デイリーアーカイブ Jan 17, 2025
違法車両で有名な京の楽スク製電動アシスト自転車、新たな道路交通法違反車両が発覚
国民生活センターは2023年9月6日、京都府警察本部が不正競争防止法違反の被疑者として検挙した事業者が販売していた電動アシスト自転車のさらなる銘柄が、道路交通法の基準に適合していないことが明らかにされた。これにより、当該品を所有している消費者はただちに道路通行を中止するよう警告が発されている。
この問題は、2023年6月に「アシスト比率に問題がないか調べてほしい」という消費者からのテスト依頼を受けて始まった。調査結果により、該当する電動アシスト自転車のアシスト比率が道路交通法の上限を大幅に超えていたことが判明した。これは、違法であり、使用者が罰せられる可能性があるだけでなく、アシスト力が急に働きすぎることで事故を引き起こす可能性もある。
事業者は、以前から10銘柄の電動アシスト自転車を販売していたが、既に2銘柄が道路交通法に適合していないと京都府警察本部の捜査で判明していた。更に、国民生活センターの独自テストでも他の2銘柄が基準違反であることがわかり、今回の発表で計5銘柄が違法であることが確認された。
該当する電動アシスト自転車の銘柄は、株式会社THE NeO(ブランド名:京の洛スク)が販売していた「Passe-L(パッセL)」である。タイヤサイズは外径26inch×幅1.75inch、変速は外装7段で、型式認定のTSマークは存在しない。
消費者へのアドバイスとして、当該品を道路で使用しないよう強く促されている。また、他者がこの製品を誤って使用しないように管理し、不要となった場合は適切に処分する必要がある。当該事業者の販売サイトはすでにサービスを終了しているため、購入先などに相談することが推奨されている。
関連リンク
検挙された事業者が販売した「電動アシスト自転車」のさらに1銘柄が道路交通法の基準に適合しないことが判明-該当の銘柄での道路の通行はやめましょう!-(発表情報)_国民生活センター (kokusen.go.jp)
ハリークイン リミット5/6 最軽量モデルは重量5キロ台の超軽量折りたたみ自転車の走りは?
ここ最近、注目されている折りたたみ自転車と言えば「ハリークイン リミット5/6」でしょう。
「ハリークイン リミット5」は、16インチのシングルスピードモデルで、重量約5.98kgと世界最軽量クラスの折りたたみ自転車。極限まで軽さに挑戦し、アルミニウムとチタンのフレーム、カーボンフォークを採用しています。その他の主要な仕様には、クロム硬化技術を採用した超軽量チェーン、ケブラー素材を使用したアウターケーブル、超軽量のTPUチューブを採用したタイヤチューブなどがあります。このモデルは、中空チタン軸を採用したボトムブラケットを特徴としています。
「ハリークイン リミット6」もまた16インチのサイズで、外装3段変速搭載モデルで重量約6.82kgです。このモデルは走りを重視し、鍛造式高さ調整機能付きハンドルステムで疲れにくい姿勢の走行が可能です。ボトムブラケットには中空クロモリ軸を採用し、高い耐久性と回転性能を実現しています。
この2つのモデルは、高強度のUDフルカーボンフォーク、東レT700カーボン繊維の使用、クロム硬化技術によるチェーン、ケブラー素材のアウターケーブルなど、共通の先端技術と素材を多用しています。
ウルトラライトシリーズ系を継承した乗り心地
今回、2023年9月3日に行われた自転車イベント「『自転車日和』Minivelo Meet」でハリークイン リミットシリーズを触れることができました。Gicブースでは展示車両を持ち上げることができ、実際に持ち上げると軽さを実感します。羽のような軽さと言ってもいいくらい軽量で、気軽に輪行してみたいと思うほどです。部品もLITEPRO製の軽量パーツを採用。耐久試験に関しては実際に行っており問題ないとのこと。
走りは一言で言うと「ルノー・ウルトラライト7系の超小径車のような短距離向け」。ホイールベースが短くて直進安定性よりもクイックな感覚があるハンドリング、細いタイヤやサドルによる硬めの乗り心地は、ルノー・ウルトラライト7のような超小径車のイメージがあります。ハンドリングや漕いだ時の走行性能事態は、14インチの超小径折りたたみ自転車と比較して安定していますが、DAHON CURVEのようなポタリングにも使える16インチ折りたたみ自転車や、ブロンプトンと比較すると、長距離走行は厳しいです。ハリークイン リミット5/6は、車体の軽さを活用して気軽に輪行して短距離で走るのがベストな使い方でしょう。
価格は「ハリークイン リミット5」が176,000円(税込、以下同)、「ハリークイン リミット6」が186,000円です。
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GIC BIKE COLLECTION / ジック株式会社 (gic-bike.com)
「PAPERSKY」企画のサイクリングツアー「ツール・ド・ニッポン」 日本の魅力再発見の自転車の旅で北杜市を訪ねるPVを公開
北杜市は、一般社団法人北杜市観光協会と協力し、東京都中央区を本拠地とするメディア会社、ニーハイメディアが発行するトラベル・ライフスタイル誌「PAPERSKY」による1泊2日のサイクルツアー「ツール・ド・ニッポンin 山梨 北杜」を成功裏に実施したと発表しました。このイベントは、令和5年7月8日(土)から開始され、国内外から集まった19人の参加者が北杜市内をサイクリングで巡りました。
北杜市は、日本百名山に数えられる八ヶ岳、南アルプスの甲斐駒ヶ岳、金峰山、瑞牆山に囲まれ、1,000メートルの標高差を有するなど、観光とサイクリングの両面で極めて魅力的なエリアです。特に近年のアウトドアブームを受けて、多くのサイクリストが訪れるようになり、プロ・アマチュアを問わず楽しむことができる環境が整っています。
この度の「ツール・ド・ニッポンin 山梨 北杜」イベントは、PAPERSKY誌の監修のもとで行われました。参加者は、美しい自然環境の中でサイクリングを楽しむだけでなく、地元のカフェや美術館、人気の野外施設「白州・尾白の森名水公園べるが」で音楽とアウトドア料理も堪能しました。
さらに、このイベントを多くの人々に知らせるために特別に制作された「北杜市サイクルツーリズムプロモーションムービー」が完成。北杜市公式YouTubeチャンネルで公開されています。このムービーは、参加者が経験した美しい景観と楽しい瞬間を活かして、北杜市がこれからもサイクリングを一つの主要な観光コンテンツと位置づけ、その振興を図っていく方針を強く印象づけています。
このプロモーションムービーは、北杜市公式YouTubeチャンネルとPAPERSKYの公式ウェブサイトで閲覧可能です。市は今後も、このようなイベントを通じてサイクリング観光の更なる促進を目指しています。
https://youtu.be/1JXMMD8zcCk?si=FW3QVzH3hShrk7Oe
関連リンク
ツール・ド・ニッポン in 山梨 北杜 - PAPERSKY