デイリーアーカイブ Oct 28, 2024

Dahon(Akiboモデル)の2019年モデルPDFが公開

折りたたみ自転車ブランド「Dahon」の公式Webサイトに、2019年モデルのPDFカタログが公開されている。 http://www.dahon.jp/ Dahonには、Fujiブランドで有名なAkiboが輸入代理店となっている「Dahon」と、武田産業とシナネンサイクルの2社が共同で輸入代理店を行っている「Dahon International」の2種類がある。今回紹介するのは、Akibo取扱いの「Dahon」だ。 PDFカタログを見ると、14インチモデルは3段変速のスポーツモデル「K3」、内装3段変速のDove i3、軽量モデルのDove Plusの3種類となった。 20インチモデルでは新たにClinch D10が登場した。これは、かつてのハイエンドモデル「Clinch」のデザインをそのままに低価格化を行っている。曲線的なフレームデザインを採用したMu D9は、内装式ワイヤーを採用しスムーズなデザインになった。Boardwalk D7はトップチューブとBBをワイヤーでつないだDeltecシステムを採用した。 また、筆者がTern Link N8を購入する時、注目していた「Horize」は、ディスクブレーキバージョンの「Horize Disc」のみとなったようだ。今まで、Horize Discは一部のディーラーのみの販売だったが正式モデルに格上げか。2018年モデルと同じくフロントディレイラー台座や外折れ式ハンドルポストを採用している。

自転車は自分に合っていることが一番の理由とは?初心者は何を選べばいいか?

自転車を選ぶ時、車体の素材や部品のグレードなどカタログスペックに注目するのが一般的だ。しかし、筆者は部品のグレードや車体の素材よりも自分に合っていることが一番重要だと考えている。 かつて、筆者は四国の自転車ビルダー「ウメザワ」のランドナーを所有していた。ほぼ新品で貰った自転車で、クラシックパーツがついたランドナーだった。そのようなランドナーを持つ事は、人によっては羨ましいと思う人もいるが、筆者の場合、最終的にはレンタサイクルとして提供する事になった。 手放した理由はいくつかある。本格的にメインマシンにするには部品換装が大掛かりになる等の問題があった。しかし、一番の理由は車体サイズが合っていないこと。最初のオーナーと筆者では身長10cmほどの差があり、部品交換だけでポジションを出すことができなかった。つまり合っていなかったのだ。 合っていないのは自転車だけでなく部品に対しても言える。ウメザワ・ランドナーを提供した時、シビエのライトや、ブルックス・プロフェッショナル(革サドル)、3Tのハンドル、シマノ600のチェーンリング等の予備部品なども提供した。このようなクラシックパーツをネットオークションで転売する人もいると思うが、筆者はそんなことは考えていなく、むしろ収まるべき所に収まって良かったと思っている。部品を提供したのは、自分のライフスタイルに合っていなかったのもある。高価な自転車や、希少な部品が付いた自転車でも、乗り手に合っていなければ意味が無いのだ。 自分に合った自転車を探すのが一番難しい理由 自転車で選びで重要なのは、部品グレードでも車体の素材でも無く、自分に合っている自転車なのは分かるだろう。自分に合っていない自転車に乗るのは苦痛で、長時間走りたくない。 しかし、自分に合っている自転車を探すのが一番難しい。その理由は、自分に合っている自転車というのは、抽象的で知識と経験が無いとわからないからだ。 一番簡単なのは、実際に自転車を購入や試乗を行うこと。特に試乗は出来るだけ行ったほうが良い。実際に体験しないとわからない事が多いのだ。また、試乗する自転車は、出来るだけ車種を広げたほうが新しい知識や発見を得ることが出来る。興味が無い自転車でも時間が許す限り乗った方が良い。 しかし、実際に試乗した自転車を購入しても、乗っていくにつれて合わない所が出てくる。そんな時は知識と経験、理論を駆使してPDCAサイクルを回して、部品交換を行うのがベストだ。 初心者が自分に合った自転車を見つける方法とは? これから自転車趣味を始める初心者が自分に合った自転車を探すのは難しい。実際に運転するとイメージも違うことは多くあるからだ。 一番良いのは試乗会で、様々なスポーツ自転車に乗ってみること。できれば公道での使用した試乗会で実際に乗って試すのが一番だ。試乗会が無い場合は、レンタサイクルで乗るのも良いだろう。 一番難しいのはメディアからの情報だけで選ぶこと。これは情報の取捨選択と正誤判断が難しいためだ。 一番良い例が70年代の第1次バイクブーム。筆者はオートバイの免許は持っていないが、第1次バイクブームの当事者から話を聞き、国会図書館からオートバイ雑誌の中古車広告から個人売買欄、サーキット族問題を書いた教育関連の雑誌記事をコピーして調べて書いた。 https://www.cyclorider.com/archives/10266 調べていて感じたのは、殆どのオートバイメディアは第一次バイクブームを理解していないこと。これは現在のメディア側の発信者の殆どの世代が第二次バイクブーム世代というのもある。第一次バイクブームのように親が子供に大型オートバイを買い与え、大型オートバイで通学した世代を理解できないため、想像するのが難しいのもあるだろう。これに関しては、試乗した感覚とメディアの情報を比較するのが良い。 初心者がスポーツ自転車を行う場合、筆者なら2つの案を出す。 1つ目は、汎用性が高いモデルを選ぶこと。上の写真のグラベルロードのように、ママチャリよりも太いタイヤを履くことができ砂利道もこなせる自転車が流行している。利点は荷台などを付けて様々な事を試せることができ、自転車趣味が変わってもある程度潰しが効く。グラベルロードやクロスバイクなど汎用性が高い自転車は、汎用性を犠牲にしたレース用自転車と比較すると、レースなど特化した場面では不利だ。しかし、サイクリングなど非競技的な使い方なら汎用性が高い自転車のほうが良い。 汎用性が高い自転車の特徴は、太いタイヤが履け、荷台や泥除けが装着でき、軽いギアがあることだ。 2つ目は複数台持てる環境や、合わなかったら乗り換えるのを前提として買うこと。 競技用自転車など、1つの機能に特化した自転車の場合は、いくら部品換装しても設計の問題に当たってしまう。例えば、競技用自転車は荷物を積むのは想定していない。 https://www.cyclorider.com/archives/18276 そのため、競技用自転車に荷台やバッグを取り付けても、本来の使い方から外れるので使いにくい。このような場合、無理に改造するよりも、新たに自転車を購入したほうがベストだ。 この二つの例は掛け合わせても良い。例えば、汎用性が高いクロスバイクを買い、その後にロードバイクを増車したり、競技用ロードバイクを買ったが、普段乗りにクロスバイクや折りたたみ自転車を買うのもアリだ。

コンパクトでタイヤに空気を自動で充填できる電動ポンプ BERKUT SPECIALIST

自転車旅行で必要な物の1つに携帯ポンプがある。万が一パンクした時に空気を入れるために必要だが、入れるのに時間がかかり力が必要だ。この欠点を解消するには3つの方法がある。1つは、ブリヂストン・フレームポンプのように大型の携帯ポンプを使うこと。2つ目はCO2ボンベを使う方法がある。どちらも欠点はあり、大型携帯ポンプは通常の携帯ポンプよりも大きくCO2ボンベよりも空気が入れにくい、CO2ボンベはボンベの再充填ができない問題がある。 https://www.youtube.com/watch?v=abJC9mXdGy4 携帯ポンプより楽に入れ、CO2ボンベみたいに使い捨てするのに躊躇う人向けの商品がBERKUT SPECIALISTという電動ポンプ。この電動ポンプの特徴は、自転車に取付できるほどコンパクトながら、 8bar/120psiまで空気を入れることができるため、ロードバイク等の高圧タイヤでも安心して空気を入れられること。参考に1回の充電で空気を充填できるタイヤ本数は以下の通りだ。 ママチャリ・ロード・クロスバイク:約8本 マウンテンバイク・ファット系バイク:約5〜6本 スクーター:約4〜5本 スポーツオートバイ:約2本 オフロードオートバイ:約3本 今までも、自転車に使える電動ポンプはあったが、サイズが大きくてロードバイクに使うには高圧まで空気が入らない欠点があった。しかしBERKUT SPECIALISTはこの2つの欠点を解消している。多くの人が注目しているらしく、クラウドファンディングプロジェクト「Makuake」で公開してから初日に目標金額の100%を突破したとのこと。2018年8月には一般販売を行うとのことだ。 スペック 内蔵バッテリー:リチウム電池12.8V / 2,000mAh バッテリー充電時間:約2時間(充電完了) マックス圧力:8Bar(kg / cm 2) 120psi 連続可動時間:8分 マックス空気流量:毎分10リットル 対応バルブ:米国・仏式バルブ (アタッチメント式:両側で切替) 懐中電灯機能 :LEDライト内蔵 http://www.uniqstyle.co.jp/products/BERKUT/BERKUT.html ロシアブランド BERKUT SPECIALIST (ベルクート・スペシャリスト) 電動空気入れ 自転車/オートバイ兼用