デイリーアーカイブ Jan 3, 2025

株式会社ストリーモ、立乗り三輪モビリティ『ストリーモS01JTA』の一般販売を開始し、体験機会を拡大

株式会社ストリーモは、同社の立乗り三輪モビリティ「ストリーモS01JTA」の一般販売を自社Webサイトにて開始しました。これにより、消費者はいつでもストリーモを購入でき、自宅への配送とナンバープレート取り付けを経て納車されるため、初めてモビリティを購入する方でも安心して利用できます。なお、ナンバープレートの取得は購入者が自身で行う必要があります。 また、ストリーモの体験機会をさらに拡大すべく、新たに株式会社サンオータス(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:北野 俊)が運営する電動モビリティ専門店「SQUARE Mobility」でのレンタルサービスが加わりました。これにより、東京都や神奈川県を中心とした導入企業でストリーモを体験できる場が広がり、さらに多くのユーザーが実際に製品に触れ、試乗を通じて体験することが可能となります。今後もパートナー企業との協力を通じ、体験スポットを全国的に拡大していく予定です。 ストリーモは、立乗り三輪モビリティとして、歩く速度から自転車程度のスピードまで自分のペースで移動できる製品です。独自の「バランスアシストシステム」により、停止時でも自立し、極低速から快適な速度まで安定した走行を提供します。重量物を載せてもバランスを保ち、石畳や轍、傾斜のある場所でも快適な走行が可能です。低速時でもふらつきにくく、歩行者や他の交通手段との親和性が高いため、さまざまな環境で安全に使用できます。 神奈川県藤沢市の湘南T-SITEにある電動モビリティ専門店「SQUARE Mobility」では、ストリーモのレンタルサービスが開始されました。利用者は事前に予約を行い、店頭でストリーモをレンタルして体験することができます。レンタルは体験のみの提供であり、店頭での販売受付は行っていません。 Striemo

ジヤトコとホダカ、電動アシスト自転車のプロトタイプモデルを公開し、量産に向けた覚書を締結

ジヤトコ株式会社とホダカ株式会社は9月11日、ジヤトコ製のドライブユニットを搭載した電動アシスト自転車のプロトタイプモデルを公開した。このモデルは、2025年の市場投入を目指しており、量産を前提とした開発が進められている。また、両社はこのプロジェクトに関連する量産ビジネスの実現に向け、覚書(MOU)を締結している。今後、共同で認証取得を目指し、協力して市場展開を進めていく方針だ。 ジヤトコは、世界的に知られる自動車トランスミッションメーカーであり、これまでに1億2,900万台以上のオートマチックトランスミッション(ATおよびCVT)を提供してきた実績を持つ。自動車業界の電動化が進む中、ジヤトコはe-Axleなどの電動パワートレインの供給を進めており、その技術を応用した電動アシスト自転車用の2-in-1ドライブユニット(モーターと変速機が一体化したシステム)を開発。今回のホダカとの提携により、同ユニットはホダカの電動アシスト自転車に搭載されることとなった。 両社は、ジヤトコのドライブユニットを活用し、ホダカが持つ競争力ある自転車開発・生産の強みを融合させて新たな電動アシスト自転車を開発する。この協業により、2024年9月以降、ジヤトコはホダカに対してドライブユニットを供給し、認証取得や評価のためのプロセスが進められる予定だ。さらに、両社は市場拡大に向けたプロモーションや販売活動においても協力し合うことを確認している。 ジヤトコのコーポレート事業推進部門の部門長である小川英二氏は、ホダカとの提携について「ホダカは国内トップクラスの自転車メーカーであり、今回の協業が新しいビジネスチャンスを広げるとともに、ジヤトコのドライブユニットが広く国内市場に認知される大きな一歩となる」とコメントした。 一方、ホダカ株式会社の取締役で企画開発部部長を務める雀部庄司氏は、「ジヤトコのドライブユニットは、モーターと変速機が一体となった2-in-1システムで、コンパクトで自由度の高い設計が可能です。また、自動車業界で培われたジヤトコの高品質な技術にも大いに期待しています」と述べ、プロジェクトへの期待を示した。 ホダカは、1972年に設立された総合自転車メーカーであり、KhodaaBloomやNESTOなどのスポーツバイクブランド、シティバイクブランドのMarukinなど、多様な自転車ブランドを展開している。さらに、同社は自転車文化の発展にも積極的に貢献しており、スポーツ庁の「スポーツエールカンパニー」や「埼玉県環境SDGs取組宣言企業」としても認定されている。 ジヤトコ株式会社 | CVTの世界トップシェア (jatco.co.jp) HODAKA(ホダカ株式会社) 自転車・用品・企業情報サイト (hodaka-bicycles.jp)

KiLEY、レトロデザインの新作ベル『Kicca Bell』と『Showa Bell』を発売

台湾発の自転車アクセサリーブランド「KiLEY(キーレイ)」は、クラシックなデザインが特徴の新作自転車ベル「Kicca Bell(キッカベル)」と「Showa Bell(ショーワベル)」を発表し、一般販売を開始した。これらの新製品は、KiLEYオフィシャルショップをはじめ、日本全国の230店舗以上の正規販売店で購入可能だ。 Kicca Bellは、日本の伝統的な菊の花をモチーフにしたデザインが特徴で、皇室で採用されている菊花紋章に着想を得ている。その花言葉である「高貴」「高尚」「高潔」を象徴するこのベルは、フレームに取り付けることで自転車にエレガントな印象を与える。素材には真鍮を使用しており、真鍮特有の柔らかで優雅な音色が特徴。ベルの音が周囲に心地よく響き渡り、耳障りな音を避ける設計がされている。また、真鍮は経年変化を楽しめる素材であり、使用するほどに味わい深い風合いが増していくことから、長く愛用できるアイテムとなっている。 一方で、「Showa Bell」は、その名の通り昭和時代の実用車のベルをモチーフにしたデザインで、昭和のレトロな趣を漂わせる。昭和の時代を知る人々にとっては懐かしさを呼び起こし、若い世代には新鮮なレトロ感を提供するアイテムだ。しかし、懐かしさだけでなく、アラベスク模様やクラウンモチーフを取り入れたことで、デザイン全体にエレガントな雰囲気を持たせている。このベルの「チリンチリン」というクリアな音色は、現代のサイクリングシーンにも違和感なく溶け込み、周囲に優しく存在を知らせる役割を果たす。 KiLEYは2013年のブランド設立以来、レトロでクラシックなデザインを特徴とする自転車用ライトの開発を手掛けてきた。その中で、多くのユーザーからライトに合うレトロなベルを求める声が寄せられ、今回の新作ベルの開発に至った。ベルの音色にこだわり、素材にはスチール製のシルバーと真鍮製のゴールドを採用。シルバーはライトに合わせたクラシックな外観を持ち、真鍮は音色に優れた特性を持つ。これにより、見た目の美しさだけでなく、心地よい音色を実現する製品となっている。 「Kicca Bell」のデザインは、日本のパスポートに描かれている菊の花をモデルにし、そのデザインには自然界でも見られるハニカム構造(六角形)を取り入れている。ヘキサゴンの形は、安定性と強靭さを象徴しており、長期間にわたって安心して使用できるよう願いが込められている。 また、「Showa Bell」は、ヨーロッパのクラシックアクセサリーからインスピレーションを受けてスタートしたデザインだが、結果的に昭和時代の日本のベルと共通点を持ち、ノスタルジーを感じさせる要素が盛り込まれた。 Showa Bellの価格は1,980円(税込、以下同)。Kikka Bellの価格は5,380円。 KiLEY(キーレイ)オフィシャルショップ – kiley-japan