ハセガワモビリティ株式会社(大阪市西区、代表取締役社長:長谷川泰正)は、YADEAブランド初となる電動サイクル型特定原付「TRP-01T」を、2024年12月23日(月)に発売することを発表しました。この「TRP-01T」は、2024年-2025年冬シーズンに向けた3機種の新ラインアップの第一弾として登場します。
「特定原付」とは、2023年7月の道路交通法改正によって新設された車両区分です。この区分は、16歳以上であれば免許不要で運転可能である一方で、ナンバープレートの装着や自賠責保険への加入が義務付けられるなど、安全運転に向けたルールが整備されています。今回発表された「TRP-01T」は、同社が展開してきた電動キックボード型モデルに続く新たなカテゴリとして開発されました。
「TRP-01T」は、クラシックなデザインと特定原付ならではの性能を兼ね備えたモデルです。YADEAの人気電動アシスト自転車「TRP-01」をベースに、安定性の高い極太ファットタイヤやデュアルサスペンションフレームを採用し、快適な走行性能を実現しています。最大航続距離は110kmと長距離移動に対応しており、着脱式リチウムバッテリーにより自宅での充電も可能です。また、安全面では油圧式ディスクブレーキやIPX5の防水性能が備えられており、雨天時でも安心して利用できます。
価格は税込330,000円で、車道走行のみの対応。表参道ショールーム、自転車専門店、ECサイトを通じて販売されます。同時に、特定原付の利用者がルールを正しく理解できるよう、教育動画やテストの提供といった取り組みも行われる予定です。