2024年9月18日から19日まで有明GYM-EXで開催された自転車販売店向けの完成車・パーツ展示会「ジャパンバイクショー」。太陽誘電は回生充電システム「FEREMO」の新商品が展示されていた。
回生電動アシストシステム「FEREMO(フェリモ)」は、ブレーキやペダルを停止させた際に前輪のモーターで発電し、運動エネルギーを回収・再利用する仕組みを採用している事。
FEREMOは「Future Energy Recycling system for Mobility」の略称で、持続可能なエネルギー利用を目指したシステム。発電によるエネルギー回収は、坂道や下り坂でのエンジンブレーキ効果も兼ねている。回生充電機構を採用することで300Whバッテリーで最大航続距離1,000キロを達成したと謳っている。
そんなFEREMOだが、新型バッテリーが展示されていた。このバッテリーの一番の特徴は充電をUSB タイプCを採用している事だろう。今までの電動アシスト自転車用バッテリーは専用の充電器を使う必要があるという欠点があったが、FEREMOの新型バッテリーの登場で欠点が解消されそうだ。
バッテリー容量は従来型の半分を予定しているので、予想容量は150Whクラスで予想最大航続距離は500キロ。バッテリー台座は従来の300Whと互換性がある。
他にも、従来型バッテリーに装着するUSB出力アダプターも用意。このUSB出力アダプターは、従来の300Whクラスバッテリーに対応している。