたい。 E-Bikeとは思えない自転車らしい軽量な車体重量と前後バランス TURBO Creo SLに乗った最初の印象は、E-Bikeに乗っていると感じなかった事だ。押した時の感覚や持ち上げた感覚、実際に乗車してカーブを曲がった時の感覚は、重いバッテリーが搭載していると感じず、まるで人力ロードバイクに乗っている感覚だった。これは、ドライブユニット等、様々な部品を軽量にしただけでない。バッテリーを搭載していない感覚は車体重量だけでなく、前後重量バランスも良いのだろう。そのため、これだけ細いタイヤ(700×28C)を装着しても、前輪荷重の過大による不安定さが無い。 バッテリーを搭載していない感覚で真っ先に思い浮かぶのがヤマハ・YPJ-Rだ。しかし、TURBO Creo SLのバッテリー容量は320WhとYPJ-R(60Wh)よりも、5倍以上の大容量のバッテリーを搭載している。Bosch PowerPack300(300Wh)よりも大容量のバッテリーを搭載していても、バッテリーの重さを感じないのは、バッテリーを薄くして重心を下げているのもあるだろう。 バッテリーの着脱はドライブユニットを外す必要があり、充電は車体にケーブルを指す方法を採用しているため、充電場所が限られる。このあたりは、軽量化とバランスを追求したことで犠牲になった所だ。 グラベルロードの設計を採用したTURBO Creo SL TURBO Creo SLシリーズのフレーム設計は、Open Roadジオメトリーを採用している。これは、グラベルロードバイク「DIVERGE」シリーズに採用されている設計で、機敏な走りとハイスピードでの安定した操作性や安心感を両立し、オンロードからグラベルまで幅広い用途に対応している。タイヤクリアランスは、700Cで最大で42mmのタイヤが装着可能。また、フェンダーを使用した場合は、最大で38mmのタイヤに対応している。650Bホイールの使用もでき、その場合、最大で47mmのタイヤを履くことが可能。フロントフォークはFuture Shock 2.0を搭載している。 ギアはフロント46T、リアスプロケットは11-42T。電動アシストロードバイク(E-ロードバイク)では、一般的なロードバイクと同じギア(前50-34T、後11-28T等)を搭載する場合が多い。しかし、アシスト切れからの加速を考えると、従来の人力ロードバイクと同じギアでは加速が鈍くなるため、グラベルロード用のギアが合っているだろう。 低トルク、軽量ドライブユニット「Specialized SL1.1」の特性は? TURBO CREO SLに搭載されている「Specialized SL1.1」は、最大出力240W、最大トルク35Nmと、一般的なE-Bikeよりも低いトルクを採用している。スルスルと進むアシストは、人力自転車に乗っていて後ろから力強く押されている感覚に近い。 今回、最大アシストで走行したが、フラットなアシスト力を維持し続けながら走行する感覚だった。アシストが切れる速度までフラットにアシストするため漕ぎやすく、アシストが切れても車体重量が軽いため加速でき、従来型E-Bikeには無い特徴を持っている。一方で、高トルクユニットを搭載したE-Bikeとは違い、トルクに頼って楽に走れるわけではなく、人力を使う比率が高い。また、上り坂では従来型E-Bikeにある「坂道を駆け上がる快感」は少ない。 SHIMANOやBOSCH、YAMAHA等の高トルクユニットを搭載したE-Bikeの価値は落ちるか? Specialized SL1.1の登場で、ShimanoやBosch、Yamaha等の高トルクユニット+大容量バッテリーを搭載したE-Bikeよりも、Specialized SL1.1のような低トルクユニット+小型バッテリーが良いという意見もある。しかし、高トルクユニット搭載E-Bikeと、軽量・低トルクユニットのE-Bikeは想定しているユーザーが違うため比較にならない。 主流の高トルク型E-Bikeの一番の大きな利点は幅広い使い方ができる事。高トルクを活かして楽に走れるだけでなく、人力では厳しい急坂を登る事ができ、ヒルクライムでは人力スポーツ自転車よりも高回転で漕いで追い込むことも可能だ。フルサスペンションE-MTBでも高いトルクのお陰で、舗装路でもスタートダッシュは人力ロードバイクよりも速く、平地は23km/hで巡航し、上り坂は18~19km/hで人力ロードバイクを抜いていく事ができる。E-Bike初心者や人力自転車よりも自由に動き回りたい、上り坂を駆け上がりたいのなら、主流の高トルクユニットがベストだ。 軽量・低トルクユニットのE-Bikeは、従来型E-Bikeとは違い人力自転車の発展型と言える。今回、舗装路でTurbo Levo SLに試乗することができたが、高トルクユニットを搭載したフルサスE-MTBのように、上り坂を18~19km/hで走行し、人力ロードバイクを抜いていくのは難しいだろう。その一方で、従来のE-MTBには無い車体のバランス感が良く、舗装路ではなくMTBコースで試乗したいと感じた。 高トルク型E-Bikeで人力を超えた自由な走りを求めるか、軽量・低トルク型E-Bikeで人力自転車のような自転車を振り回すスポーツライドを求めるかは人それぞれ。Specialized SL1.1ユニットが登場しても、ShimanoやBosch、Yamaha等の高トルクユニットを搭載したE-Bikeの価値は落ちない。もちろん、Specialized...

パナレーサーのグラベルロード向けタイヤ「グラベルキング」に数量限定の新色が登場

パナレーサーは、舗装路から未舗装路まで自由に快適に走りたいサイクリストのために開発された自転車タイヤ「GravelKing」シリーズに数量限定の新色が登場したと発表した。 グラベルキング2020年限定カラーは、パープル、マスタード、オリーブの3色を用意。独特の気品と高級感が漂うパープル、スパイシーでパンチのあるマスタード、新鮮で明るい果実をイメージさせるオリーブと自転車用タイヤには珍しいカラーで、バイクやパーツ、ウェアとのコーディネートが楽しめる。 また、「GravelKing SK」には根強いファンがいる26インチモデルもラインナップ。各色各サイズ100本のみの数量限定となる。両モデルとも、チューブレスコンパーチブル(チューブレスレディ仕様)で、価格は5,191円(税抜)、2020年3月中旬発売予定。 「GRAVEL KING」リミテッドカラーエディション サイズ/重量:700×32C(290g)、35C(310g)、38C(330g) カラー:パープル/ブラック・ブラウンサイド、マスタード/ブラック・ブラウンサイド、オリーブ/ブラック・ブラウンサイド タイプ:TUBELESS COMPATIBLE (チューブレスコンパーチブル) テクノロジー:「ZSG Natural Compound」(ゼットエスジー ナチュラル コンパウンド)、「AX-α Cord」(エーエックス アルファ コード)、「Anti-Flat Casing」(アンチフラット ケーシング) 価格:5,191円(税抜) 発売予定日:2020年3月中旬発売(予定) 「GRAVEL KING SK」リミテッドカラーエディション サイズ/重量:700×32C(330g)、35C(380g)、38C(420g)、43C(510g)、26×2.1(620g) カラー:パープル/ブラック・ブラウンサイド、マスタード/ブラック・ブラウンサイド、オリーブ/ブラック・ブラウンサイド タイプ:TUBELESS COMPATIBLE (チューブレスコンパーチブル) テクノロジー:「ZSG Natural Compound」(ゼットエスジー ナチュラル コンパウンド)、・AX-α Cord」(エーエックス アルファ コード)、「Anti-Flat Casing」(アンチフラット ケーシング) 価格:5,191円(税抜) 発売予定日:2020年3月中旬発売(予定) <商品に関するお問い合わせ> パナレーサー株式会社 お客様相談室 電話番号:0795-82-6806 (土日祝日および当社休業日を除く平日9:00~17:00) URL:https://panaracer.co.jp/

ミヤタ・メリダの電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」の情報サイト 「FEEL.E-BIKE」が登場

ミヤタサイクルは3月10日、MERIDA、MIYATAのE-BIKE(電動アシスト付きスポーツバイク)の専門情報サイト「FEEL.E-BIKE」を公開した。 ミヤタサイクルはMIYATAブランドのE-Bike「CRUISE」や、「RIDGE-RUNNER」にとどまらず、MERIDA ブランドのE-Bike「eBIG.SEVEN600」「eONE-SIXTY 9000」など、幅広いE-BIKE を展開している。FEEL.E-BIKE では各モデルのインプレッションをや、編集メンバーのオススメコース、全国のE-Bike走行可能なコースなど、購入前の検討から購入後の遊び方までユーザーに提案し、E-Bikeの魅力や楽しみ方などの情報を発信する。 サイト内容は、E-Bikeのラインナップ紹介、E-Bikeのフィールドガイドを用意。E-Bikeのラインナップ紹介では、MIYATA、MERIDA 両ブランドから計 13 モデルと数多く展開しているE-Bikeの、それぞれの利点や、特徴を静岡県伊豆の国市に位置する MERIDA X BASE のスタッフや E-BIKE ジャーナリストの難波賢二氏をはじめとした経験豊富なメンバーによる読み物やインプレッション動画にて紹介する。 E-Bikeを楽しむためのフィールドガイドは、世界ジオパークにも認定された自然や MERIDA X BASE が位置する伊豆半島を中心としたコース紹介や、全国の E-BIKE が持ち込み可能なフィールドの検索機能を導入。購入後も楽しむためのアフターサポートも行う。その他にも、全国のE-Bikeレンタルポイントも紹介する。 FEEL.E-BIKE E を感じよう!E で感じよう!:https://www.merida.jp/feel/