デイリーアーカイブ Jan 19, 2025

伊勢志摩エリアのリゾート施設VISONに国内最大級の車中泊スポットがオープン

ヴィソン多気株式会社とキャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービス、車両製造・リノベーションなど国内最大級のバンライフのプラットフォーム事業を展開するCarstay株式会社は7月13日、両社が連携し、ヴィソン多気が運営する商業リゾート施設「VISON」内に200台分のキャンピングカー用駐車スペースを設け、Carstayの車中泊スポットとして登録したことが発表されました。両社は、周辺の観光地とVISONの施設を活用し、地域の課題解決を目指します。 VISONで設けられた200台分の車中泊スペースは、Carstayが全国で登録している約340箇所の車中泊スポットの中で最大となります。このスポットはVISONの敷地内で最も標高が高い場所に位置しており、1台あたりの利用料金は3,000円で、24時間利用可能なトイレと、6時から24時まで利用できる日帰り温浴施設「本草湯」が併設されています。 また、VISONの敷地内には数々の飲食店やショップがあり、地域の食材を使った料理や、世界的に有名なパティシエ辻口博啓氏が手掛けるスイーツ店、「猿田彦珈琲」など多様なお店を楽しむことができます。また、バーベキュー器材の貸出、新鮮なBBQ食材や飲料を提供する「GRILL EIGHT」もオープンしています。 VISON近隣には、伊勢神宮や鳥羽水族館、志摩半島などの観光地が点在しています。観光地としての魅力はあるものの、地域の宿泊施設の不足や交通手段が不便なため、観光客は日帰りが主となっており、観光地の活用が課題となっていました。 VISONとCarstayの連携により、車中泊仕様の車を活用することで、観光客がVISONやその周辺施設を有効活用し、三重県、和歌山県、兵庫県淡路島までの観光地をカバーすることが可能となり、地域の観光基盤の強化と地域内の移動や宿泊の課題解決につながります。 今後、VISONはCarstayと共にバンライフを通じた地域活性化の取り組みを拡大する予定で、既存の施設と連携し、持続可能な観光基盤の強化を目指します。一方、Carstayは全国的に高まる車中泊やキャンピングカー旅行の需要に応え、地域課題の解決とバンライフの基盤構築に貢献するとともに、地域企業との連携を積極的に推進します。 関連リンク Carstay

日本のEバイク・Eモビリティ専門工場「JOeBテック」試作車第1号の納品を発表

JOeBテックは7月19日、試作車第1号を納品したと発表しました。 JOeBテックは、沖縄県にある日本のEバイク・Eモビリティ専門工場。新幹線などに使われている熱処理を必要としない日本製A7204アルミを使用し、高品質と環境に配慮しているのを謳っています。 シティサイクルタイプのこの試作車は。アルミの加工から粉体塗装、組立まで、沖縄工場にて一貫して製造しているのが特徴で、 製造工程の見直しにより、CO2排出量を従来比35%削減、発がん性物質ゼロ・有害廃液ゼロ塗装前処理・粉体塗装を使い、日本製の電動アシストユニットを使用し、同社工場にて企画・設計・部品調達・製造・組立を行なった日本製の完成車が特徴です JOeBテックに関しては「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」でも紹介しており、JOeBテック社長のインタビューや竣工式の取材を行っており、JOeBテックを紹介しています。

アメリカの低価格Eバイクブランド「Rad Power Bikes」欧州市場から撤退

EバイクメーカーのRad Power Bikesは2023年末をもってヨーロッパ事業を終了すると発表しました。北米市場に集中することを決定したとのことです。 CEOのPhil Molyneux氏がウェブサイト上に掲載した声明で、長期的な成功を目指し、事業を評価した結果、このような決断に至ったと述べています。ヨーロッパのサービスパートナーやオンラインヘルプセンターは今後も利用可能とのことです。 Rad Power Bikeは2015年にアメリカで設立されたEバイクメーカー。2017年にヨーロッパ市場へ進出し、オランダにRad Power Bikes Europeを設立しましたが、この数年間で人員削減を行いました。 他にも、ロサンゼルスでは、Rad Power Bikesのモデル「RadRunner」の運転していた少女が事故で死亡し、両親から訴訟されるだけでなく、2022年10月にはRad PowerのEバイクが火災を起こしたという訴訟が出ています。 関連リンク Rad Power Bikes Europe Closes Operations