パナレーサー初の16インチ(349)タイヤ「AGILEST」が登場 小径車にロードテクノロジーを応用

国内タイヤメーカー・パナレーサー(本社:大阪府)が、ロードタイヤで培った技術を小径車用に再設計し、同社初の16インチ(ETRTO規格:349)タイヤ「Panaracer AGILEST」を2025年2月10日(月)より発売すると発表した。兵庫県丹波市の本社工場で一本一本手作業で生産される“MADE IN JAPAN”の新製品は、ブロンプトンなど16インチ小径車ユーザーにとって画期的な選択肢となりそうだ。

今回発売される16×1.35(35-349)サイズの「AGILEST」は、従来のロードバイク用タイヤを単にスケールダウンするのではなく、小径車に求められる“軽快な走り”や“乗り心地”を徹底的に研究し、再設計を施したという。パナレーサーでは「普段の街乗りや週末のライドで、より上質な走行感を楽しんでほしい」としている。

本製品はチューブドタイプ(TUBED)でフォールディングビードを採用。さらに以下の3つのテクノロジーを織り込むことで、高性能化を図った。

  1. PR(パンクチャーレジスタント)シールド
    • 耐貫通パンク強度を高めるナイロンタフタを配したシールド構造。
  2. AX-α(アドバンスドエクストラアルファ)コード
    • 直径0.14mmの極細コードを高密度に織り込むことで、軽量化と柔軟性を両立。転がり抵抗をさらに軽減する。
  3. ZSG(ゼロスリップグリップ)アジャイルコンパウンド
    • ロードバイク用「AGILEST」シリーズのために開発された新素材。転がり抵抗が少なく、優れたグリップ力を発揮する。

これらの技術の組み合わせにより、1本あたりわずか225gの軽量化と快適な乗り心地、そしてグリップ力のバランスを実現した。

カラーと仕様・価格

  • サイズ:16×1.35 (35-349)
  • タイプ:チューブド(TUBED)
  • ビード:フォールディング
  • 重量:225g
  • カラー展開
    • F16135-AG-B(トレッド黒×サイド黒)
    • F16135-AG-AX(トレッド黒×サイドアンバー)
  • 税込参考価格:6,380円

Panaracer Agilest 16

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