デイリーアーカイブ Oct 28, 2024

ヤマハ発動機 電動アシスト自転車「PAS Withシリーズ」2024年モデル発表 小型バッテリーと充電器を採用

ヤマハ発動機株式会社は11月14日、日々のお買い物や通勤に適した電動アシスト自転車「PAS With(パス ウィズ)」と「PAS With DX(パス ウィズ デラックス)」の2024年モデルを12月15日に発売すると発表しました。 これらのモデルは、登坂時の高回転ペダリングでも快適な乗り心地を提供し、スマートパワーモードによってアシスト力が全自動で制御されるなど、乗り心地の良さが特徴です。新モデルではこれらの快適機能を維持しつつ、よりコンパクトで使いやすい新型バッテリーと充電器を採用しており、バッテリーは従来の12.3Ahから15.8Ahへと約30%の容量アップを実現しました。これにより、充電頻度を減らすことが可能になりました。 新しいバッテリーと充電器は、「日常に馴染む」をコンセプトにデザインされています。新型バッテリーは、容量が増加しながらも450g軽量化され、約20%小型化しており、持ち運びやすい形状と左右非対称のデザインによって車体や充電器への取り付けや取り外しがスムーズになりました。また、レーザー刻印されたロゴによって高級感を演出しています。新型急速充電器は、サイズが約40%縮小され、立てて置けば接地面積を半分以下に抑えることができるため、使わない時もスペースを取らずに収納が可能です。 「PAS With」は、シリーズ内で最も軽量なスタンダードモデルで、カラーリングには新たに「マットスモーキーブルー」「シャンパンシルバー」(26型のみ)、「コーラルレッド」が追加され、さらに洗練されたデザインを実現しました。一方、「PAS With DX」は、よりファッション性に富んだモデルで、「籐風ナチュラルバスケット」や「クラシカルテリーサドル」など、細部にわたるこだわりが見られます。2024年モデルでは、「ブリックレッド」と「マスタードイエロー」(26型のみ)の新色がラインナップに加わりました。 「PAS With」は、26型の場合全長が1,880mm、24型では1,785mmとなっており、全幅は560mm。サドルの高さは26型で750mmから895mm、24型で725mmから870mmの範囲で調整でき、タイヤのサイズは26型が26×1 1/2WO、24型が24×1 1/2WOで、タイヤの幅は約3.9cmとなっています。適応身長の目安は26型が146cm以上、24型が142cm以上です。車体の重さは26型が26.8kg、24型が26.1kgとなっております。 一充電走行距離は強モードで62km、スマートパワーモードで68km、オートエコモードプラスでは100km。モーターはミッドマウントタイプで定格出力は240Wです。変速方式はリヤハブ内装3段式を採用しています。電池の種類はリチウムイオンで、電圧/容量は25.2V/15.8Ahで、充電時間は約4.5時間です。 PAS Withの価格は140,800円(税込)からです。 関連リンク PAS With - 電動自転車 | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)

ヤマハ発動機 新型電動アシスト自転車「PAS Cheer」発表 小型バッテリーと新型充電器を採用

2023年11月14日に、ヤマハ発動機株式会社は、日常生活に適した電動アシスト自転車「PAS Cheer(パス チア)」の2024年モデルを12月15日に発売することを発表しました。この自転車は、特に初めて電動アシスト自転車を利用する方を対象に、日常使いに必要な機能を備えつつ、コストパフォーマンスに優れています。 主な特徴として、内装3段変速、大型バスケット、そして低床U型フレームを採用。2024年モデルでは、従来の「ノーブルネイビー」「カカオ」に加えて、新たに「マットピュアシルバー」と「スモークイエロー」という上質でカジュアルな印象のカラーが追加されています。これらの新色は26型のみの提供となります。 さらに、この新モデルでは、コンパクトで使いやすい新型の充電器が採用されています。この充電器は、従来モデルと比較してサイズが約40%小さくなっており、玄関など狭いスペースでも充電可能です。また、使用しない時は立てて置くことができ、接地面積を通常時の半分以下に抑えることで、収納に便利です。新充電器のデザインはシンプルでコンパクトであり、インテリアにも馴染むように設計されています。 PAS Cheerは、26インチモデルの場合全長が1,880mm、全幅が580mmであり、24インチモデルは全長が1,775mmとなっています。サドルの高さは26インチモデルで740mmから885mm、24インチモデルで720mmから870mmの範囲で調整可能です。両モデルともにタイヤサイズは幅広の1 3/8 WOを採用し、安定した乗り心地を提供します。車体重量は26.1kgです。 走行可能距離は、強モードで35km、より省エネルギーなオートエコモードプラスでは最大57km。アシストの力強さを表す表示は星4つ。モーターは出力240Wのモーターを搭載しており、後輪ハブは内装3段変速となっています。電池は25.5V/8.9Ahのリチウムイオン電池を使用し、約2.5時間でフル充電が可能。価格はオープン価格です。 関連リンク 電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)

自転車用チェーンで有名なKMCが電動アシスト自転車用モーターブランド「Kynamic」を設立

台湾の大手チェーンメーカーであるKMCが、電動アシスト自転車用モーターシステム市場に「Kynamic」というブランドで参入することが発表されました。 KMCは46年間にわたり自転車およびオートバイのチェーンに精通してきた台湾企業で知られていますが、台湾は自転車製造業と電子工業の中心地に位置しており、このような製品を提供するのに絶好の立地条件を備えています。また、オランダに設置された物流ハブが、KMC Kynamicの電動自転車モーターシステムや部品、両ブランドと自転車店のための保証の流通を管理する役割を果たすようです。 KMC Kynamicは2021年5月に設立されたとされ、新型コロナウイルス感染症による電動自転車需要のピークで開発を行ったかもしれません。 現在明らかになっていることは、ミッドモーターシステムと後輪ハブモーターの2種類を用意し、すべてのKMC Kynamic電動自転車システムは、EN15194:2017、ISO13849-1、UN38.3などの関連基準を満たしているとされています。 グラベルロード向けに対応する後輪ハブモーターには、KMC Kynamicは250Wの定格出力、36Vの定格電圧、最大40Nmのトルクで、トルクセンサーが搭載され、最大10速カセットとの互換性があります。 「SUV」対応を売りにするミッドモーターについては、200Wの定格出力、36Vの定格電圧、最大65Nmのトルクが特徴です。4つのアシストモードが提供され、LCDディスプレイを通じてライダーに洞察を提供します。また「E-city Comfort」のミッドモーターは250Wの定格出力を持ちます。 対応するバッテリーはセミインチューブデザインで、容量は497Wh。公称101kmのエコモードでの航続距離があります。2Aの充電器では7時間の充電時間が必要で、4Aの充電器ではその半分の時間で充電が完了するとのこと。 KMC Kynamicの日本での展開は不明です。 関連リンク Main Page - Kynamic (kynamic-ebike.com)