デイリーアーカイブ Jan 12, 2025

STマイクロエレクトロニクス、パナソニック サイクルテック社の電動アシスト自転車にエッジAI機能を提供

世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(ST)は、パナソニック サイクルテック社の電動アシスト自転車「ティモ・A」にSTM32F3マイクロコントローラ(マイコン)およびエッジAI開発ツール「STM32Cube.AI」が採用されたことを発表した。STのエッジAIソリューションは、先進的なAI機能を活用したタイヤの空気入れタイミングお知らせ機能を実現し、自転車ユーザの安全性や利便性の向上に貢献するという。 パナソニック社の通学用電動アシスト自転車「ティモ・A」には、モータの回転数やスピード・センサの情報をもとにAIでタイヤの空気圧を推定し、空気圧センサ無しで空気入れタイミングの目安を液晶スイッチに表示する革新的なAI機能が実装されている。STのエッジAI開発ツール「STM32Cube.AI」により、STM32F3マイコンの内蔵メモリのみでこのエッジAI機能を実現することができた。この新機能は、タイヤの空気圧メンテナンスを簡略化するとともに、ユーザの安全性向上や、タイヤをはじめとする自転車部品の寿命延長に貢献する。また、空気圧センサなどの追加のハードウェアが不要なため、コストや設計工数の削減にも貢献するとのことだ。 パナソニック サイクルテック社の開発部 ソフト開発課 課長である加茂 広之氏は、「STのSTM32F3マイコンは、高いコスト競争力をもち、電動アシスト自転車に最適な機能・性能を備えた製品。このSTM32F3マイコンとSTM32Cube.AIを組み合わせることで、ハードウェアを変更することなく、革新的なAI機能を簡単に実現することができた」とコメントしている。 STのAIソリューションを統括するMarc Dupaquierは、「今回の発表は、当社の取組みにおけるきわめて重要な一歩であり、業界をリードするパナソニック社の電動アシスト自転車において初のAI機能実装に貢献できたことを大変嬉しく思う。今後も幅広い市場に向けてエッジAIソリューションやその採用事例を発信していくことで、より豊かな暮らしの実現に貢献していく」と述べている。 STは、2024年5月22日~24日に東京ビッグサイトで開催されるAI・人工知能 Expoにおいて、STM32マイコンや各種AI開発ツールを含む、エッジAIソリューションを出展する予定だ。同展示会では、STM32F3マイコンおよびSTM32Cube.AIが採用されたパナソニック サイクルテック社の電動アシスト自転車「ティモ・A」およびモータ・ユニット(カット・サンプル)も公開される。 関連リンク 【公式】ティモ・A|電動アシスト自転車|Panasonic STマイクロエレクトロニクス:STの半導体テクノロジーは「あなた」とともに生み出されます

アスザックフーズ、登山・アウトドアに最適な『スパイシービーフカレー』を新発売 – わずか30gで大きな牛肉入り

アスザックフーズ株式会社(代表取締役:久保正直、本社:長野県須坂市)は、『スパイシービーフカレー』を数量限定で2024年3月28日(木)より新発売する。同社の公式通販サイトや直営店舗などで販売される。 同社では、公式通販サイトや直営店舗(Chef's Table)にて、フリーズドライやエアードライの新たな可能性を追求する数量限定商品を毎月2~3品発売しており、「これもフリーズドライなの?」と驚きのある商品で、消費者に新しい食生活を提案している。 『スパイシービーフカレー』は、より手軽に本格的なカレーを自宅やアウトドアで楽しんでほしいという想いで開発された。野菜と果物のうまみが溶け込んだ、7種類のスパイスで深みのあるビーフカレーだ。フリーズドライ製法により、鍋を用意して湯煎する必要がなく、お湯をかけるだけで完成するため、登山などのアウトドアでも活躍する。 わずか30gのフリーズドライブロックにお湯をかけるだけで、納得感のある大きな牛肉が入ったカレーがあっという間に完成する。具材が小さめになりやすいフリーズドライ製品でも、一つひとつ手作業で具材を詰めることで、ビーフカレーとして納得感のある大きさの牛肉を入れることができた。しっとりとした食感になるよう牛肉に処理を施している。 また、過度に熱をかけないフリーズドライ製法により、独自に調合した7種のスパイスの香りが広がる。一口目は野菜とりんごの甘みを感じ、食べるほどにスパイスの香りと辛さがあと引く味わいだ。販売価格は1食入り850円(税込)。 関連リンク アスザックフーズ公式通販│フリーズドライと乾燥野菜 (asuzacfoods.shop)  

電動アシスト自転車ブランド「PELTECH」、新製品「GRC-515L」を発売 – 3つの積載スペースを持つ街乗り”運べる”e-カーゴバイク

株式会社PELTECHは、2024年4月1日より自社運営の電動アシスト自転車ブランド「PELTECH(ペルテック)」にて、新製品のモデル「GRC-515L」の販売を開始する。 GRC-515Lは、ミニベロでありながら3つの積載スペースを持つ"運べる"e-カーゴバイクだ。一般的な自転車の荷物スペースは前カゴのみ、もしくは前カゴ+後ろカゴが一般的だが、GRC-515Lはフレーム中央の荷物スペースを最大限に活用した「積み込める」設計となっている。一般的な自転車よりも「1ヶ所多く」荷物スペースを生み出すことが可能で、運びたい荷物をまとめて積み込み、しっかり運べる1台だ。 センターボックスにはメッシュパネルを採用し、小さな荷物やペットボトルのような細長い荷物も袋なしで積載可能。カーゴバイクモデルとして10万円を切るコストパフォーマンスの良いモデルとして開発された。 積載可能重量は50kg設計だが、公道での走行時は積載荷重30kgを超えないよう注意が必要だ。小径車で低重心のため安定感があり、車載荷物が多くても走りに安定感がある。オプションで前後カゴを付ければ、前後カゴ+フレーム間にも荷物を積載可能な最強のカーゴバイクになるという。 設計のポイントは「低重心」「長いホイールベース」「太いタイヤ」の3点。意匠登録申請済みの独自開発フレームを採用し、国家公安委員会の型式認定を取得している。 モデル名はGRC-515Lで、全長1880mm、全幅580mm、重量約26kg。サドル高さは750mm~900mmで、タイヤは20×2.125インチの耐摩耗肉厚チューブを採用。変速機はシマノ製外装7段仕様で、カラーは3色展開(マットブラック・マットグレー・マットベージュ)となる。 バッテリー容量は8.0Ahと12.0Ahの2種類で、1回の充電で走行可能な距離は最大約42km(8.0Ah、エコモード時)、最大約57km(12.0Ah、エコモード時)。小売価格は8Ahバッテリーモデルが99,800円(税込)、12Ahバッテリーモデルが119,800円(税込)だ。 関連リンク Peltech (peltech-cycoo.com)