デイリーアーカイブ Nov 1, 2024

ハリークインにブロンプトン風14インチモデルが登場するか?【サイクルモード2019】

サイクルモード2019の「Gic」ブースでは、軽量折りたたみ自転車のルノー・ライトシリーズや、電動アシスト自転車「TRANS MOBILLY」シリーズに混じって、1台の折りたたみ自転車が置いてあった。 それは「Harry Quinn」ブランドの14インチ折りたたみ自転車。Harry Quinnはブロンプトン風の電動アシスト折りたたみ自転車などで有名だ。 今回、置いてあったのはブロンプトン風の14インチ折りたたみ自転車。独特の折りたたみ機構により、16インチでも小さく折りたためる折りたたみ自転車が、14インチを採用することで、さらにコンパクトになった。また、リアキャリアにローラーが装備されているため、転がして移動もできる。 展開した状態では、一般的な14インチ横折れ式折りたたみ自転車(BYA412)よりもトップチューブが長い。そのため身長が高い人でも、安心して走行できるだろう。現時点では、この14インチモデルは参考出展。実際に販売するか不明だ。 他の折りたたみ自転車の記事を見る

前モデルより1.0kg軽量化したクロスバイク「プレシジョン スポーツ」が登場

サイクルベースあさひのロードバイク/クロスバイクで有名な「プレシジョン」シリーズから、新型プレシジョンスポーツが登場した。2019年10月下旬より全国のサイクルベースあさひ各店ならびにあさひ公式オンラインショップにて販売を行う。 今回のプレジションスポーツの特徴は重量。スポーク数の少ないフロントホイールにタイヤなど軽量パーツを採用し、車体重量11.4kg(※フレームサイズ470mm。サイドスタンド約0.4kgを含めている)と、従来モデルより約1.0kgの軽量化を実現した。 またホイールの装着は、従来のクイックリリース式からスキュワーナット式を採用している。クイックリリースレバーは工具無しで脱着できる一方、レバーの固定力不足やいたずら対策が必要なこともある。そのため、一部の自転車ブランドは、六角レンチで脱着を行うスキュワーナットを採用しつつある。スペック表は以下の通り。       カラーリングはライムグリーン、ピーコックブルー、ホワイト、マットブラック、コーラルオレンジの5色。ただしコーラルオレンジは510mmサイズの設定が無い。販売価格は44,980円(税込)。 www.cb-asahi.co.jp

注目のグラベルロードの1つ NESTO GAVELをチェック

マルキン自転車で有名なホダカ株式会社のスポーツ自転車ブランドの1つが「NESTO」だ。2020年モデルから、マウンテンバイクの拡充やグラベルロードをラインナップを増やすなど、グラベルを重視したラインナップとなった。2020年モデルの中でも注目のモデルがグラベルロードの「GAVEL」シリーズだ。Shimano SoraコンポーネントにTEKTRO 機械式ディスクブレーキを採用した「GAVEL」と、Shimano Acera MシリーズコンポーネントにShimano MT400油圧ディスクブレーキを採用した「GAVEL FLAT」の2種類を用意。今回はドロップバージョンのNESTO GAVELをチェックした。 グラベルロードバイクには、アップライトな姿勢で長距離サイクリングを行うツーリングタイプや、マウンテンバイクにドロップハンドルを装着したオフロード中心のモデルなど、様々なタイプがある。GAVELは前傾姿勢で舗装路・グラベルを両立する一般的なスポーツタイプだ。ボトルケージ台座は、フロントフォーク左右、トップチューブ、ダウンチューブ×2、シートチューブと沢山用意している。 シートステーとチェーンステーを縦方向にしならせる振動吸収機構FLEXOR(フレクサー)を搭載していることをアピールしているが、実はプレスフィットボトムブラケットも搭載している。従来のねじ切り式のボトムブラケットよりも高い剛性が出るのが特徴で105,000円(税抜き)のグラベルロードバイクに採用されるのは珍しい。 ブレーキは、TEKTRO MD-C510。ワイヤー引きの片押しタイプの機械式ディスクブレーキ。ハンドルバーはハの字タイプのフレアドロップハンドルを装備。ハンドル幅が一般的なロードバイクよりも広いため、グラベルでも抑えが利き、舗装路でも低速走行は安定して走れる。 GAVELを購入するときの注意点は、フレームは650B×47c”ロードプラス”規格に非対応だと言うことだ。伺った所、ロードプラス規格を採用しなかった理由は、「コスト」「実際にロードプラスタイヤを履いて楽しむ人が少ない」「マウンテンバイク風味の直進安定性の増加を嫌い、自然なハンドリングを重視した」とのこと。FELT VR、GT 初代GRADE等ロードプラス規格非対応のグラベルロードバイクに乗ったことがあるが、これらグラベルロードバイクは自然なハンドリングだったので、理論的には合っている。今回、試乗したGAVELはフレームサイズが一回り小さいため、評価しない。 GAVELがFELT VRやGT 初代GRADEと違うのは、対応タイヤサイズだ。一般的にロードプラス規格非対応モデルでは700×35cまでのクリアランスしか無いのが多いが、GAVELは700×40Cまで対応している。40cまで対応できれば、ジープロード程度のグラベルライドや荷物を積んだサイクリングまで幅広い楽しみ方ができるだろう。 nestobikes.com 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/32312