航続距離1000キロの電動アシストクロスバイク「Evol GNU(ヌー)」

アサヒサイクルから、航続距離1000キロの電動アシストクロスバイク「Evol GNU(ヌー)」が販売されている。

GNUの特徴と言えば、太陽誘電の改正充電システム「FEREMO」を搭載している事。これにより、1充電あたりの航続距離は最大で1000キロを達成したと謳っている。従来の電動アシスト自転車で問題視されていたバッテリー残量への不安を大きく軽減し、定期的なコンセント充電の回数も少なく抑えられるため、街乗りだけでなく災害時の備えやロングツーリングでも安心して走り続けることができる。まるで長距離移動を得意とする動物「ヌー」のように、未知の遠方まで踏み出せる新しい選択肢として誕生したのが、この「evol GNU」である。

車体は軽量なアルミ製フレーム(480mm)に、ストレート形状のスチールフォークを組み合わせている。変速系はSHIMANOのCUSE U4000シリーズを採用し、シフターやリアディレーラが同シリーズで統一されており、さらに制動系にはSHIMANOのVブレーキ「BR-T4000」を採用。タイヤはCHAOYANG製H-5129 VICTORY(650×42B)を装着することで、街乗りから砂利道まで対応。さらにハンドルは様々なアクセサリーを多数取付け可能なアルミ製ループハンドルを採用。このような

バッテリーは36.3V/8.5Ah(309Wh)で、約3.5時間の充電時間で満充電が可能。モーターは直流マグネットブラシレスDCモーターを採用し、定格出力は250W。アシスト速度の範囲は24km/h未満までで、公道走行に適合している。最長距離を重視する1モードでは一充電あたり約1000km、2モードでは約200km、3モードでは約100kmと、使用条件や走行スタイルに合わせて走行距離を選択できる。

一般的な電動アシスト自転車ではみたことが無い、最大航続距離1000キロを達成したのは、下り坂のエネルギーを回収してバッテリーに蓄え、登りでそのパワーを活かすという太陽誘電の回生充電システム「FEREMO」を採用したためだ。これにより、バッテリー残量が尽きる心配を大幅に低減し、かつてはあきらめていた遠方への旅を可能にする。街乗りはもちろん、緊急時の移動手段や長期ツーリングでも力を発揮する「evol GNU」は、新たな可能性を切り開く次世代の電動アシスト自転車として注目を集めている。

evol GNUの価格は239,800円(税込)。

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