デイリーアーカイブ Nov 2, 2024
オンロードを軽快に楽しめるスピードクロスバイクとは? 注目モデルも紹介
多種多様なクロスバイクの中でも舗装路を高速走行がメインのスピードクロス。通常のクロスバイクよりも舗装路を快適でスポーティに走行でき。ロードバイクよりも前傾姿勢が緩い車体設計に、一般的なロードバイクよりも太い28ミリタイヤを装着しているのが特徴だ。
舗装路を軽快に走行できる自転車と言えばロードバイクを思い浮かべるだろう。ロードバイクとスピードクロスバイクの違いは、スピードクロスバイクは安定性を重視していることだろう。ロードバイクよりも長いホイールベースは、直進安定性が高くて低速域も安定して走行できる。ハンドル位置もロードバイクよりも高く、荷台や泥除けの装着が可能だ。スピードを追求するスポーツライドよりも、街乗りやサイクリングで軽快に走りたい人に向いている。
TREK FXやブリヂストンサイクル CYLVA Fシリーズ等一般的なクロスバイクとの違いは、ロードバイクに近いほどタイヤが細く、車体が軽いため舗装路で軽快な走りを楽しめる。
4万円台で購入できるのが売り「サイクルベースあさひ プレシジョンスポーツ」
4万円台で購入できるクロスバイクとして有名なのが、サイクルベースあさひのプレシジョンスポーツ。2019年秋にモデルチェンジを実施し、スポーク数の少ないフロントホイールにタイヤなど軽量パーツを採用し、車体重量11.4kg(※フレームサイズ470mm。サイドスタンド約0.4kgを含めている)と、従来モデルより約1.0kgの軽量化を実現。車体サイズ(服のサイズに相当)も、3種類4万円台で購入できる貴重なスピードクロスバイクの1つだ。サイドスタンドも標準装備しており、買ったままで街乗りにも対応している。カラーリングはコーラルオレンジ、ライムグリーン、ピーコックブルー、ホワイト、マットブラックの5色。価格は44,800円(税込み)
リンク:www.cb-asahi.co.jp
長年のベストセラースピードクロスバイクGIANT Escape Rシリーズ
2000年代に登場し、ベストセラークロスバイクとして注目されたEscape Rシリーズ。現在は、主力車種をEscape RXシリーズに移行しつつ、手頃な価格で購入できるクロスバイクとして、今でも販売されている。2020年モデルは、ディスクブレーキを装着したEscape R Discや、ドロップハンドルを装着したEscape R Dropが登場した。
Escape R3は、かつての定番クロスバイクEscape Rシリーズを受けつぐスピードクロスバイク。軽量で低コストで運用可能なVブレーキを搭載している。カラーリングはマットエメラルド、ブルートーン、レッド、ホワイト、ブラックトーンの5色。価格は52,000円(税抜)。
Escape R Discは、Escape R3にシマノ製油圧ディスクブレーキを搭載したモデル。Vブレーキよりもタッチが軽く、雨など悪天候の場面でも安定した制動力が保てるのが特徴。カラーリングはマットイエロー、シルバー、ブラックトーンの3色。価格は62,000円。
リンク:giant.co.jp
GIANTらしさをつけて独自の位置に「GIANT Escape RXシリーズ」
GIANT Escape Rシリーズの実質的な後継車が「Escape RX」シリーズ。フレームデザインはEscape Rシリーズよりもシャープで、よりロードバイクを意識した設計を採用した。シートピラーは、路面からの衝撃を逃がすD型断面形状「D-Fuse」シートポスト。価格は65,000円(Escape RX3)から110,000円(Escape RX1)まで。油圧ディスクブレーキを搭載したEscape RX Discも用意している。
リンク:giant.co.jp
購入しやすいスピードクロスバイク「NESTO VACANZEシリーズ」
4万円台で購入できる貴重なスピードクロスバイクのもう1台がNESTO VACANZEシリーズ。NESTOには自転車専門店向けのプレミアムモデルと、量販店向けのスタンダードモデルの2種類があるが、VACANZEはスタンダードモデルに位置する。VACANZE2は、フロントギアを1枚にした街乗り向けモデルで価格は39,000円。
VACANZE1は、フロントギアを他のスピードクロスバイクと同じく3枚用意し、サイクリングから長い坂道まで対応したモデル。タイヤはスピードクロスバイクの中では、やや太めの32ミリ。また、タイヤのグレードをこの価格帯では使われていない「MAXXIS デトネイター」という1本4,000円以上するタイヤを採用。リアスプロケットは7段と少ないが、ライト、スタンド付きで46,000円とお買い得なクロスバイクだ。
NESTOのクロスバイク「Vacanze1」と「LIMIT2」は何が違うのか? https://t.co/Njb7PPL7ZE #自転車 @CycloriderJapanさんから
— CycloRider (@CycloriderJapan) January 16, 2020
リンク:nestobikes.com
コストパフォーマンスが高いスピードクロスバイク「NESTO LIMITシリーズ」
NESTO LIMITシリーズは自転車専門店向け「プレミアムモデル」の中のスピードクロスバイク。その中でもLIMIT2はフレームサイズ480mmで10㎏を下回るクラス最軽量モデル。フレームはVACANZE2と同じだが、リアスプロケットの段数を8段にしたり、シマノ製Vブレーキを装備するなどアップグレードし、VACANZE2と同じく、この価格帯では使われていない「MAXXIS デトネイター」というタイヤを採用。タイヤ幅は28ミリと舗装路での爽快感を重視している。ライト、スタンドも標準装備して50,000円(税抜)はお買い得だ。
NESTOのスピードクロス LIMITシリーズを解説 ライバル車との違いも紹介 https://t.co/QROpy2zyPT #自転車 @CycloriderJapanさんから
— CycloRider (@CycloriderJapan) January...
サンワサプライから横置き式輪行袋が登場
サンワサプライから、輪行袋「800-BYBAG003」が登場した。
この輪行袋は、自転車を下向きにして横向きに輪行できる横置き型の輪行袋。底面には当て布が2ヶ所あり、片方にはサドル位置が分かるよう印字されている。自転車の前後輪を外して収納するタイプで、エンド金具は不要。また、輪行バックの内側ポケットには自転車の両輪を片輪ずつ簡単に収納でき、前後のホイールを縛る手間が無い仕様となっている。外した両輪は他のパーツと分けて収納する方法だ。
肩掛け紐の根元部分にはセキュリティワイヤーを通すことができ、盗難防止対策も可能。輪行時以外は小さく折りたたみ、付属の袋に収納すれば、ベルトでサドル下に取り付けできる。サイズは、W1100×D2×H800mm(本体のみ)で、重量は約460g(本体のみ)。直販サイト「サンワダイレクト」で販売を実施する。
高校生の通学に最適な電動アシスト自転車「ヤマハ PAS RIN」登場
ヤマハ発動機は、シティタイプの電動アシスト自転車のニューモデル「PAS RIN(パス リン)」を2月14日に発売すると発表した。
「PAS RIN」は、アクティブな高校生の通学シーンをイメージした電動アシスト自転車。基本デザインは、スポーティでユニセックスなデザイン・カラーを取り入れたストレート基調のフレームを採用した。また、長距離通学でも楽に乗れることを意識した乗車ポジションや、デザイン性と使いやすさを両立させている。部品も標準的な通学バッグが横向きにそのまま収まる大型ワイヤーバスケットや、乗り心地とデザインにこだわった大型テリーサドルなど、通学に便利な機能も標準装備した。
バッテリーは、15.4Ahリチウムイオンバッテリーを搭載。アシストモード「オートエコモードプラス」選択時には最大94kmのアシスト走行が可能。スピーディーな充電が可能な付属の充電器で、約4時間で充電できる。また、前日の充電忘れや急な外出時の補充電にも対応している。
カラーリングはソリッドグレー2、パウダーブルー(ツヤ消しカラー)、マットオリーブ(ツヤ消しカラー)の3色。価格は119,000円(税抜)。
スペックは以下の通り
フレーム:アルミ
重量:27.7kg
ギア(後):内装3段変速
タイヤ:26×1.90HE
ドライブユニット:ヤマハ
アシスト方式:ミッドドライブ
バッテリー:25.5V 15.4Ah
充電時間:約4時間
アシストモード:3段階(オートエコモードプラス/標準/強)
航続距離:(94km/68km/59km)
その他追記:3年間盗難補償あり。リヤチャイルドシートのみ取付可能。
リンク:ヤマハ発動機 PAS RIN