デイリーアーカイブ Oct 31, 2024
日本最大規模のヒルクライムレース 「FUNRiDE presents 富士の国やまなし 第16回 Mt.富士ヒルクライム」が6/9(日)に開催
サイクリスト向けウェブメディア「FUNRiDE」による企画・運営で、約1万人のサイクリストが健脚を競う、日本最大規模で開催される自転車ヒルクライムレース「FUNRiDE presents 富士の国やまなし 第16回 Mt.富士ヒルクライム」が6月9日(日)に開催される。
2004年にスタートした「FUNRiDE presents 富士の国やまなし Mt.富士ヒルクライム」は、約1万人のサイクリストが集う、日本最大規模の自転車ヒルクライムレース。今年度も10代~70代までの参加が見込まれている。
選手層も幅広く、UCIプロコンチネンタルチーム所属で近年では台湾KOM(距離105km、獲得標高3,625m)で優勝を果たしたジョン・エブセン選手(デンマーク)や、「台湾最強ヒルクライマー」の呼び声が高い王 胤之(Yin-Chih Wang)選手(台湾)ら海外のトップアスリート達が富士ヒルクライムに初参戦する。それだけでなく、今年度は過去最高人数となる11カ国、194人のサイクリストが海外より参加する。
コースは、富士北麓公園(山梨県富士吉田市)をスタートし、フィニッシュの富士山五合目まで富士スバルラインを上る全長25km、標高差1,270m(計測部分は24km、1,255m)。勾配は平均5.2%、最大7.8%。制限時間は3時間15分と長く、初心者でも安心して参加できる大会として好評とのこと。
大会前日の6月8日(土)には、スタート会場の富士北麓公園にて選手受付を実施。自転車メーカーなど60社以上が出展する「サイクルエキスポ」や「ウェルカムパーティー」、「トークショー」が開催されます(サイクルエキスポは大会当日も開催)。
・大会概要
FUNRiDE presents 富士の国やまなし 第16回 Mt.富士ヒルクライム
開催日 : 2019年6月9日(日) (6月8日(土)にスタート会場にて選手受付を実施、サイクルエキスポ、ウェルカムパーティーを開催)
会場 : 富士北麓公園(山梨県富士吉田市)
主催 : Mt.富士ヒルクライム大会実行委員会 (山梨県自転車競技連盟、山梨県サイクリング協会、富士吉田市陸上競技協会、山梨日日新聞社・山梨放送)
協力 : 山梨県道路公社、富士急グループ、富士観光開発株式会社、南都留郡陸上競技協会、富士吉田体育協会
企画 : サイクリスト向けウェブメディア「FUNRiDE(ファンライド)」
コース : 富士北麓公園をスタート、富士スバルラインを走行、富士山五合目にフィニッシュ
距離 : 25km(計測部分は24km)
標高差 : 1,270m(計測部分は1,255m)
勾配 : 平均5.2%、最大7.8%
エントリー者数: 約10,000名
公式サイト : https://www.fujihc.jp/
20分でフル充電できる丸石サイクルの電動アシスト自転車「Laboratory6」
炭素蓄電池・充電器メーカーのPJP Eye株式会社と、自転車メーカーの株式会社丸石サイクルが共同開発した電動アシスト自転車「Laboratory6(ラボラトリー6)」を2019年11月に発売すると発表した。
この電動アシスト自転車の特徴はPJP Eye製造の炭素蓄電池(カーボンバッテリー)「Cambrian(カンブリアン)」を搭載していること。現在、ノートパソコンやスマートフォン、電動アシスト自転車、自動車用の蓄電池として主流のリチウムイオン電池は、鉛蓄電池と比較すると軽量な一方、充電時間とリサイクル面などで課題がある。
PJP Eyeは、2017年6月、株式会社パワージャパンプリュスが始めたカーボンバッテリーの開発を引き継いだ。開発にあたっては九州大学と提携し、同大学内に研究室を構えて延べ16年にわたり開発を継続した。PJP Eyeは2019年5月、カーボンバッテリー「Cambrian」の製品化に成功し高速充電と長寿命を実現し、同時に量産体制を確立したとのことだ。
丸石サイクルと共同開発した電動アシスト自転車は2019年11月の発売予定。フル充電までの時間は20分、実質寿命は約15年と、従来のリチウムイオン電池と比較して、充電時間の高速化と高寿命を実現している。リチウムイオン電池と違いレアメタルも一切使用していない。
充電時間の高速化により、電動アシスト自転車のシェアリングサービス事業者の1台当たりの稼働率が大幅に改善し、事業全体の利益率向上で利益創出を促すことが期待できる。今後の課題は、リチウムイオン電池より1割多い重量と体積を小さくすることが目標のようだ。
「Laboratory6(ラボラトリー6)」の販売価格は15万円(税別)前後、初年度販売目標は3,000台を予定している。
PJP Eye:http://www.pjpeye.tokyo/Home_jp
丸石サイクル:http://www.maruishi-cycle.com/
ワクワクさせるE-カーゴトライク「STROKE CARGO TRIKE T4」がバイシクルシティエキスポ2019で公開
エンビジョン株式会社が開発している電動アシストカーゴバイク(E-カーゴバイク)「STROKE CARGO TRIKE T4」がバイシクルシティエキスポ2019で公開された。STROKE CARGO TRIKEは、2018年にT3.Xシリーズという既存の自転車を改造した物だったが、写真のT4は一から製作したプロトタイプとなる。
電動アシスト自転車やE-Bikeを見る上で注目されるのがドライブユニット。STROKE CARGO TRIKE T4に搭載されているドライブユニットは某国産ブランドのドライブユニット。日本国内ではミッドドライブユニットでは採用例が無いベルトドライブを採用している。このドライブユニットは日本では発売されていないが、国内仕様のセッティングにしてもパワフルに走れるようだ。(記事公開時点では市販モデルに搭載するかは未定)
前2輪のステアリング機構は、かつて試乗したT3.5に改良が加えられており、調整が必要な現時点でも安定して走行できるようだ。また、この部分は工具を使えば簡単に外せる機構を採用した。これによりステアリング機構を外せば、ホンダ・N-BOX等の軽スーパーハイトワゴンに載せることができるとのこと。
多目的キャリアを搭載することによりワクワクさせるE-カーゴバイクになった
かつて、筆者はSTROKE CARGO TRIKE T3.5に試乗したことがある。この時、問題視していたのが「面白い自転車だが、ライフスタイルを描けないので、特殊な自転車で終わってしまう。」と危惧していた事。今回公開されたSTROKE CARGO TRIKE T4では、その問題を解決する機能が搭載されていた。
パニアバッグを付けたキャリアは開くとテーブルになったり。
天板を取ると長尺モノを縦に載せる事も可能なマルチキャリアなんです。 pic.twitter.com/iomEVGgG4W
— STROKE@カーゴバイク製作中 (@STROKE_cargo) 2019年5月23日
それは、荷台に装着されたマルチキャリア。上段と下段に分けられており、上段は開けるとテーブルになり、閉めた状態でもサイドバッグも搭載できる荷台を採用している。下段には予備バッテリーと充電器を箱に入れ、上段にはテントや寝袋を積んで旅をするのも面白いだろう。仮に道中で飽きたとしても、自転車は家財宅急便で送れるため、クルマやオートバイよりも気軽に送れる。
STROKE CARGO TRIKE T4は、様々な可能性があるE-カーゴトライクとなった。今後は某企業とのコラボレーションを行ったテストや、試乗会も行うとのことだ。
https://stroke-design.com/