デイリーアーカイブ Oct 27, 2024

au損保、全国の自転車保険加入率が65.6%に上昇 義務化地域は67.7%で非義務化地域との差が拡大

au損害保険株式会社(au損保)は3月14日、全国の自転車利用者1万5381名を対象に実施した自転車保険加入状況に関する調査結果を発表した。それによると、自転車保険への加入率は65.6%となり、調査開始以来6年連続で上昇した。 2023年度の加入率は前年度から2.1ポイント上昇し、伸び幅が再び拡大。2022年度は0.9ポイントと過去最小の伸び幅だったが、再び勢いを取り戻した格好だ。 地域別の加入状況を見ると、自転車保険への加入が義務化されている地域は67.7%、義務化されていない地域は50.9%と、義務化の有無で大きな差が出ている。都道府県別では、熊本県が77.1%で最も高い加入率となった。2023年度に新たに義務化された広島県は59.5%で、前年度から4.9ポイント上昇した。 2024年3月現在、全国47都道府県のうち33都道府県で自転車保険の加入が義務化されており、義務化地域は日本全体の7割に達している。一方で、義務化地域の住民に自転車保険の加入が義務化されていることを知っているか尋ねたところ、「知っている」と回答した割合は39.1%で、2年連続で低下。半数以上の18都道府県で義務化の認知率が下がっており、周知活動の継続が必要とされている。 また、自転車保険に加入している人の47.6%が、加入している保険の個人賠償責任補償限度額を「分からない」と回答。au損保は「もしもの場合に備えて、補償内容を確認し、自身に合った保険の加入や見直しが重要」と呼びかけている。 au損保の公式サイト - 自転車保険・ペットの保険・海外旅行保険 (au-sonpo.co.jp)

シェアサイクル「チャリチャリ」、佐賀市でサービス開始 市民の回遊性向上と地域経済活性化を目指す

シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営するneuet株式会社は3月13日、佐賀県佐賀市でのサービス展開を開始すると発表した。同社が九州で展開するのは福岡市、熊本市、福岡県久留米市に続き4都市目となる。 チャリチャリは、スマートフォンアプリで自転車の鍵を解錠し、手軽に利用できるシェアサイクルサービス。1分単位の料金設定で、ベーシックモデルは1分6円、電動アシスト自転車は1分15円で利用可能だ。 同社は佐賀市と共同で、市民や来街者の回遊性向上と地域経済の活性化を目的にサービスを展開。自転車の貸し借りができるポート用地の積極的な確保や、市内企業との連携強化に努める方針だ。 佐賀市におけるシェアサイクル事業は、自転車を身近な交通手段として共有することで、市民と来街者の利便性向上を図り、日常の移動や観光拠点への周遊を活性化させるのが狙い。neuetは5月上旬のサービス開始を目指しており、具体的なサービスエリアや投入車体数、ポート展開などの詳細は追って公表するとしている。 また、同社は4月4日に佐賀市とシェアサイクル事業に関する連携協定を締結予定。二次交通の活性化や交通事業者との連携、観光・地域振興、災害時の移動支援、脱炭素社会の実現、自転車走行ルールの普及啓発などで協力していく。 チャリチャリは2018年2月に福岡市でサービスを開始。現在は約4,200台の自転車と690カ所以上のポートを展開し、累計利用回数は2,000万回を突破している。2020年からは名古屋市と東京エリア、2022年4月からは熊本市、2024年4月からは福岡県久留米市でも展開を始めている。 同社は「まちの移動の、次の習慣をつくる」をミッションに掲げ、各地で日常的な移動手段としてチャリチャリが活用されている。佐賀市でのサービス開始により、九州での事業エリアがさらに拡大することになる。 ※2024年4月1日からベーシックモデルは1分7円、電動アシスト自転車は1分17円に料金改定予定。 関連リンク チャリチャリ (charichari.bike)

YADEAのオートバイ風電動アシスト自転車「TRP-01」に新色ベージュが登場

ハセガワモビリティ株式会社は、YADEAの電動アシスト自転車「TRP-01」の新色モデル「ベージュ」を2024年3月11日より先行発売すると発表した。 YADEAは世界100カ国以上に電動モビリティを販売する業界最大手の一角。電動バイクや電動キックボードなども手がけており、2017年から2022年まで6年連続で販売台数世界一を誇っている。「TRP-01」にも同社の高い技術力が注ぎ込まれている。 「TRP-01」は2023年9月に発売されたブラックモデルが話題となり、オートバイ風デザインで人気を集めている電動アシスト自転車。太めのタイヤで、オートバイ風の外観が特徴となっている。 新色の「ベージュ」は、クラシックな雰囲気をより強調したカラーリング。レトロでありながら洗練された印象を与える、大人の趣味性を感じさせるモデルに仕上がっている。 「TRP-01」の主な特徴としては、大容量バッテリーとモーターの搭載により最大航続距離90kmを実現していること、ヘッドライトやテールランプ、ブレーキランプにLEDを採用し高い視認性を確保していることなどが挙げられる。また、普通自転車と駆動補助機付き自転車の2種類の型式認定を取得しており、安心して利用できるのもポイントだ。 新色ベージュの「TRP-01」は、3月11日よりYADEA JAPANのホームページにて先行販売される。価格は297,000円(税込)。 関連リンク TRP-01 | YADEA