デイリーアーカイブ Nov 5, 2024

Gouachエコデザインバッテリー 組み立て、修理、再利用が可能なモビリティ用バッテリー

2023年のTAIPEI CYCLE d&iアワードのゴールドアワードで、環境に配慮した製品を対象としたGreen Prize部門にて、Gouach社のエコデザインリチウムイオンバッテリーが受賞しました。 TAIPEI CYCLE d&iアワードは11年前に始まり、デザインとイノベーションの成果を測定する公式の品質の証として設立。現在、国際自転車産業における最も高く評価されているデザインコンペティションの一つです。 https://youtu.be/KenbMmkGeJE 一般的なバッテリーは、バッテリー内部にあるセルがスポット溶接されており、これによりセルに異常が発生した場合は修理するのが困難なため、再利用もほとんど行われていませんでした。 Gouach社のバッテリーには、スポット溶接がなく、簡単に組み立て、修理、再利用が可能とのこと。個々のセルにアクセスし、交換するのに必要な時間はわずか10分未満と謳っています。また、セルは二次利用に回されるため、バッテリーエコシステムを循環型経済モデルに変え、環境への影響を4分の1に減らすことができ、所有コストを削減できるとのことです。 関連リンク iF Design - TAIPEI CYCLE 2023 Gold Award - Green Prize Winner: Gouach, eco-designed battery Gouach — We build sustainable batteries

車中泊車両を使い観光促進に  青森県津軽圏域14市町村がキャラバンを用いた「“泊まれる”2次交通」共同実証実験を開始

日産自動車は3月20日、青森県津軽圏域14市町村を束ねる地域連携DMOである一般社団法人 Clan PEONY 津軽と株式会社 日産サティオ弘前の三者によって、車中泊車両である日産キャラバンを活用した「津軽圏域14市町村の観光推進に向けた連携に関する」協定を締結したことを発表しました。 本協定は、観光事業の活性化に課題を抱える津軽圏域14市町村に対し、販売会社と協力をしながら、日産キャラバンを提供することで、車中泊をベースとした市内観光プランの実証実験を行うものです。 津軽圏域14市町村は、岩木山、ねぶた祭り、世界遺産である「白神山地」、文豪太宰治ゆかりの地など、名所旧跡を有し、リンゴを代表格に津軽地域ならではの農産品が豊富な地域。この取り組みは、各自治体個別で行ってきた観光誘致などの取り組みをより効率的、効果的に実行することを目的としています。また、車中泊を新たな観光産業の手段として活用することで、地域の観光課題を解決する観光プランの創出を目指しているとのこと。 日産キャラバンは、ここ数年来のアウトドアブームさらにはコロナ禍でのアウトドア需要の急拡大により、商用だけでなくプライベートでの使用も増えている。今後も、プライベートユースのニーズはますます高まっていると考えられ、今回のツアーで、アウトドアアクティビティの相棒としてのキャラバンの魅力を発信し、ユーザーの拡大を図ることを目指します。 日産自動車は、Clan PEONY 津軽との協議を重ねる中で、観光客の移動手段になることはもちろん、駐車スペースさえあればそのまま宿泊も可能な「車中泊」に着目し、「泊まれる」2次交通「Move & Stay」(=移動して泊まれる手段)という構想を発案・実施。 同社は、日産キャラバン マルチベッドを提供し、車中泊用のマルチベットの純正オプションを用意している。同車両はキャンピングカーとは異なり、車体も一般的な乗用車サイズであり、災害や緊急時には一時避難や応急処置などのスペースにもなり得るとしています。 テーマ別の6つのツアープランは用意、小説「津軽」をめぐる、津軽の歴史探訪、津軽のアートにふれる、津軽の農業・漁業体験、津軽「鬼コ」をめぐる、白神山地を堪能するなどがあります。 日産自動車は、車中泊が可能なクルマを取り入れることで、地域の観光課題を解決する新たな観光プランの創出ができると考え、同DMOと連携した観光事業の活性化に取り組むこととなった。今後も、同様の取り組みを展開し、地方自治体や再生が必要な観光関連の事業体などへ観光活性化のモデルケースとして提案していく考えです。 実証実験ツアー概要 今回の実証実験は6月2日(金)から7月2日(日)までの間で、18組36名限定で実施致します。参加いただいた方には体験後にアンケート・ヒアリングに回答いただきます。応募者データやアンケートで回答いただいた情報は、今後の取り組みの推進に活用し、さらなる可能性を探ります。 実施日程:2023年6月2日(金)から7月2日(日) 2泊3日コース:5日程 x 2組 = 10組 ① 6/2-4 ② 6/6-8 ③ 6/16-18 ④ 6/20-22 ⑤ 6/30-7/2 1泊2日コース:4日程 x 2組 = 8組 ① 6/10-11 ② 6/13-14 ③ 6/24-25 ④ 6/27-28 募集人数:18組36名想定 ※小学生以下の場合は 追加1 名の同伴も可。ペット同伴不可。 募集期間:2023年3月20日(月)から4月27日(木)まで<予定> 参加費用:1泊2日 おひとり20,000円(税込) / 2泊3日 おひとり30,000円(税込) 応募方法:下記専用HPアクセスの上、応募フォームにて希望日程/ツアープランを選択 ※応募者多数の場合は抽選になります。 体験内容:6つのツアープランのいずれかを選択 日産キャラバン マルチベッドでの車中泊 特設サイト: https://www.trip-tsugaru.com/nissan-caravan/ 関連リンク 津軽14市町村と日産自動車による 実証実験ツアー 参加者募集 -...

サイクルツーリズムを推進 東急ホテルズがスルガ銀行と「自転車振興に関するパートナーシップ協定」締結

株式会社東急ホテルズは3月22日、静岡県や神奈川県を中心に展開するサイクリングプロジェクトに参加することを決定し、「自転車振興に関するパートナーシップ協定」をスルガ銀行と締結しました。本協定により、東急ホテルズとスルガ銀行は、サイクルツーリズムの振興と自転車を利用した観光周遊について協力し、静岡県と神奈川県におけるサイクルツーリズムの環境整備と認知拡大を進めることを目指します。 具体的には、2023年秋に富士山三島東急ホテル、伊豆今井浜東急ホテル、下田東急ホテルを巡る1泊2日の伊豆半島一周サイクリングイベントを開催する予定です。また、自治体や地元企業と共催して、ホテル周辺の観光情報や地域の魅力をSNSで発信するプロモーション企画を行います。 東急ホテルズは、富士山三島東急ホテルや伊豆今井浜東急ホテル、下田東急ホテル、川崎キングスカイフロント東急REIホテルなど、サイクリングに親和性の高い施設を展開しており、これらの施設を中心に自転車を活用した地域活性化および観光振興に努めます。 一方、スルガ銀行は、サイクリングプロジェクトによる地域の観光資源と連携したサイクルツーリズムの推進と新たな観光価値の創造、自転車の機動性を活かした観光情報の発信を目的としています。 東急ホテルズとスルガ銀行は、今後もサイクリングイベントやプロモーションの定期開催と継続により、静岡県や神奈川県の太平洋岸自転車道ナショナルサイクルルートの環境整備と認知拡大を進め、国内外から多くのサイクリストが訪れるサイクルツーリズムを同エリアに定着化させることを目指します。 本協定により、東急ホテルズとスルガ銀行は、伊豆半島、富士、神奈川県をPRするためのサイクリングイベントの企画や運営、東急ホテルズが展開するサイクル事業のPR事業企画や運営、伊豆半島、富士、神奈川県内における観光PR事業の企画や運営などを実施やなど、双方で協力して取り組んでいく予定です。 今回の協定締結により、東急ホテルズとスルガ銀行は、サイクルツーリズムの振興と自転車を利用した観光周遊に取り組み、地域の観光資源と連携したサイクルツーリズムの推進と新たな観光価値創造を目指します。 関連リンク 東急ホテルズ ホテル宿泊予約【公式】 (tokyuhotels.co.jp)