電動モビリティ事業を展開するJOeBグループは2024年9月18日、新会社「JTECH」を設立し、電動アシスト自転車や電動バイクの販売および関連サービスを本格的に開始したと発表しました。この新会社は、グループのOEM事業に続く次の段階として、環境意識の高い消費者層に向け、製品販売からアフターサービスまで一貫した支援体制を整えています。
JTECHは、地球温暖化や大気汚染といったグローバルな課題の解決に寄与することを目指し、環境負荷が少ない移動手段の普及を通じて、持続可能な社会の実現に貢献する方針を掲げています。同社の特徴の一つは、スマートロックシステムの開発と運用にあり、このシステムを通じて、ユーザー、車両、管理者をデジタル技術で結び、利用効率や環境貢献度の向上を図ることにあります。
JTECHのスマートロックシステムは、スマートフォンアプリを活用して車両の遠隔操作や走行データの把握を可能にするもので、個人やシェアリングサービスの利用者に向けて多機能なサービスを提供します。利用者はアプリを通じて、自らの走行距離や時間、さらにはCO2削減量を視覚的に確認できるため、日々の移動が環境保護にどのように貢献しているかを実感することができます。一方、管理者向けには車両の位置情報管理機能やCO2削減量のポイント蓄積機能が備えられており、個人利用から団体利用まで幅広いニーズに対応できる仕組みとなっています。
「Smart life for everyone -誰にとってもスマートな生活-」というスローガンのもと、JTECHは電動モビリティを通じて、人々が環境に配慮しながら快適に移動できる社会の実現を目指します。同社は、電動モビリティの提供が移動の利便性だけでなく、地球環境を守るための重要な一歩になると強調しています。また、地域社会との共生を視野に入れ、すべての人々がより良い未来を享受できる製品とサービスの開発に努めるとしています。