デイリーアーカイブ Jan 12, 2025

星野リゾート BEB5土浦、夏の朝にブルーベリー収穫とピクニックを楽しむ「ブルーベリーサイクルピクニック」開催 期間は2024年7月1日~8月8日

星野リゾート唯一の自転車を楽しむホテル「星野リゾート BEB5土浦」は、2024年7月1日~8月8日の期間、夏の涼しい朝の時間に農園でブルーベリー収穫とピクニックを楽しむ「ブルーベリーサイクルピクニック」を開催する。 参加者は、朝の涼しい時間帯にホテルから片道7.5km、45分ほどのブルーベリー農園までカーゴ付きE-bikeでサイクリング。カーゴには、地元のパンやさしま和紅茶など軽食が入ったピクニックバスケットやピクニックシート、折りたたみテーブルなどのピクニックセットを積み込む。 農園に到着したら、まずはブルーベリーの収穫体験を楽しむ。完熟のブルーベリーは傷みやすいため市場には出回らず、普段味わうことのできない、とれたての完熟ブルーベリーを存分に楽しめる。 収穫が終わったら、木々に囲まれた農園内の広場でピクニックタイム。持ち込んだパンと摘みたてのブルーベリーとジャムで手作りするサンドイッチ、ブルーベリーゼリー、ブルーベリージュースなど、ブルーベリーをふんだんに使用した朝食を味わえる。 ピクニック会場となるのは、茨城県土浦市に位置する「くぬぎ野ファーム」。約800本のブルーベリーがすくすくと育つ園内には、芝生の広場があり、ピクニックにぴったりだ。 BEB5土浦は「ハマる輪泊」を合言葉に、自転車を使った様々なアクティビティを提供している。茨城県は全国3位のブルーベリーの産地で、BEB5土浦では2022年からブルーベリーとサイクリングを掛け合わせたアクティビティを提案。今年は、収穫したばかりの完熟ブルーベリーを存分に味わってもらうため、ピクニックセットを用意した。 「ブルーベリーサイクルピクニック」は、2024年7月1日〜8月8日の火・木・土・日・祝日に開催。料金は1名あたり3,900円(税込)で、農園までのレンタサイクル、ブルーベリー収穫体験(30分)、ピクニックセットが含まれる。定員は各日2組(1組最大2名まで・合計4名様まで)で、宿泊者限定。4日前までに電話予約が必要だ。 モデルスケジュールは以下の通り。 7:00  :パン屋「クーロンヌ」にてパンを受け取る 7:20  :ピクニックセットを積んでBEB5土浦を出発 8:00  :農園到着、摘み取りの説明を受ける 8:30  :ブルーベリーの収穫体験 9:00  :ピクニックスタイルでモーニングを楽しむ 10:00  :農園出発 10:40  : BEB5土浦到着 11:00頃 :チェックアウト BEB(ベブ)は、「居酒屋以上 旅未満 みんなでルーズに過ごすホテル」がコンセプト。遊びゴコロあふれる客室とラウンジに、24時間営業のカフェを備え、飲食物の持ち込み推奨で、朝食とチェックアウトは遅れてもOK。その日の気分で楽しむ「お出かけ」に寄り添うホテルだ。現在、軽井沢、土浦、沖縄瀬良垣の3か所で展開している。 BEB5土浦は、星野リゾート唯一の自転車を楽しむホテル。「ハマる輪泊」を合言葉に、普段自転車に乗らない人も、生粋のサイクリストも、誰でも自転車にハマる様々な体験を用意し、あらゆる自転車旅のニーズに応えている。 関連リンク 星野リゾート BEB5土浦【公式】 | Hoshino Resorts BEB5 Tsuchiura

レブル250をベースとしたアドベンチャーモデル「VESGRIDE-hygge」発売決定

バイクのコンプリート車両の製造・販売を行う株式会社SonicCrafty(千葉県八街市)は、HONDAのレブル250をベースとしたアドベンチャーモデル「VESGRIDE-hygge」(ベスグライド ヒュッゲ)を開発し、2024年5月11日に記者発表会を開催すると発表した。 「VESGRIDE-hygge」は、ホンダのクルーザータイプのオートバイであるレブル250の乗りやすさや快適さを活かしつつ、荷物を多く積めるようカスタマイズしたアドベンチャーモデル。遠出も楽々で、アウトドアはもちろん、アーバンライクな仕様となっている。オプションで北欧をイメージした模様をあしらったファブリックを装着することもでき、ユーザーの好みに合わせて様々な見た目を楽しめるのが特徴だ。 SonicCraftyの木下敏之代表取締役は、「『VESGRIDE-hygge』はデンマーク語で『居心地がいい空間』や『楽しい時間』を指す言葉で、『モノ』より『コト』をテーマといたしました。気負いなくゆったり、自分らしくトコトコと遠乗りをする感覚で人生を楽しんでほしいとの願いを込めて製作いたしました」とコメント。「自分の好みを表現できるアイテム」として、色味や質感などを自由自在にカスタマイズできることを強調した。 「VESGRIDE-hygge」の主な変更点は、フロントヘッドライト上からサイドへ延びるパイピングと、リアの純正フェンダー及びサポートを取り外し、堅固なスチールパイプにて車両のシルエットとタンデムエリアを構築したこと。パイプサイドにはシステムナットを標準装備し、オプションのバッグサポートを装着できるようにした。レブル250の低めのシート高を生かしつつ、女性でも気軽に乗れるアドベンチャーモデルに仕上げている。 メーカー希望小売価格(消費税10%込み)は、レブル250ベースが1,155,000円、レブル250Sベースが1,193,500円。公道走行可能で、有料オプションとしてフロントサイドバッグサポートやリアサイドバッグサポート、フロントサイドファブリックなども用意する。 関連リンク VESGRIDE (sonic-crafty.com)

航続距離1000キロの電アシ! JOeBテック TY05Bに乗ってみた!

2024年4月6日から2024年4月7日まで東京ビッグサイトで行われた「サイクルモード東京2024」。太陽誘電ブースでは、同社が製造している電動アシスト自転車用モーター「FEREMO」を搭載した、電動アシスト自転車を試乗することができた。 その中でも、今回ピックアップするのが「JOeBテック TY05B」。製造企業は沖縄県うるま市にある日本企業。2023年4月に工場を竣工し、電動アシスト自転車やEバイク、電動スクーターなどの電動モビリティを作る企業で、業界関係者からは注目されている。 JOeBテック TY05Bはシェアサイクル用の電動アシスト自転車の1つ。同社は他にもTY01D24という24インチのシティサイクルモデルや型番は不明だが26インチのシティサイクルモデルも用意している。 フレームはA7204のアルミを採用。A7204アルミは新幹線車両や自動車・オートバイの強度部材に使われており、従来の自転車に使われている6000系アルミよりも高価だが、工場内での熱処理が不要で製造工程での環境負荷を抑えることができる。変速機は内装8段変速でタイヤ幅は700×28C。ブレーキは前後キャリパーブレーキ。 バッテリー容量は36V 8.5Ah 306Wh。驚くべき所は航続距離で、業界統一テスト条件による測定でパワーモードの場合は70から80キロ、エコモードではなんと前代未聞の航続距離1000キロを達成した。これは、回生充電機構を採用しているだけでなく、モーターやコントローラーの省エネ可を行ったためとのことだ。エコモードのアシストも、航続距離を伸ばすためだけに力を押さえすぎたものではなく、本当に航続距離1000キロを達成したのなら凄いだろう。 ハンドルに装着されたディスプレイには発電量と消費量が表示されているのが特徴。参考としてこの数字は、一番パワフルなアシストを使用してサイクルモード東京の試乗コース(E-Bike用坂道コースあり)を1週したときの数字だ。この数字を本当に信用するとしたら、走行時に消費した電力の半分近くは発電で回収していると言える。 JOeBテック TY05Bは、前輪駆動の電動アシスト自転車の中ではスポーティな走りを楽しむことができる。回生充電を搭載したクロスバイクタイプの電動アシスト自転車と言えば、ブリヂストンサイクルのTB1eがあるが、TB1eは加速やハンドリングがモッサリしており、スポーティな走りを楽しむモデルではない。もっともTB1eは業界関係者からはスポーツモデルとは思われていないので、評価もママチャリタイプの電動アシスト自転車と同クラスの評論となるので問題ではない。 一方でJOeBテック TY05Bは踏み出しのレスポンスの良さや加速は日本国内の前輪駆動仕様のモーターではトップで、TB1eよりも軽快でスポーティに走ることができる。また、回生充電の効きに関しては強めで、長い下り坂を走る際も効果があるだろう。ただ、個人的にはシェアサイクルに使うのなら、泥除けや荷物を載せる荷台が欲しい所だ。 JOeBテック TY05Bはシェアサイクル用の電動アシスト自転車らしいが、シェアサイクル用としては上等すぎる走行性能を持っている。現時点では一般販売は不明とのこと。予想価格は20万円前半だが、走行性能は一般販売しても通用するし、発売された場合はTB1eを追いやるほどの性能はあるだろう。 関連リンク ホーム - JOeB FEREMO™(フェリモ) 回生電動アシストシステム|太陽誘電株式会社 (yuden.co.jp)