デイリーアーカイブ Jan 17, 2025

シマノ デュラエース等のロードバイク用クランク無償点検プログラムを発表 無償交換も実施

シマノは2023年9月21日、ロードバイク用クランクの無償点検プログラムを発表しました。   このプログラムは、2019年6月30日以前に製造されたロードバイク用リア11段変速対応ホローテックII(中空)クランクの対象製品の一部において接着された箇所が剥がれ、隙間や段差が発生する可能性があり、実施される物となる。 今回のプログラムでは使用されている対象製品を無償にて点検を実施し、点検の結果、交換が必要と判断された場合は、無償交換を行う。交換の必要性が確認されなければ、そのまま使用できる。 対象モデルはULTEGRA FC-6800, FC-R8000, DURA-ACE FC-9000, FC-R9100, FC-R9100-P。モデルナンバーは、クランクアーム内側に印字されている。 対象範囲は各モデル、2019年6月30日までの間に製造され、製造刻印(2桁のアルファベット)がKF, KG, KH, KI, KJ, KK, KL, LA, LB, LC, LD, LE, LF, LG, LH, LI, LJ, LK, LL, MA, MB, MC, MD, ME, MF, MG, MH, MI, MJ, MK, ML, NA, NB, NC, ND, NE, NF, NG, NH, NI, NJ, NK, NL,...

日本のEバイク製造工場「JOeBテック」 スウェーデン「Kuiperbelt」中国「EKADA」戦略的パートナーシップ正式合意 

日本のEバイク製造工場「JOeBテック」は9月21日、スウェーデン「Kuiperbelt」中国「EKADA」と戦略的パートナーシップを正式合意したと発表しました。 Kuiperbeltはスウェーデンの新興Eバイクブランド。2023年5月に開催されたユーロバイクに初出展し、デザイン性の高さが評価され、ドイツ、オランダ、フランス、アメリカなど世界各国から引き合いを受けているとのこと。流行のオートバイ風Eバイクだが、ライバル車は丸パイプの溶接の組み合わせなのに対して、Kuiperbeltはシンプルでスマートな車体デザインを採用することで他社に大きな差をつけている。 EKADAは中国のEバイク工場で、胡CEOは日本向け自転車工場の開発責任者を長年つとめ、その後、中国電動スクーターの最大手メーカーにて新規事業部(リチウム電池搭載ebikeの開発)の責任者も歴任したとのことです。 今回のパートナシップの第一弾プロジェクトとして、Kuiperbelt社のEU向けEバイクをJOeBテックより出荷することとなったとのことです。同社は2023年9月13、14日に、JOeBテック沖縄工場にてサンプル車両を用いた組立検討を実施したと述べています。 関連リンク ホーム - JOeB

BYDから日本向けコンパクトEV「DOLPHIN」発売 363万円から

BYD Auto Japan株式会社は、2023年9月20日(水)に、新型コンパクトEV「BYD DOLPHIN」の販売を開始いたしました。本車の希望小売価格は363万円から407万円となっています。この新車は、BYD Auto Japanの日本市場向けモデルとして第2弾の製品となるもので、全国のBYD正規ディーラーでの取り扱いが始まりました。 電動車の普及が急増している現在、日本政府は2035年までに国内の新車販売での電動車の比率を100%とする方針を持っています。経済産業省もEV充電器の設置目標を倍増させ、30万口の設置を目指しています。東京都も都内の集合住宅において、2030年までに6万器のEV充電器の設置を進める方針を打ち出しています。 このモデルは、BYDの「海洋シリーズ」の第一弾として登場し、デザインフィロソフィーとして、海洋生物の自由さや美しさにインスパイアされたものとなっています。 そのエクステリアデザインは、まるでイルカのような丸みを帯びたボディラインが特徴的で、人々に親しみやすさを感じさせるものとなっています。さらに、イルカが海面から飛び出す際の力強い躍動感を象徴するような2本の大胆なウエストラインが、その外観を一段と際立たせています。 https://youtu.be/imEPFRthMNI?si=31ut767MXIFzErpJ 車内では、滑らかで広がりのある曲線を基調としたインテリアが展開され、モダンかつダイナミックな雰囲気を醸し出しています。特に、ダッシュボードには穏やかな波の起伏を思わせるデザインが施され、さらにイルカのフィンを思わせるドアノブなど、遊び心あるディテールが車内の随所に散りばめられており、ドライバーだけでなく乗り手全員に心地よい空間を提供しています。 車体サイズは全長4,290mm×全幅1,770mm×全高1,550mm、ホイールベース2,700mm。他市場は全高1,570mmなのに対して日本市場向けに全高を1,550mmに調整し、一般的な機械式駐車場に設けられているサイズ制限をクリアするなど、日本市場向けの調整を行っています。 また、バッテリー容量44.9kWhで一充電あたりの航続距離が400kmの「BYD DOLPHIN」と、バッテリー容量58.56kWhで一充電あたりの航続距離が476kmの「BYD DOLPHIN Long Range」の2つのグレードをラインナップしており、街乗りから長距離まで対応。 さらに、災害時の非常用電源としても利用可能な機能を持ち、先進運転支援システムやブラインドスポットインフォメーション、自動緊急ブレーキシステムなどの高度な安全機能も標準装備しています。 関連リンク BYD DOLPHIN | BYD Auto Japan株式会社