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NESTOが北海道から世界を目指すMTBライダー「黒瀬文也」選手とサポート契約締結

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メルチャリが「Charichari (チャリチャリ)」にサービス名を変更 4月1日から

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古道に新たな息吹 ヤマハ発動機と山守人が挑む“Trail Rebirth Project”始動

山梨県市川三郷町で4月26日(土)、ヤマハ発動機と地域団体「山守人」が手を携え、忘れられつつあった古道を再生する壮大なプロジェクト「Trail Rebirth Project」が幕を開ける。過去と未来、人と自然を結び付けるこの取り組みは、地方創生への一歩として大きな注目を集めている。 プロジェクトは今後10年にわたり、山々の中に眠る古の山道を整備しながら、多くの人々が楽しめる場へとつくり上げることを目指す。会場となるのは「市川公園MTBフィールド」。富士山信仰にまつわる富士講の登山道や炭や氷をそりで運んだ生活道など、さまざまな歴史が詰まった山道を復活させることで、地域への愛着と新たな価値創出を促す狙いだ。 初回イベントでは、整備した古道をマウンテンバイクやハイキング、トレイルランニングなどで実際に走り、歩き、その魅力を体感するプログラムが用意されている。午前8時半から受付を開始し、スキル講習やウォーミングアップを経て、午前10時から現地で作業をスタート。昼食後は再び古道整備に取り組み、午後には生まれ変わった山道を思い思いに楽しむスケジュールとなっている。 参加費は無料(ランチ代1,000円のみ別途要)で、レンタルのMTBやヘルメットの貸し出しもあり、初心者でも気軽に挑戦できる。事前に保険の加入や、未成年の場合は保護者の署名が必要などの条件はあるが、安全管理に配慮したうえで参加者を受け入れる予定だ。 今回のプロジェクトを主導する山守人は、市川公園MTBフィールドの管理運営をはじめ、山梨県内でMTBツアーやイベント事業などを手がける。ヤマハ発動機も電動アシストマウンテンバイク「YPJ-MT Pro」を通じたアウトドア推進で参加し、自然とスポーツを掛け合わせる新たな地域振興を目指す。 豊かな自然や歴史、文化を有する市川三郷町は、温泉や果物、地酒など魅力あふれる土地柄。今回の古道再生をきっかけに、町の新しい姿がどのように生まれていくのか、多くの関心が寄せられている。 「Trail Rebirth Project」は、単なる道の復元ではなく、人々の思い出と物語を再び光の下へ呼び覚まし、新たな世代へつなぐ試みでもある。当日は、参加者たちが力を合わせ古道をよみがえらせる瞬間を目にしながら、歴史と未来を結ぶ大いなる一歩を実感することになりそうだ。 YAMANASHI MTB 山守人