ダートフリーク初の電動原付バイク『GE-N3』がグッドデザイン賞受賞 オフロード性能とやさしいデザインが融合

オフロードバイクパーツメーカーとして知られるダートフリーク株式会社は、初の電動原付バイク「GE-N3(通称ゲンさん)」で2024年度グッドデザイン賞を受賞した。GE-N3は同社が手がける新しい電動オフロード原付バイクで、来年3月の発売を予定している。この「GE-N3」は、軽量でコンパクトな設計と、バイクの持つやさしいデザインが特徴だ。

GE-N3は一種原動機付自転車に区分されるため、原付一種以上の免許が必要となる。フレームはアルミ製で、無塗装とすることで金属の素材感を引き出し、シンプルかつ垂直水平基調のスタイリングを実現。車体重量は58kgと、同クラスのエンジンバイクの約60%の軽量化に成功し、小柄な方でも安心して利用できるシート高(790mm)に抑えている。また、バッテリーには72V・24Ahのリチウムバッテリーを搭載し、家庭用の100V電源で3〜4時間の充電で約60〜70kmの走行が可能だ。ライダーの体重や路面状況によっては最大100kmまで走行可能で、日常使いや週末の郊外でのライディングにも十分対応できる。

スロットルレスポンスは2つのモードから選べ、モード1では穏やかなレスポンスで初心者でも扱いやすく、モード2はオフロード走行に適した俊敏な反応を楽しめる。また、ハンドル位置やフットペグ配置、アンダーガードといったオフロード向けの装備も標準搭載され、サスペンションとブレーキもMTB規格に準じた高性能なパーツが採用されている。

ダートフリークは、GE-N3のデザインについて「穏やかで平和な見た目と、本格的なオフロード仕様の性能が融合したモビリティ」として、日常的なシティコミューターにもオフロードライディングにも適した一台としている。GE-N3は396,000円(税込)の価格で、2色展開(ブルーグレーとアンティークグリーン)となる予定。

DIRTFREAK

関連記事

編集

Eバイクや電動アシスト自転車、自動車、アクティビティなどを紹介しているWebメディア。「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自動車がよくわかる本」が好評発売中。

当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。

spot_img
spot_imgspot_imgspot_img